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ごちゃごちゃ  作者: 池田 ヒロ
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子どものご飯の食べ方。

 子どもってご飯をきちんと食べきれないですよね。だからこそ、大人が躾をするのです。それに気付いた私はテーブルマナーを教えてくれた親に感謝!

 エア納豆だろ。その言葉に私は大笑いをするしかなかった。


 子どもが食べるご飯。お茶碗にこびりついた米粒。その子どもは米粒を取るために、頑張っていた。だが、その努力も虚しく、カピカピになったそれを見て何を思ったのだろうか。削る気なのか、箸をガンガンと音を立てるようにして取ろうと試み出したのだ。


 それで取れるはずもない。だって、箸の先が米粒に当たってすらもいないんだもの。お茶碗の底でガツガツしているだけだもの。


 取れてない、取れてない。この時点で私は肩で笑う。


「とれない」


 文句を言う子ども。当たり前だ。それは周りの者たちも思っているようである。


 その子ども、半分諦めたようにして米粒が付いたお茶碗をかき混ぜ始めた。グルグルグルグルと。


 それで取れるなら、世の中苦労して生きないだろうな。


「とれない」


 当たり前だって。


 この時点で、私は腹が痛くて仕方がない。声に出さないようにして笑いを堪えているから。


 誰かが言った。


「それ、エア納豆だろ」


 私は我慢の限界を超えた。


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