表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
進学先は異世界でした ~俺の異世界学園生活記  作者: 於田縫紀
#19 思い出した衝動

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
99/216

§99 夕食は豪華です

 波に揺られたり貝を採ったり食べたり。

 そんな事をしているうちに十二の鐘(PM4:30)が鳴った。


「夕食なのだ!」

という事で宿に帰って湯滝浴びて着替えて食堂へ。


 宿の食堂は賑わっていた。

 俺達がテーブルにつくと、ご飯のお櫃とお茶の急須、お茶碗や皿等が出てくる。

 そして大皿に盛られた刺身盛り合わせと海鮮の天ぷらがどさっと出てきた。


「お昼に食べたものの豪華版だね」

「プロと比べないでくれ」

 切り方が綺麗なだけでなく材料も豪華だ。

 魚やイカ等刺身だけで八種類あるし大きいエビとかがでんと居座っているし。

 そんな訳で早速全員でいただく。


「うん、刺身そのものの味は同じかな。昼の方がちょっと身が固かったけれど」

「だからプロが材料を一杯集めてしっかり調理したのと比べないでくれ」

「いや、褒めているんだと思うぞ。つまり今度から自分達でもこれに近い料理が食べられるという事だから」

「でもこんなに種類を出すのは出来ないな」

「どっちにしろ美味しい。文句ない」


 確かに間違いなく美味しい。

 ご飯はお櫃ごとおかわり自由。

 なのであっという間に空になり、ラインマインがおかわりしに行く。


「これ、おかわり自由ってのがいいよね」

「この夕食がこの宿の目玉商品ですから」


 天ぷらも流石プロだけあって綺麗に衣をつけて揚げている。

 ちょっとつゆに浸してご飯と一緒に食べると最高。

 通は塩で食べるなんて言わないでくれ。

 俺はつゆがたっぷり浸みた天ぷらとご飯を一緒に食べるのが好きなんだ。

 刺身も醤油ベタベタ気味にしてご飯と食べるのが好きだったりする。

 食通なんてくそくらえ!


 そんななんて感じで食べまくった。

 元々おかずの量が普通の食事に比べて大分多い。

 その上でご飯もガンガンおかわりした結果。

「うーん、満足なのだ」

「というか、食べ過ぎた気がしますわ」

 という事になる。


 部屋に帰ると布団が人数分敷いてあった。

 確かにこれは正解だな。

 食べ過ぎて動けないし。

 そんな訳で皆あっさり、

「おやすみなさーい」

となる。


 ◇◇◇


 ふと目が覚めた。

 別に今日はラインマインが乗っかっているとか抱きつかれているとかではない。

 単に早く寝たからという感じ。


 部屋の中は暗いけれど何とか見える。

 ちょっと見ただけでも皆さん凄い寝相なのがわかる。

 宿のあちこちで炊いている蚊取り線香の香りがした。

 この国にも蚊取り線香があるんだなとはじめて見た時は思った。


 その事も含めてこの国は日本に色々似ている。

 科学技術の進み方が違うのと魔法がある事。

 それ以外は色々似ている点が多い。

 人間も遺伝子的に違いが無いみたいだしな。

 俺が元いた世界とどういう関係なのだろう。

 ここも同じ地球なのか。

 ちょっと歴史が違うだけの。

 まあ考えてもわかる問題では無いけれどさ。


 とりあえずトイレでも行くか。

 そう思って俺は立ち上がった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ