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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【死にたがり悪役転生】悪役貴族に転生した自殺志願者は命を絶とうとするも回復魔法を窮めたメイドに救われてしまい、必ず彼女の眼前で自殺を成功させると宣言。気付くと自殺用鍛練で最強になり破滅フラグを破壊

幼少時代に目の前で母親が〝世界一美しい自殺〟をした少年。

その姿に憧れた彼は、何度も自殺しようとするが、上手くいかない。

十年後のある日、バイト帰りに体調不良で倒れた彼は、そのまま死亡。

目覚めるとそこは、ゲームの世界だった。

全ルートで死亡する破滅フラグだらけの悪役に転生した少年だったが、そんなことはどうでも良かった。

自分のことを「愛している」と言う美少女メイドのレリナに「愛を証明しろ」と言うと、彼女は即座に服を脱ぎ始める。

「コイツは本物だ」と思った少年は、レリナに愛を囁き、「相思相愛になった」と思わせた上で、窓から飛び降り自殺する。

美しい少女が、自分を愛する女が、「好きな男と想いを通じ合わせた瞬間に、目の前で自殺される」という、「これぞ、〝世界一美しい自殺〟だ!」と、高揚感と共に地面に激突。

母親と同じ領域に辿り着けたという満足感と共に、目を閉じた彼だったが。

死は訪れなかった。

目を開けると、そこには、少年を治療しているレリナの姿があった。

どうやら、彼を追い掛けて飛び降りたらしい。

そして、ぐちゃぐちゃになった自分の下半身には見向きもせずに治療を続ける彼女を見て、少年の背筋に悪寒が走った。

〝コイツは狂ってる〟。

だが、同時に少年は口角を上げた。

少年のために、己の命すらも投げ出す女。

もしも、そんな女の前で自殺することが出来たら?
それは間違いなく〝世界一美しい自殺〟と言えるだろう。

これは、母のような〝世界一美しい自殺〟に憧れる少年と、そんな少年の命を、絶対に救おうとする少女の戦い。

……のついでに、何故か少年が自殺用鍛練をしたり自殺未遂をする度に、無自覚に様々な人々を救ってしまいつつ、破滅フラグを圧し折る物語。

(※更新は、19時過ぎ頃にしようと思っています)
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