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第21話 ヌルの選択

 帝都エデンの空で、黒い亀裂が閉じかけていた。


 完全に閉じたわけではない。


 死都東京方面の夜空には、まだ裂け目が残っている。そこから漏れるタルタロスの臭いは薄くなったが、消えてはいない。硫酸の海の泡立つ気配も、溶岩の熱も、凍土の冷気も、遠い死者の声も、まだ細い糸のように帝都の夜へ絡みついていた。


 だが、さっきまでとは違う。


 闇の子の思念は、もう帝都全域へ黒い光となって広がってはいなかった。


 ホウジュ区の空中歩道の下に重なっていた旧東京の線路は薄れている。

 カミハラ区の研究塔群の窓に映っていた硫酸の海は、黒い残光を残して消えつつある。

 湾岸区の防潮魔導壁に打ちつけていたタルタロスの黒潮は押し戻され、壁の表面に焦げた蛇紋だけが残った。

 アツギ中枢区の夢殿前広場では、信徒たちがまだ祈っている。けれど、その祈りは先ほどまでの恐慌ではなく、震えながら夜明けを待つ呼吸に変わりつつあった。


 帝都は、まだ落ちていない。


 そして、闘神ヌルは空にいた。


 巨大な光輪は、なお回転している。

 翼状兵装は展開されたまま、帝都上空を覆っている。

 魔導炉直結の光撃は、いつでも放てる状態にあった。


 白と金の破壊神。


 帝都の守護者。


 帝都を壊しかけた者を、帝都ごと焼き払える女帝。


 その瞳は、死都東京方面の亀裂の奥を見ていた。


 闇の子の現世接続核。


 封印再構成によって深層へ押し戻されつつあるそれは、いま、最も不安定な状態にあった。


 外へ出ようとしているわけではない。

 完全に封じられたわけでもない。

 深層へ落ちる途中で、まだ現世との接点を残している。


 そこを撃てば、焼ける。


 完全には滅ぼせないかもしれない。


 それでも、接続核を焼き潰せば、当面の脅威は消える。闇の子の声は再び遠くなり、帝都の市民がそれを聞くことはなくなる。D∴C∴の残党が利用する断片も減る。夢殿は記録を整理し、フィーアは発表を整え、ワルキューレは新たな封印体制を管理できる。


 合理的には、それが最も安全だった。


 夢殿最深部。


 眠りの座の周囲で、警告灯が赤から琥珀へ変わっていた。


 危機は去っていない。

 ただ、即時崩壊からは遠のいた。


 ヌル本体は、まだ眠っている。


 白い花のような装置の中心で、少女の姿をした神が静かに横たわっている。閉じた瞼は動かず、髪は光の水に浮かぶように揺れ、胸元にはまだ黒い筋が薄く残っていた。


 闘神義体の連続使用による反動。


 闇の子へ直接干渉した反動。


 封印再構成を支えた反動。


 ヌルは帝都の空で戦っている。

 だが、同時に夢殿の底で傷ついている。


 ズィーベンは眠りの座のそばに立っていた。


 彼女の表情は静かだった。だが、静かすぎた。長く女帝に仕えてきた者だけが知る緊張が、その肩にあった。


 観測盤には、複数の表示が並んでいる。


《闇の子現世接続核:深層移行中》

《邪柩封印再構成:暫定安定》

《シオン=ノイン人柱状態:解除》

《アリス記録核:低出力保持》

《シグレ残響座標:門暴走抑制中》

《ヨムルンガルド結界:都市分散型へ暫定移行》

《闘神義体:高負荷継続》

《ヌル本体:反動蓄積》


 ズィーベンは、戦闘管制回線へ接続した。


「陛下」


 帝都上空の闘神ヌルが、微かに目を細める。


『何?』


「闇の子の現世接続核が、深層移行中です」


『見えてる』


「今なら、焼けます」


 その言葉は、夢殿の空気を凍らせた。


 技術官たちも、ワルキューレの補助端末も、一瞬だけ沈黙する。


 ズィーベンは続けた。


「陛下。今なら、闇の子の現世接続核を焼けます」


 帝都上空で、闘神ヌルの光輪がゆっくりと回転を止めかけた。


 止まったのではない。


 照準のために、速度を落としたのだ。


 翼状兵装の先端が、死都東京方面の亀裂へ向く。


 白い光が集まる。


 それは、先ほどまで漏出体を焼いていた光とは違った。


 都市防衛用の光撃ではない。


 封印深層へ突き刺すための、神格戦用の光。


 撃てば、闇の子の現世接続は断たれる。


 少なくとも、今夜の帝都は救われる。


 ズィーベンは、眠りの座のヌル本体を見た。


「ただし、本体への反動は避けられません。闇の子本体を損壊させるほどの攻撃ではありませんが、根源同期に逆流する可能性があります」


『知ってる』


「シグレたちが構築した新封印にも負荷が戻ります。アリス記録核は、再度の高圧干渉に耐えられない恐れがあります」


『それも知ってる』


「それでも、帝都の当面の安全は確保できます」


『だから言っているんでしょう、ズィーベン』


 ヌルの声は、静かだった。


 怒っていない。


 苛立ってもいない。


 ただ、女帝として判断する声だった。


 ズィーベンは目を伏せる。


「はい」


 闘神ヌルは、空の亀裂を見た。


 黒い接続核が、深い水の中へ沈むように揺れている。


 その向こうに、闇の子がいる。


 かつて一つだったもの。

 切り離された半身。

 殺せず、封じるしかなかった闇。

 シオンを楔にしてでも眠らせ続けた存在。


 闇の子の声が、微かに届いた。


『ヌル……』


 ヌルは答えない。


『まだ……聞こえる』

『まだ……ここに』

『シオン……眠る』

『わたしは……』


 声は、もう帝都全域には響いていない。


 深層へ落ちている。


 それでも、ヌルには聞こえる。


 聞こえてしまう。


 半身だからだ。


 闘神ヌルは、白い手を上げた。


 光が集まる。


 撃てる。


 焼ける。


 合理的には、撃つべきだった。


 焼けば、当面の脅威は消える。

 市民は朝を迎えられる。

 フィーアは発表文を整えられる。

 夢殿は隠蔽と修正を進められる。

 ワルキューレは封印監視へ戻れる。

 帝都エデンは、女帝の都市として続く。


 だが。


 その先には、また同じ構造がある。


 危険なものを押し込める。

 声を遮断する。

 痛みを見えない場所へ送る。

 記録を秘匿し、都市を維持する。

 必要なら、誰かを楔にする。


 シオンの次に、誰を。


 シグレの声が、タルタロス境界から届いた。


「女帝様」


 疲れ切った声だった。


 だが、まだ軽さが残っている。


 それが妙に腹立たしい。


 こんな場面で、まだ彼はホウジュ区の雑貨店店長の声をしている。


「帝都は、君の船だけじゃないよ」


 ヌルは、笑った。


 短く。


 白い光の中で、少女の女帝が口元を歪めた。


「人の子が、アタシの都市を語るんだ」


 声には嘲りがあった。


 だが、完全な嘲りではない。


 どこか、本当に面白がっている響きもある。


「この帝都は、アタシが築いた。死都東京を封じ、魔導炉を回し、夢殿を中枢にして、ヴァルハラの光で守ってきた。人の子たちが瓦礫と恐怖の中で泣いていた時に、形を与えたのはアタシだ」


 シグレは、タルタロス境界の向こうで息を整えている。


 ムラサメの光は細い。

 身体は限界に近い。

 マナはアリスを抱え、セーフィエルはシオンの消えた場所で泣き尽くし、闇の子は深層へ押し戻されている。


 それでも、シグレは答えた。


「うん」


 ヌルの目が細くなる。


 シグレは続けた。


「君が築いた。君が守ってきた。君がいなかったら、死都東京もタルタロスも、とっくに溢れてたかもしれない。それは、わかってる」


「なら」


「でも、住んでるのは君だけじゃない」


 ヌルの光が、わずかに揺れた。


 シグレは、静かに言った。


「帝都は、君がソエルへ帰るための船なんでしょ」


 ヌルは黙る。


 その沈黙が、肯定だった。


「夢殿も、魔導炉も、ヨムルンガルド結界も、ヴァルハラ宮殿も、帝都の全部が、君たちがリンボから帰るための装置。そういう側面があるんだよね」


「よく勉強したね」


「クレハさんとシンがうるさかったから」


「なるほど。人の子の知性も、たまには役に立つ」


「でも」


 シグレは、そこで一度息を吐いた。


 胸が痛い。


 シオンの痛みも、アリスの停止も、闇の子の声も、まだ身体の中に残っている。


 それでも、言わなければならなかった。


「ハルナちゃんは、そこに住んでる」


 ヌルの光輪が、微かに回る速度を落とす。


「マナちゃんも、アリスちゃんも、クレハさんも、シンも、ホウジュ区の人たちも、女帝様の聖像を買いに来た女の子も、湾岸区で壁を支えてる警察の人も、カミハラ区の研究員も、夢殿の前で祈ってる人たちも、みんなそこにいる」


 シグレの声は、少しずつ強くなる。


「帝都が君の船なのは、たぶん本当なんだと思う。でも、同時に、みんなの街なんだよ」


 ヌルは、夜空の下で笑った。


「綺麗事だね」


「そうだね」


「帝都が街であるためには、封印がいる。封印を維持するには、力がいる。力の足りない場所には、楔がいる。人の子は、そういう仕組みを見ないふりして、街だとか明日だとか言う」


「うん」


「だから、アタシみたいな支配者が必要になる」


「それも、わかる」


「わかった上で、まだ言う?」


「言うよ」


 シグレは、疲れた顔で笑った。


「だって住んでるから」


 その一言が、帝都上空に届いた。


 派手な魔導式ではなかった。


 創言のように世界を書き換える強制力もない。


 だが、ヌルには届いた。


 住んでいる。


 それは、ヌルには遠い言葉だった。


 彼女にとって帝都は、築いた都市だった。

 統治する領域だった。

 封印機構だった。

 魔導炉と夢殿とヴァルハラを接続する帰還装置だった。

 リンボからソエルへ戻るための船だった。


 住む場所ではなかった。


 少なくとも、自分にとっては。


 だが、人の子は住む。


 ホウジュ区の小さな雑貨店でお茶を飲む。

 カミハラ区の研究棟で夜更かしをする。

 湾岸区で防潮壁を支える。

 アツギ中枢区で祈る。

 女帝ヌルの聖像を買って、部屋の棚に置く。

 呪われているかもしれない鏡を売る。

 空中歩道で転び、屋台で食べ、学校へ行き、店を開け、叱り、泣き、怒り、朝を待つ。


 それらは、ヌルの計画のための部品ではない。


 そう言い切るほど、ヌルは愚かではない。


 だが、それを都市の中心に置くほど、人間的でもなかった。


 闘神ヌルの掌に集まっていた光が、揺れる。


 撃てる。


 まだ撃てる。


 今なら、闇の子の接続核を焼ける。


 ズィーベンの声が届く。


「陛下」


 夢殿の眠りの座では、ヌル本体の指先がかすかに震えている。


 ズィーベンは、静かに問う。


「ご命令を」


 撃つか。


 収めるか。


 女帝の判断を待っている。


 ヌルは、空の亀裂を見た。


 闇の子が深層へ沈んでいく。


『ヌル……』

『聞こえる……』

『まだ……』

『ここに……』


 声は弱い。


 今撃てば、もう長くは聞こえないだろう。


 少なくとも、市民には。


 ヌルは、少しだけ目を閉じた。


 長い時間、彼女は正しいことをしてきた。


 正しいことは、時に残酷だった。


 残酷でも、必要なら選んだ。


 シオンを楔にしたことも、帝都を封印都市として築いたことも、女帝信仰を利用したことも、死都東京を都市の外へ押し込めたことも、闇の子の声をノイズとして扱ったことも。


 それらは、都市を守るための合理だった。


 そして今、シグレはその合理の隙間に、店の名前を差し込んできた。


 時雨堂。


 ホウジュ区の小さな雑貨店。


 帝都を語るには、あまりにも小さい。


 だが、その小ささが、ヌルの秩序では拾えなかったものだった。


 ヌルは、ゆっくりと目を開けた。


「いいよ」


 光が止まる。


 ズィーベンが息を呑む。


 ヌルは、闘神義体の掌に集めた白い太陽を、ゆっくりと収束させた。


 撃たない。


 焼かない。


 闇の子の接続核を、今は壊さない。


「今回だけ、人の子の答えに乗ってあげる」


 翼状兵装が、攻撃態勢から封印補助態勢へ移行する。


 光輪の回転が変わる。


 白い光は、槍ではなく環になった。


 死都東京方面の亀裂を撃ち抜くのではなく、包み込み、押し戻し、深層へ落ちる流れを支える形へ変わる。


 闇の子の声が、さらに遠くなる。


『ヌル……』

『なぜ……』


 ヌルは答えた。


「気まぐれ」


 その声は、いつもの少女の軽さを取り戻していた。


「それと、あの人の子が失敗したら、後で思い切り馬鹿にできるから」


 シグレが疲れた声で返す。


「それは嫌だなぁ」


「だったら失敗しないことだね」


「もうだいぶ成功寄りだと思いたい」


「思うだけなら自由だよ」


 マナの声が、遠くタルタロス側から飛んでくる。


「女帝様! アリスが寝てるんだから、嫌味は小声で!」


「聞こえているんだ」


「聞こえてます!」


「元気だね、魔導士の子」


「怒ってるんです!」


「それは見ればわかる」


 ヌルは少しだけ笑った。


 だが、その笑みは長く続かなかった。


 彼女は再び帝都の空を見た。


 ホウジュ区。

 カミハラ区。

 湾岸区。

 アツギ中枢区。

 夢殿。

 ヴァルハラ宮殿。

 死都東京。

 裁きの門。

 タルタロス。


 それらを結ぶ光と闇の線が、新しい形で編み直されていく。


 不安定だ。


 危険だ。


 管理には膨大な労力がかかる。


 今までのように、シオン一人を中心楔にする方がずっと簡単だった。


 けれど、もうそれはできない。


 少なくとも、今夜は。


 ヌルは、シグレへ向けて言った。


「でも忘れないで」


 声が変わる。


 軽さが消え、女帝の響きが戻る。


「アタシは帝都の女帝だ。秩序を壊す者がいれば、次は焼く」


 その言葉に、冗談はなかった。


 闇の子であれ、D∴C∴であれ、セーフィエルであれ、シグレであれ、アリスであれ。


 帝都を壊すなら焼く。


 ヌルはそういう存在だ。


 彼女は改心したわけではない。


 人間を対等と認めたわけでもない。


 帝都を完全に人々の街として譲り渡したわけでもない。


 彼女はまだ女帝であり、光の子であり、支配者であり、封印管理者であり、帝都をソエルへ還るための船として見ている。


 ただ今夜、一度だけ、人の子の答えに乗った。


 それだけだった。


 シグレは、タルタロス境界の向こうで疲れた顔のまま笑った。


「次がないように頑張るよ」


「頑張る、で済む話じゃないよ」


「じゃあ、ものすごく頑張る」


「急に頼りなくなったね」


「もともと頼りないよぉ」


「自覚があるなら直しなさい」


「ハルナちゃんみたいなこと言うね」


「誰?」


「ボクの店の、すごく怖い店員さん」


「へえ」


 ヌルは、帝都のどこか小さな雑貨店へ意識を向けた。


 ホウジュ区。


 時雨堂。


 そこでは、眼鏡とツインテールの少女が、避難してきた市民たちに毛布を配りながら、呪われているかもしれない鏡に追加の布をかけている。


 ヌルの小さな聖像には、手書きの護符が貼られていた。


《光りすぎ禁止》


 ヌルは一瞬、何とも言えない顔をした。


「……人の子は、本当に不敬だね」


 シグレが笑う。


「でも、お茶はおいしいよ」


「覚えておく」


「来るの?」


「気が向いたらね」


「ハルナちゃん、たぶん怒るよ」


「女帝に?」


「うん。たぶん、靴を脱いでくださいって言う」


 ヌルは、今度こそ少しだけ笑った。


 その笑みは、神の慈悲ではない。


 ただ、面倒な人の子を面白がる女帝の笑みだった。


 夢殿の眠りの座で、ヌル本体の黒い筋が少しだけ薄くなる。


 ズィーベンは観測盤を見た。


「闇の子接続核、深層固定へ移行。直接焼却、未実行。闘神義体、主攻撃系統を停止。封印補助へ移行」


 彼女は、ほんのわずかに息を吐いた。


「陛下」


『何?』


「ご判断、承りました」


『不満?』


「いいえ」


『嘘が下手だね』


「主に似ました」


『それは不敬』


「失礼いたしました」


 ズィーベンは、わずかに微笑んだ。


 それは誰にも見えないほど小さな変化だった。


 帝都上空で、闘神ヌルは翼を閉じ始める。


 完全には畳まない。


 まだ裁きの門は閉じていない。


 まだタルタロスとの境界は不安定だ。


 だが、破壊の姿から、封印を支える姿へ変わっていく。


 白い光は、死都東京方面の亀裂を包み、闇の子の現世接続を深層へ押し戻す流れを支えた。


 闇の子の声が、遠くなる。


『聞こえる……』

『まだ……』

『ここに……』


 シグレが答える。


「聞こえてるよ」


 ヌルが即座に言う。


「不用意に返事をするな」


「はい」


「今、返事をしたばかりでしょう」


「つい」


「本当に焼くよ」


「次がないように頑張るって言ったばかりだから、勘弁してほしいなぁ」


 ヌルは、呆れたように息を吐いた。


 だが、撃たなかった。


 帝都エデンの空で、女帝ヌルは闇を焼くことを選ばなかった。


 それは救済ではない。

 赦しでもない。

 人類への愛でもない。

 完全な変化でもない。


 ただ、帝都を船としてしか見ていなかった神が、そこに住む者の言葉を一度だけ聞いた。


 その一度が、今夜の帝都を変えた。


 白い光が、黒い亀裂を押し戻す。


 タルタロスの境界が、ゆっくりと閉じていく。


 ヌルは、最後に小さく呟いた。


「シグレ」


「なに?」


「人の子にしては、悪くない答えだったよ」


 シグレは、疲れ切った声で笑った。


「どうも。できれば、次はもう少し簡単な採点にしてほしいなぁ」


「考えておく」


「本当に?」


「考えるだけなら自由だよ」


「女帝様、そういうところだよ」


 ヌルは答えなかった。


 ただ、闘神義体の光を収め、帝都の空に残る黒い亀裂へ背を向けず、最後まで見届けた。


 焼けるものを焼かなかった神の沈黙が、帝都の夜に長く残った。

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