1月3日 バスケ会
俺がここにいるとはな。とても、じゃないけどあの頃には想像はできなかった。なんか、アイツにかかわってからこれまでは大きく違った世界になってしまっているんじないかと思ってしまう。このまま、アイツらと一緒にいていいのだろうか?俺はどうなってしまうのか?結局、荻野に言われるがままにご飯を食べに来ていたのだ。今日ここに集まったのは、俺含めて7人いたのだった。基本的にはこの前のバスケを見に行った時のメンバーだ。まずは、俺の横に座るのは同じく聖徳高校の荻野。そして、荻野の前に座ったのが守田工業高校の館沢。俺の右横にいるのが淮南高校の堂林。その館沢の横に座ったのが海美高校の服部。今、俺の目の前にいるのが最も俺に会いたがっていたのが取手高校の椋木。
なんだろう?本当に俺がコイツらといていいのだろうか?なんかわからないけど俺はそんな気持ちになってしまう。そして、最も今日の想定外だったのが堂林の横にいる男たちだった。名前は、新田嗣ニと東藤蒼。どちらも海美高校の人間みたいだ。二人とも只者ではないオーラをばんばん発しているような感じ。もちろん、俺はあんな奴らとは話せるわけもなくただみんなの話を聞くので精一杯だった。すると、新田が立ち上がる。そして、俺の方を見てきたのだ。
新田「お前、誰なんだ?」
俺 「え?」
なんだろう?思わず言葉が出てこなかった。
新田「お前誰だよ?」
ただ、コイツの顔を見るだけしかできなかった。返答しない俺にイラだったのかそのまま部屋を出て行った。
荻野「アイツ、なんかあったのか?」
東藤「なんか、ここ最近は野球部とサッカー部にからまれてるらしいぜ?」
荻野「なんだよ、それ?」
同じく海美高校出身の東藤は話し始めた。どうやら、ここ最近、新田は同じく海美高校の元野球部のエースである春風と元サッカー部キャプテンの一ノ瀬と一緒にいることが多いという話になったのだ。そして、新年早々の昨日から新田は一ノ瀬の家に行くことになったそうで、そこでいろいろと付き合わされたのが嫌だったとか?俺は、頼まれたフライドポテトを頬張りながら、必死に話を聞いていた。明日からは、再び勉強会に参加しなければならない。俺と同じように荻野も参加するはず。それなのに、そんなそぶりは全く見せない。まるで、高校は行かないかのような振る舞いで勉強もしていない。コイツは進路をどうするのだろうか?




