12月28日 第3クール(3日目)
まさかの展開になってしまった。想定外だったな。これも篠木とかかわってしまったせいだ。せっかく、これまでなんとか続いてきた勉強なのに、明日行くことによって30日に行けそうになくなる気がしてしまう。まぁ、気にしても仕方がないのだろうけど。篠木からつながった荻野は、やはり只者ではなかったようだ。なんとなく聞いたことはあったが、深いことは知らなかった。篠木と話をしてわかったのは、荻野という人間は特定の人間と絡むということだった。
聖徳高校で言えば、有名どころの沢田、宝来、工藤
。そしてBIG3の篠木、高田、矢田という奴ら。それ以外の奴らとは滅多に絡まないのだとか。学校に来ても、誰かとつるむというよりは、一匹狼的存在であることが告げられた。友達がいない俺にとっては、いつも一人なんだけどな。まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど、明日のバスケの試合は本当に行かないといけないのか疑問ではあった。聞くなら今しかないかぁ。
俺 「ねぇ、、、、、、、」
篠木「ん?」
俺 「明日って行かないといけないの?」
篠木「当たり前じゃん」
当たり前なのか?よくわからない。
俺 「篠木さん、一人で行ってくれない?」
篠木「そんなの無理よ」
俺 「なんでよ?」
篠木「この前の話聞いてた?」
俺 「聞いてないけど」
篠木「なんで聞いてないのよ」
怒り口調で俺の方に詰め寄ってくる。
俺 「話が長いからだろ?」
篠木「そんな長くなかったよ」
長かったな。コイツは、めんどくさい奴だ。
俺 「俺は、いいから一人で行ってくれ」
篠木「だって、一人で行ったらまた荻野に怒られるでしょ?」
俺 「知らないよ、そんなの」
コイツの言うことなんてしるかぁ。俺は、自分のやりたいことをするんだ。
篠木「じゃあ、どうやったら来てくれるの?」
俺 「ゲームができたらね」
篠木「えっ?禁止されてるの?」
俺 「ああ。もう、勉強しないからって」
篠木「じゃあ、私が言ってあげるよ」
俺 「え?」
何を言っているのだろうか?コイツにそんなことはできない。
篠木「だから、私ができるようにしてあげるよ」 俺 「どうやってだよ?」
篠木「そんなのお母さんと話したらいけるでしょ?」
俺 「そんな嘘はいらないよ」
篠木の嘘を否定するが、全然聞いてもらえない。なんだろうか?この絶対的な自信は?




