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【狂気の聖夜】エピローグ
「続いてのニュースです。東京都が壊滅して、一週間が経ちました――――――」
朝のニュース番組。最近では、『東京都が謎の爆発によって壊滅した』というニュースがひっきりなしに流れている。
少年はまたこれか、とテレビの画面を見て落胆していた。
「せっかくの正月だって言うのに、ずぅぅっとニュース番組だなんて⋯⋯」
いくらチャンネルを回しても、番組表を見ても、どれも東京都についてのニュースしかやっていない。
「はぁ⋯⋯こんなに退屈になるんだったら、もう一度同じことをするのはやめかなぁ」
少年がそう言い終えると、外から少年の名を呼ぶ声が聞こえた。
「おぉぉい!!! 潔! せっかくお前が地元に帰ってきたんだ! 遊びに行こうぜ!!!」
少年――――――佐藤 潔は、ふたつ返事で友人の元へと行くべく、家を出た。




