表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RPG風のなにか  作者: チキン南蛮44
もし、より多くの仲間がいれば?
23/27

もし、正義の味方がいれば?

 どうも、続けてセンスです

 花火師さんと喋って技術者さんが仲間に入り

 カイザー君が家出しました


「もうすぐだ、多分」


「信用なりませんね」


「てき!ぶんなぐる!」


「…」


 今は、近くに現れた奴隷を退治するため、イッチさんとハスキーさんと魔法使いさんとともに遠出しています


「…カイザー君のこと、心配ですね…」


「魔法使い、俺だってそうだ」


 結局、カイザー君のことは、隠し通すことは不可能に近いので公表しました

 カイザー君に関しては、不安でいっぱいです


「あれ、てき?」


 ハスキーさんが指さす先には、何者かが居ました


「距離の感覚的に、多分あいつがアサシンが言っていた奴だろう」


「なぐる!!」


「待ってください、何をするか分かりませんし

 防御力が高いという情報もありますので、無暗に攻撃するのは控えてください」


「おう」


「どうすれば、いいんですか?」


「まず、相手の行動を見よう

 どんな行動を取るか分かれば、回避も楽だ」


「…こちらを向きました

 戦闘を開始しましょう」


 ハスキーさんが指さした彼は、こちらに振り向き

 持っていた、恐らくライオットシールドでしょう、それを構えます


「…神を信仰することは、それすなわち正義であります」


 左手にシールド、空いている右手で警棒を持ち、姿勢を低くします


「正義でないなら、叩き潰すあるのみ!!」


 神に対する強い信仰心、これは奴隷の特徴です

 正義へのこだわりは知りませんが、洗脳は解くあるのみです


「今は攻撃するな!回避に専念しろ!」


 イッチさんの命令に、ハスキーさんは、姿勢を変え、奴隷を注視します

 私も、魔法使いさんやハスキーさんにヘイトが向かないよう前に出ます


「ジャスティス!!」


 奴隷は、警棒をイッチさんに振り下ろそうとします

 イッチさんは、横に飛び避けます

 奴隷は、続けてシールドを押し出しイッチさんに攻撃を仕掛けます

 イッチさんは、後ろに飛び避けます


「見たところ、攻撃手段は乏しいと思う

 よし、俺がおとりとなるから、センスは攻撃の指揮を執ってくれ」


「分かりました、ハスキーさんこちらに」


 私は、シールドのない方向にハスキーさんを誘導します


「正義の鉄槌!」「当たるかよ!」


 奴隷は、警棒を振り回し襲い掛かる

 イッチさんは、なんてことないように躱す

 ハスキーさんが私の元に来ました


「ハスキーさん、今です!」


「うおおぉぉぉ!!」


 ハスキーさんは、奴隷の背中目掛けて突進を仕掛ける

 振り上げた拳は、一直線に奴隷に向け振り下ろされると思っていました


「ジャスティス!!」


 急に、奴隷が振り向きハスキーさんに警棒を打ちつけます


「うぐぅ…」


「ハスキー!」


 ハスキーさんは、腹部を押さえ、倒れこむ

 イッチさんは、ハスキーさんの容態を見たいが、奴隷が邪魔をしていて見ることができない


「私が代わります!」


 私は、槍を振り奴隷に攻撃をする

 ヘイトがこちらに向いたようで、奴隷は私に警棒を振ります


「サンキュ、センス」


 イッチさんは、ハスキーさんに回復魔法を使います

 その間、私は奴隷の攻撃を避け続けました


「ハスキーは気絶しているようだ

 今回復させたから死ぬ心配はしなくていい」


「あの…そろそろ僕がやりましょうか…?」


 魔法使いさんが、のそのそと出てくる


「分かりました、ヘイトが急に魔法使いさんに向いたら大変なので

 イッチさんから聞いたシールドを」


 魔法使いさんは、持っている杖を振り

 前方にガラスのような透き通った丸いシールドが張られる


 私は、奴隷の攻撃を回避し、時折槍による攻撃を仕掛けますが

 効果が薄く、まれに攻撃を防がれることがあります


「魔法使い、この戦いは長期戦になる

 爆炎魔法をいきなり使ったりするなよ」


「は、はい…」


 魔法使いさんは、杖を振り氷を発射する

 しかし、奴隷のシールドで防がれる


「隙あり!」


 私は、奴隷の背中を切りつける


「今だ!センス!」


 続けて、私は奴隷に攻撃を仕掛けようとする

 だが、もちろん防がれヘイトは私に向き直す


「ついでに魔法使い!やれ!」


「あ、は、はい!」


 魔法使いさんは、爆炎魔法の詠唱を始める

 周囲の温度が高くなり、魔法使いさんの下にある魔法陣は激しく回る

 火の粉も散り、詠唱も終わりが近づく


「…爆炎魔法エクスプロージョン!!」


 爆発が起こる

 巻き込まれそうな私は、奴隷のシールドに守られ焼かれることはない

 しかし、非常に熱いです



「…倒せたな」「…倒せましたね」


 ハスキーさんと魔法使いさんと、奴隷が倒れています


「アサシンはいるか?」


「…多分いないと思いますよ

 カイザー君のことで忙しいと思います」


 手助けしてくれる人は、誰かいないだろうか?

 なんて、思っていたら不意に、身の危険を感じました


「…人間よ、私が手伝おうか?」


「あ…トロツキーさん」


 また、例の死神が現れました

 彼とは、既に2回会っています

 魔女さんの家を教えてくれた方です


「仲間をコロニーに運ぶのに、人手がなくて困っているのだろう?」


「な、なんで俺たちを手助けしてくれるんだ?」


「ふふ、あの憎き原初の神を倒すのだろう?」


「え?」


 何故か、イッチさんが、よく言っていた目標を言い当てました

 イッチさんが目撃した、光の柱と巨人

 あの巨人の正体が原初の神である可能性が高いと知ってから

 いつか倒してやると、よく言っていました


「私は、まぁ奴と似たようなもんだ

 少々、因縁があってね」


「…協力してくれるなら、いいか?」


「えぇ、ここは甘えましょう」


 トロツキーさんの協力あって、倒れているみんなをコロニーに運ぶことに成功しました



「彼は大丈夫なのでしょうか?」


「いや、そろそろ目覚めるはずだ」


「おきる?」


 奴隷になっていた彼を、コロニーのベッドで寝かせています

 イッチさんが言うには、そろそろ起きるはずだって言っていますが…


「ジャスティス!!

 正義の目覚めであります!!」


 …癖の強い人でした


「あー、うん、名前とか聞きたい」


「私の名前はマサヨシ・オータニ!

 おっと失礼、大谷 政由であります!

 職業は警官!前はアメリカで過ごしていたであります!」


「あめ…あめ…

 あまい、たべたい」


「違います、アメリカです、国の一つですよ」


「くに…?」


 ハスキーさんに、教育を一度するべきでしょう


「私のことは、ジャスティスと呼んでください!」


「えーと、ジャスティスさん、落ち着いて聞いてください」


「私が病人に見えますか!?」


「違う、そうじゃない」


「私が話したいことは、ここのコロニーと、この世界のことです」


 ジャスティスさんにこの世界などの説明をします

 正直、繰り返しでしかないので省略します



「なるほど、悪の神が世界を滅ぼし、世界征服を目論んでいると」


「そうだっけ?俺もうあんまり覚えていなくて」


「まぁ、正直なんでもいいんで、このままでいいでしょう」


「ならばこのジャスティス、世界平和のため限界を超え努力してみせましょう!」


「たのむから死なないでくれよ?」


「ぴーひょろろろがー」


 情報過多でハスキーさんが壊れてしまったようです

 あとでイッチさんに直してもらいましょう


「ちょっとコロニーについては、一度見てもらった方が分かりやすいと思う」


「分かりました、見事な観光をして見せましょう!」


「なんだそれ、そもそも観光って言うほどコロニーに物ないぞ」


イッチさんとジャスティスさんは、どこかへ行きます

さて、私も業務に戻りましょう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ