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世界は不条理で出来ている  作者: 高遠
第二章 開幕戦
36/37

意味のない探り合い

本日二回目の更新。

『なら、私がもらって(....)いいですか?』


疑惑と沈んだ瞳、驚愕と愉悦、憐憫と安堵。

その瞳に見られて嘲笑う。


『ちょうど粛清対象がその都市にいるので

一石二鳥かなって』


教国の人間は、誰であろうと殺すと決めている。

知らないは罪、知るは、罰。

償うは、命にて。

抗え、惨めに生きて潰れろ。


「....だが、いくら攻撃力が高くとも無「良いじゃないですか、ファクル様!やる気があるならやって頂きましょう!!」


アーチの愉悦の表情は、出来ないと分かっているか敗者を笑うものだ。

相変わらず馬鹿だ。


『では、部隊でやりますので手出しは不要です。

手助けはいりません。

例え全滅しても関係無いと言いきってください。』


「....死ぬ気ですか」


シエルさんは、子供に優しすぎるな。

私は、そこまで子供じゃないのに。


『さあ?作戦次第ですね。

代わりにあそこ貰いますけどいいですか?』


お金は、いくらあっても困らないし文官系の力試しにはちょうどいい。

死ぬのは、馬鹿だけだから失敗しても替えがきく。

こう言うとき貴族は、役に立つ。

第二貴族街は、商人位しか住んでないし貴族街は、少数のフィリルス卿の家族しかいないから楽だ。

王都をマネしようとしたのか結構お粗末だ。

だから、いくらでもやりようはある。

搦め手、奇策、正攻法すべて使って落としてやる。


「フィリルス卿だけは、生かしておけ。

聞きたいことがある。」


『わかりました。ファクル殿。

フィリルス卿だけ(..)は、生かしておきます。』


他は、好きにすると言外にいうと眉をしかめて微妙な顔をしたファクル。

まぁ、貴族はフィリルス以外いないに等しいんだから諦めればいいのに。


「作戦は、あるのか?」


『まぁ、考えてはありますが部隊と相談して

みないとわかりませんね。』


心配事は、ないとは言わないが大体なんとかなる。


『では、一月。待ってください。

必ず、落としてきます。』


ざわめきを無視してファクルを見詰める。


「....いいだろう、許可する」


なんとかなるという甘い考えは、無いがそうあっさりくれるとちょっと面白くないな。


「だが、勝利後の相談はさせてもらうからな」


....意外と強かななんだよね、ファクル殿って。

商人とも手を組んでおきたいって所かな?


『結構です。』


まぁ、それくらいは妥協しよう。

カールハーバートン都市さえ手に入ればいいし。

あそこなら万が一があっても割りとなんとかしやすい。

多分、副官に優秀な奴がいるはずだからそいつが欲しい。

内政は、よくわからないから。


「カールハーバートン都市は、シロカラスのクルスに一任する。」


ファクルの固い声とアーチの勝ち誇った馬鹿な顔がミスマッチ過ぎて笑える。

恭しく一礼して全力を尽くしますといったがきっと全力出したら都市消えるから出せないね。

だって、魂さえあれば死神がいるんだもの。

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