表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の子~魔王城下の人間魔術師~  作者: ノベル・スタッカート


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
13/15

【第十話・後編】母の手紙と、少ない内容

「ママから手紙なんて、何か月ぶりだろ?」


そう言ってワクワクしながら手紙を開いたメリアは固まった。


『やっほーママだよー!来週そっち行くから!じゃっ!』


「………少なっ⁉」


「なんて書いてある……一行しか書いてねえじゃねえか」


思わずの内容に、テディも呆れた様に言った。


「ふむふむ来週、黒き森の魔女様が来るのか」


「そうそう、来週ママが来る……って、いつの間に後ろに!?」


なんかいつの間にか戻ってきていたライルを、メリアはぎょっとした顔で見た。


「これは、早めに式の準備をしておかね……」


「しないって言ってるでしょうがっ!」


そう言ってメリアはライルの脛を蹴る。


「いったっ」


が、痛くなったのはメリアの方だった。


「さて、それでは我はもう行かねば!準備で忙しいからなっさらばだっ!」


「っーーー結婚はしないからなっ!絶対!」


「いや~楽しみであるな~!」


「駄目だこいつ何も聞いてねぇ」


そう言って出て行くライルを呆れたように見ていた。


「……止めなくていいのか?」


「良いでしょ、何時もの事だし……最悪誰か止めてくれるよ。たぶん」


「たぶんでいいのかたぶんで」


「しょうがないでしょ、ボクじゃ止められそうにないんだから」


そう言うとメリアは肩をすくめた。


「……さて、あれは一旦もう置いておいて、こっちだこっち」


そう言うとチラッと横目で二つある箱を見た。


「……何かなこれ」


「お前が頼んだ奴じゃないのか?」


「違うよ。大体からして、ボクが必要なものあったらお店に直接買いに行くじゃない」


そう言うとメリアは、箱の文字を見る。

どちらも茶色い包装紙で包まれ、それを麻紐で結んだ物だ。


「えっと、送り主は……あ、こっちはママか。何送ってきたんだろ?で、こっちは……あれ?宛先かすれてる……」


「開けてみれば分かるんじゃねえか?」


「それもそうだね」


そう言って、メリアはまずママ……ノルティから送られてきた箱を開けた。箱の中には、一個の大きな丸い石が入っていた。


「ああっ!これ前にボクがママに欲しいって言ってた……ドッペルの核だ!ん?何か紙入ってる……」


『PS:なんか旅先で拾ったからついでに送っておくよ!』


「……PSって手紙の最後に書くものじゃないかなぁ。まあでも、嬉しいな」


そう言って、メリアは微笑んだ。


「さて、それじゃもう一個。こっちは何が入って……」


そう言って包装紙を開き、中の箱を開けたメリアは一瞬で閉じた。


「おい、中に何が入ってたんだ?」


その様子を疑問に思ったテディがそう尋ねた時……


「あ!そうだ、メリアよ我が送った荷物は届いたか?我の体から落ちた石で作った婚約指輪だ、是非大事にして……」


「こんなの送ってくるなー!!」


「うわぁああ!投げるなーーー!」


そう言って、メリアはライルに向けて箱ごとぶん投げたのだった。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


面白かった、続きが気になると思っていただけたら、ブックマークや評価をしていただけると嬉しいです!


コメントも気軽にいただけると励みになります!


応援をいただけると、更新速度が上がる……かもしれません!

今後ともよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ