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花の妖精と腹黒王太子  作者: 水無月 撫子
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バカ兄妹



 短いです。


 サフィーのイメージがガラガラと……!!もう、なんか文章がおかしくなってきましたぁ……(泣)自身の文才のなさにびっくりです……。


 うぅ…完結まであとちょっと!気合い入れて頑張ります!!!!




 は?


 はぁーーーーー??????



「い、今。なんておっしゃいました?」


 そ、そうよ。聞き間違いよ!!

 

 きっと私の耳がおかしいのよ!!


「サファイア嬢、私と結婚してくれ。」



 …………………。


 きき、聞き間違いじゃなかった。




 終わったわね。

 こいつら極刑ね。


 なぁにほざいてんじゃボケーー!!


 ゴホン!失礼。


 何おっしゃってるのかしら、この方たち。わたくしもう結婚してますわ。



「…オルデン殿下。」


 スッと私の前に現れた広い背中。



 いつもよりひどく怒りを孕んだ声ですがこれはエディーの声ですね。


 さすがにキレましたねぇ……。


「エディー……。」


「サフィー。もういいよ。辛い思いをさせてすまなかったね。」


 そういうとエディーは優しく私の頭を撫でてくれました。


 そのあと、私を後ろ手に隠しながらオルデン殿下に向き直りました。


「オルデン殿下。あなたは今、私とサファイア、ひいてはこの国を侮辱されたのです。それはお分かりですか?」


 低くゆっくりとした声で諭すように言うエディー。

 だが……。


「侮辱?一体なんのことだ。私のような素晴らしい王子と同盟が結べる良い機会ではないか!」


 誇らしげに言い切るバカ王子。

 バカ王子の後ろでさも当然というような顔で見ているバカ王女。



「……同盟だと?」


 ふぇ!!ヤバイ。エディーが……。


「どうやったら、同盟が結べるんだ?そもそもどうやってお前はサフィーと結婚するつもりだ!」


 やっちゃいました。エディーがガチギレしました。

 さすがに壇上から国王陛下と王妃殿下も怒りをあらわにしています。


「は?何を言っているんだ?サファイア嬢は王女(・・)だろう?」


………………………。



「「「「はぁ???????」」」」


 おぉっと!どう言うことですか!?


 会場にいた全員が何を言ってるんだこいつって目で見てますねぇ。


「お、お前は一体何を言ってるんだ?サフィーは俺の妃で王太子妃だぞ!?」


「えぇ!!!」


 うそ!ホントに知らなかったの!?



 それから、バカ王子はなんだか考えるような仕草をしてから言ったのです。


「では、こうしよう。サファイア嬢とエレディオール殿は別れてサファイア嬢は私の妃にエレディオール殿は我が妹を妃にすればいい!!!!」




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