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日常で世界を変える(白州編)  作者: mei


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12月31日 最後

 今日で今年が終わる。そう思うとあっという間だったかもしれないな。自分なりにいろいろあった1年ではあったけど、何があったかと言われると上手く答えられないのが本音だ。過去の出来事を思い出そうとしても思い出せるのはごくわずかだ。なんで、こんなに思い出せないのだろう?思い出せない自分にイライラしていた。


 お母さん「ご飯なったわよ」

 俺   「あぁ、わかった」


 いつもの平日と比較すると、今日は早くのご飯になったようだった。お父さんは実家に帰っておりいない。


 お母さん「そうだ、明日お母さんはお父さんのところに行くけど、日向はどうするの?」

 俺   「いや、いいよ俺は」

 お母さん「えっ、行かないの?」

 俺   「だって、行ったってすることないし」

 お母さん「そうだけど、ご飯どうするのよ?」


 お母さんは、ご飯が心配のようだった。


 俺   「ご飯はテキトウに食べるよ」

 お母さん「ホントにちゃんと食べるの?」

 俺   「そりゃあ、食べるでしょ」


 おそらく、お母さんは昔ご飯を食べなかったことを危惧しているみたいだ。気持ちは理解できるけど、いつまでもそれを言われてもなぁ。なんだろうな、なんで親ってこんなきうるさいんだろうな。俺は、首を傾げながら聞いていた。


 お母さん「わかったわ。じゃあ、お母さんは明日の朝に出るからちゃんと、昼と夜食べなさいよ」

 俺   「わかったよ。いつ帰ってくんの?」

 お母さん「2日に帰ってくるわ」

 俺   「ふーん、わかった」


 2日かぁ。だったら、明日はゲームできそうだな。よしよし、、、、、、、、、。先日の勉強会に頑張って行ったこともあり次の勉強会のクールが始まる4日まではゲームが禁止ではなくなったのだ。これは、俺にとってかなりでかい。そのまま、もっと向こうにいてくれてもいいんだけどな。


 お母さん「お参りは行かなくていいの?」

 俺   「なんで?」

 お母さん「せっかく受験するんだし、神様にお願いしないと受からないでしょ?」


 やかましいな。神様なんてこの世にいるなんてホントに思ってるのかよ。やはり、話が噛み合わないな。

 

 俺   「お願いして受かるくらいなら、もう勉強しないよ」

 お母さん「なによ、それ」

 

 お母さんは、どこか篠木に似ている感覚があった。そういえば、篠木で思い出したけど、たしか椋木に会う予定があった気がしたのだった。

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