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ごちゃごちゃ  作者: 池田 ヒロ
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子どものご飯の食べ方。2

 子どもってご飯をきちんと食べきれないですよね。だからこそ、大人が躾をするのです。それに気付いた私はテーブルマナーを教えてくれた親に感謝!

 ハトに餌をあげるんじゃないんだから。自分で言っておいて、笑いが止まらなかった。


 子どもは何にでも興味を示す。それは食事中だろうが、何だろうが。


 しかしながら、これは子どもにとって『発見』というものではないだろうか。何を発見しているのかは知らないが。それでも、行儀が悪いのだが。


 それでいて、キョロキョロとあちらこちらに顔を、体を向ける子ども。前を向いて食べなさいと注意しても無駄なのは十分理解している。何故ならば、ある意味で前の方に体を向けるからだ。


「前を向いて食べなさい」


「まえむいてるよ」


「いいから、前を向いて!」


 この言葉はある種で禁句と言えよう。それだからこそ、こういう子どもに対して注意の言葉を与えるならば――。


「食器の方を向いて食べなさい」


 子どもは屁理屈である。それが故の苦肉の策。


 私は完全に決まった、と自分で納得していたのだが――。


 今日のご飯にはパンがあった。そして、その子どもはきちんと座って食べようとしない。


「たべおわったー」


 服、膝の上、テーブル、椅子周りの下にはボロボロとこぼれたパンくずの数々。


「あのさ、ハトに餌をあげるんじゃないんだから」


 食後の注意。自分で言っておきながら、一人笑うという躾にならないたとえを言ってしまった己を呪いたい。


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