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日常で世界を変える(白州編)  作者: mei


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1月1日 12時

 本当に年が明けたのだろうか?俺はよくわからなかった。お母さんは、約束通り朝の9時ぐらいに出発し、おばあちゃんの家に行っていた。俺はというと、12時ぐらいに起きて、そこからずっとゲーム漬けの日を過ごしていた。気がつけば、もう20時を過ぎようとしている。こんなのお母さんがいたら、絶対にできないな。お母さんからは、案の定、ご飯をちゃんと食べたかの連絡がきているが、まだ返せてない。こりゃあ、ちゃんとしないとな。

 ゲームがひと段落したこともありスマホを開く。アプリを開きお母さんの連絡を既読にする。そして、「食べた」の三文字だけフリック入力し送信する。すると、すぐさま既読がつく。やばいな、確実に怒っていそうだ。よく見ると、他にも連絡が来ていることに気がついた。誰だろうか?名前には、"yuma"と書かれているがこれだけではわからない。俺はすぐさまアイコンをタップする。誰だろうか?アイコンは、バスケの写真みたいだ。もしかして、アイツか?名前がパッと出てこないけど、この前バスケをしていた奴じゃねぇか。

 誰だっけな?あれ?俺は、連絡してきた奴が荻野由馬であることはわかったが、荻野が言っていた俺のことを興味もった奴のことはわからなかった。たしかあの場所には荻野を含めると全員で5人いた気がする。館沢と堂林は印象に残っていたが、その他の二人はわからない。荻野からきた連絡に目を通すとそこには、俺が会う日を指定されていた。えっ、明後日かよ?それは困るな?

 再び俺は、きた連絡を目に入れる。1月3日に会うのかぁ。どう返そうか俺は迷ってしまう。やはり直接会って話をしていないだけに相手が何を考えているか正直わからない。もともと特性もあり、相手のことを想像したり考えたりするのが難しいのに。こんな難題がきてしまったら困るな。俺は、返信することができないためとりあえず放置することにした。まぁ、今考えてしまっても仕方ないし。お母さんから返信はきているが、そのまましてご飯でも食べようか。食べてないのに、食べたと言ってしまった手前とりあえず、何かお腹に入れとかないとな。何を食べようか?俺は冷蔵庫を開け、探す。そういえば、お母さんがご飯についていろいろ言っていた気がするな。でも、食べてないのはおそらくバレると思う。お母さんは、篠木みたいに細かな性格なので、自分がどうしたのかなど帰って怒られるのだけは避けなければならないのだ。

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