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残念無双  作者: けいちょ
<LESSON 4> 旅は続いてしまうもの
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第5話 確実な変化

とりあえず初日を終えた一同。

流石に宿泊部屋まで男女一緒とまではいかず残念そうな重蔵校長。

ちょっとホッとした太郎と少し暗い郷士。

とりあえずこの2人というのは何気に初めてだったりもする。

「なあ太郎、毎日ナットとイチャイチャして楽しいだろう。」

何を言い出すんでしょうねこの人。

「何を言い出すんですかねいきなり。」

「いや今日遊んでみて改めて思ったわけよ。」

ん?何を?

「ナットってやっぱりなんだかんだ言って」

「なんだかんだ言って・・・?」

この言葉の続きが気になる。

「お前の事好きじゃね?」

へ?

「へ?」

ってなるわなそりゃ。

いきなりそんな事言われたもんだからびっくりしてしまう太郎。

その太郎を見てびっくりする郷士。

いやいやあんたら・・・。

「い・・・いきなり何を言い出すんだ!?」

当然動揺する太郎。

思えば今までガチな恋話をした事がないこの2人。

確かに遊びの話とかはしたけどガチな恋話は初めて。

「だって今日だって美奈都変だったぞ。」

確かに変だった。

まぁ太郎からしたら今日からではないけどね。

「なんか女の子っぽかったんだよなぁ・・・。」

「いや女の子なんだよ!」

迅速に突っ込みが入った太郎。

そりゃそうだ。

むしろ今までが不自然すぎた。

というかさっき太郎と美奈都がいちゃいちゃとか言ったが

郷士と美奈都も負けてはいなかった気がする。

それもそのはずあまり女の子だって意識していなかったと考えれば

結構納得してしまう、納得すべきではないんだけど。


一方その頃


「ねえ美奈都ちゃん、今日どうしたの?」

いやその質問は遅すぎるくらいだ。

いつもどうしたのと太郎は突っ込んでいる。

しかしまぁ時には放置も正解なんだが。

ちなみに美奈都と真昼の組み合わせも結構初めてだったりする。

「な〜んもないわよ〜。」

ない”わ”よだなんて聞いたことなかった真昼は

すごい驚いた表情をしていた。

「どうしたのよ。」

「いやいあ・・・なんでもなかとです。」

何でも無い訳がない、なぜか九州弁が出る真昼。

九州出身ではないんだがな。

真昼も郷士も太郎も感じているこの美奈都の異変。

問題はない訳だが違和感はある。

今までの男勝りの性格はどこに行ったのやら。

いやこの学校生活で何か変わったのかもしてない。

思えば3年以上も男女一つ屋根の下で過ごしている。

ちなみに今まで男女関係のトラブルは何一つなかった。

というより大半の男女ペアは男同士と女同士に分かれている。

喧嘩離別は何件かあったらしいが男女ではないという。

しかしもしも今回何かあったら重蔵校長の言った「閉校」が現実のものになるかもしれない。

それだけは意地でも避けたいものだ。


はてさて美奈都はどうなるのやら・・・。

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