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RPG風のなにか  作者: チキン南蛮44
もし、より多くの仲間がいれば?
22/27

もし、技術力が高まれば?

 どうも、センスです

 最近、出番が少なく感じていました

 イッチさんが、花火師さんを仲間にしました


「なるほどなぁ、今世界には魔物がうじゃうじゃと…」


「そんな感じです」


 今の世界やコロニーの近況を説明していました


「なんだか、ゲームみたいじゃな

 ワシは好きじゃぞ」


「はぁ」


「思い出すな

 子供のころ、好きなキャラに強化素材をたくさん使って

 そのキャラが裏切ったときは絶望したもんよ」


「…はぁ」


 私はあまり、ゲームをしませんので


「で、そんな時にタイミング良く目覚める異能と

 本当、ゲームみたいだな!」


「……」


「あ、すまんなワシばかりで」


「いえ、別に、これ以上話すことはないので」


「おーいセンス!こっち来てくれ!」


「すいません呼ばれたので、では」


「分かった、またな!」


 花火師さんは手を振り、どこかへ行く



「技術力の問題、ですか」


「そうだ、お前たちも、滅ぶ前は電気を使っていただろう?

 電気とか、そういう物を取り戻したい」


「出来るものなんかそれ」


「うーむ、一応電気の発生は手軽に出来ますけど、皆さんが想像しているレベルまで到達するのは、しばし無理がありますね」


「う、うお、でんき…うまい?」


「まずいぞ」


「誰か、詳しい人でもいないですかね…」


 作戦会議も止まり、各々何かないか考え出す

 我々に電気を扱う技術力は無い

 それをどうするかが議題だ


「ねぇ!聞いて!」


 突然、時万が乱入してくる


「知らない人たちが、ここのコロニーに入りたいみたいだけどどうしたらいい?」


「…ちょっと話を聞いてくる」


「でしたら、私も」


「俺も」


「おれも!」




 作戦会議をしていた場所から数歩歩き、時万の言っていた人物を見つける


「あ、ここのコロニーの人ですか?

 助けてください!様子のおかしい人たちが追いかけてくるんです!」


「奴隷か?なら戦闘の準備をしてくれ」


「遠くに黒い影を数体、こちらに向かって走ってきますね」


 私は、眼鏡のおかげで見れる影の情報を伝える


「遠距離から仕留めてしまおう、魔法使い!花火師!来てくれ!」


「俺とハスキーは何をしたらいい?」


「ショップ屋さんに話でも聞きに行ってくれ」


 別の方向から、足音が聞こえてくる


「あの…呼びました?」


「ワシに用か?」


「あの向こうの影を狙って攻撃してほしい」


「私は?」


「とりあえず倒しきれなかった時の近接要員かつ、倒れた奴隷の運搬で」


「了解」


 イッチさんの作戦を聞いていると、魔法使いたちはすでに攻撃態勢にありました

 魔法使いさんは杖先から火を放ちますが…


「届きません…どうしましょう…」


 途中で火が途切れ、届かない


「ワシに任せい!」


 花火師さんが前に出て、掌を影に向け突き出す

 花火師さんの背後からロケット花火が生み出され、射出されていく

 その花火は、甲高い笛の音がし、遠くの影向けて飛んでいく


「マジで?あの距離まで多分10Kmとかあるぞ?」


「適当な事言わないでください、20mでしょう」


「それもすごい方だけどな」


 ついに花火は影に到達し、炸裂する

 何色ものの光がきれいに映ります


「ワシの花火に不可能はない!!

 九蓮宝燈ちゅうれんぽうとう和了あがることだって出来る!」


「カイザー、あいつは何を言っているんだ?」


「あぁ、麻雀まーじゃん

 俺が学校の授業中にちょっとやってみたことあるぞ

 なんか世界中の遊びを再現したゲームがあったからそれで」


「授業中に何しているんですか

 ていうかなんでここにいるんですか?」


「ショップ屋さんならハスキーに任せた」


「大丈夫なんですかそれ」


「おい、あいつらぶっ倒れたけどいいのか?」


「気絶したか、よし、運ぶぞ!」


 イッチさんは走り出し倒れた奴隷たちへ向かっていく


「…なぁ、本当にあれでいいのか?」


「イッチさんが、奴隷たちは気絶するまでは死なないって言っていました…」


 魔法使いさんが代わりに説明してくれています

 ありがたいですね



「よし、とりあえず治療は完了した

 あとは目覚めるのを待つだけだ」


「あの…助けていただいてありがとうございます」


「あ、いたなお前ら」


「酷くないですか!?」


「えーと、あなたたちが時万さんが言っていた

 生存者ですか?」


「時万さんが誰か知りませんが、生存者です

 私たちは、近くの会社で電気技術者をしていた者です」


「何!?技術者だって!?」


「イッチさん、うるさいですよ」


「すまん、ちょっとテンションが上がってな

 で、本当に技術者なのか?」


「えぇ、本当です、国家資格も持っています」


「なるほど、本当なら、コロニーの発展に大きく貢献してくれるぞ!」


 イッチさんの言う通りです

 もし、彼らの技術力が本物であれば、我がコロニーでも電気を扱えます


「とりあえず、電気の取り扱いに関する会議を後で開こう

 もちろん、技術者さんたちにも出席してもらう」


「えぇ、そうしましょう

 会議を開くまでは、休憩を取っていてください」


「分かりました、ありがたくここで休憩を取らせていただきます」


 …そういえば、食料事情はどうしましょう

 定期的にスーパーマーケットを探索したり、モンスターを狩ったりしていますが

 安定した食料の供給とは程遠いです

 カイザー君との約束もどうしましょう、出来れば思い出す前に解決したいです


「あの、イッチさん、食料は「分かっている、俺も問題だと思っているよ」


 良かったです、なんでも楽観的に見るようなイッチさんが

 問題意識を持っているようです

 正直それがいいのかは分かりませんが、リーダーが問題と思ってくれるなら

 解決に向けて動いてくれるでしょう


「おい、イッチ、前に食料事情を解決するって言ったきり何をしているんだ?」


「あ…」「やべ…」


「あのなぁ、どうして忘れてしまうんだ?

 俺がどんな思いであの決断をしたか分かるか?」


「…すまん、本当に、マジで」


「はぁ、もういいよ

 俺が解決しに行く、お前を頼らない」


「そんな!待ってくれ!」


「お前のような奴が、30人近くの命を背負っていると考えるだけで、末路が分かっちまう、可哀そうだ」


 カイザー君は呆れたように、どこか遠くへ行ってしまいました


「…追いかけるべきでしょうか」


「…いや、俺は追いかけない

 この件は完全に俺の責任だ

 なにか食料事情を解決する一手を打ってから迎えに行きたい

 あいつなら、きっとハンネのところにでも行っているだろう」


「そういうものでしょうか…」


「イッチ、センス、報告だ」


 イッチさんと、カイザー君について話し合っているとアサシンさんが現れました


「ここから西に300m、強力な奴隷を確認

 防御力に優れていて我々の攻撃力では歯が立たなかった」


「…アサシン、今ある任務をすべて中止して、カイザーの様子を見てほしい」


「お安い御用だ」


 心配ですね、カイザー君のこと


「さて、不安が残るが奴隷退治だ

 メンバーは俺、センス、ハスキー、魔法使いだ、伝えてくれ」


「分かりました」

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