第8話 事の始まり
3日目、郷士が突然真昼と2人で行動すると言い出した。
太郎は当然美奈都との行動となるが
この郷士、実はこんなことを考えていた。
「実はあの2人をくっつけようと思っていてね。」
それを聞いた真昼は
「で・・・でもあの2人は結構一緒だし今更・・・」
「でもね真昼ちゃん、最近あの2人少しおかしいと思うんだ。」
なんということでしょう。
郷士はあの2人の違和感について感じ取れていたではありませんか。
まぁ太郎の様子から感じたのかもしれないし
そこまでさすがというものではないのは確か。
さてあの2人というと
「よし太郎!今日はいっぱい大阪の街を堪能しようね!」
「おう!・・・ん?」
なんかおかしい。
そうだ語尾だ!いつもなら「しようぜ」とか「しようか」なんだが
しようね・・・なんかおかしい。
まぁ正常に戻りつつあるのはいいことなんだがね。
2人は通天閣近くの通りに来た。
2人横並びで話しながら歩いていたのだが
太郎はふと美奈都の方に手を置き
「知ってるか?美奈都。実はな・・・」
と通天閣の話をしだした。
まぁ話していっても今の通天閣は実は二代目で
初代は近くの映画館の火災により焼け落ちたという。
今の2代目を立てようって話は当初笑い話にされたんだとか。
通天閣を再建しましょうからの笑い話になる展開が
どうしても思いつかないんだがまぁすごい話ではある。
美奈都は目を輝かせながら太郎の話を聞く。
時折頷いて驚きの表情を交えながら聞いている。
大体いつも美奈都ばっかが話すので太郎にとっては新鮮味があったが
これはこれで楽しいものだ。
そんなこんなで2人は通天閣通りを楽しんでいた。
真昼と郷士も楽しんでいたが
「な・・・なぁ真昼ちゃん、楽しいけど俺たちずっとナットのことばっかだよな。」
「そ・・・そう言えばそうだね。」
険悪なムードでもなく楽しいムードだが郷士がこう切り出したことにより
お互いが改めて男女であることを再認識したらしい。
どんなんだよ。
「そう言えば真昼ちゃんって太郎とも仲がいいよな。」
と言ったかと思えば
「まるで家族かよって思うほど自然に会話してるもんな。」
なんということでしょう(2回目)。
まぁさか郷士がこんなドンピシャに2人の間柄を当てるとは。
さすがの真昼も動揺を隠せなかった。
「かかかかか家族!?家族・・・?」
ボロが出たというかすごい慌てっぷり。
「どったの真昼ちゃん。」
どったのじゃねーっすよ!あんたのせいだかんね郷士くん。
「べべべ別に・・・なんでもないよ・・・」
なんでもあるみたいなリアクション、郷士の感は冴えるばかり。
「ねぇ真昼ちゃん、太郎ともしかして・・・」
この続きはLESSON5で・・・。
ついにLESSON4が終わりました。
気がつけば4は3年かかっているという摩訶不思議www
どこまでやりましょうかね。
また見てください。




