二十四話 第一段階:単独戦闘テスト
二十四話 第一段階:単独戦闘テスト
境界外縁。
久しく姿を見せなかった混沌側の一般機体が、
黒い霧のような揺らぎをまとって出現していた。
ミカ「……来るよ、ハル!」
ハル「ああ。まずは単独での性能確認だ」
調律者たち(遠隔で)
「データ取るぞーー!!」
「死なない程度に頑張ってーー!!」
レイナード「黙れ!!」
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《ゼロ・バース》:ハルの戦闘
ハルの機体は、
混沌残滓との親和性が高いため、
敵の“揺らぎ”に対しても強気に踏み込める。
「……動きが鈍いな。
久々に出てきたせいか?」
敵機が空間を歪ませながら突進してくる。
ハルは一歩も引かず、
位相ブレードを展開。
ズバァッ!!
敵機は一瞬で霧散した。
調律者A「うわ、相変わらず意味わかんない強さ!!」
調律者B「解析不能!!」
調律者C「でもロマン!!」
ミカ「ロマンじゃない!!」
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《1号機》:ミカの戦闘
ミカの機体は“安定因子”を中心に設計されているため、
敵の揺らぎを抑え込む戦い方が得意。
ミカ「……安定化フィールド、展開!」
敵機の動きが鈍り、
揺らぎが固定される。
ミカ「今だっ!」
バシュッ!!
安定化した敵機を、
ミカは正確に撃ち抜いた。
ハル「……いい動きだ」
ミカ「ハルほどじゃないけどね!」
タケル(観測装置で震えながら)
「うわあああああああ!!
揺らぎが三重に見える!!
でも……二人ともすごい……!」
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敵機、追加出現
オペレーター「追加反応!!
混沌機体、さらに五!!」
レイナード「くっ……!
単独戦闘ではキリがない!!」
ハカセ「ほっほっほ。
では次の段階に移るとしようかの」
ミカ「次の段階……?」
ハル「合体だ」
ミカ「えっ、今ここで!?」
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