エピソード ネコさんは、世界を救う⁉
「あっ!お姉ちゃんからチャットだ、また何かあったの?」
ミズキはジョン子が家に帰っては来たが、泥だらけのどぶネズミ状態なことを伝えた。あと帰っきたら話があるとも付け加えていた。
(ありがとうお姉ちゃん!ジョン子ちゃんの体洗ってあげてね。それからご飯もあげてね!お腹すかしていると思うから。あっ。お水もお願いします❤️)
ミズキはユウキからのチャットを見てショックを隠せなかった。
『姉のミズキです。ぁぁぁまたこのパターン地獄です。奴がことを起こすと必ずわたしが何かをしなくてはならななるんです。なんとかならないものですか?』
結局ミズキはジョン子が家の周りをうろうろしている間に、家の汚れを綺麗に拭き掃除をし。ユウキの言う通りにジョン子のご飯の準備や飲み水の準備をした。そして1人くつろいで?コーヒーを飲んでいた。
「はいはい。もう!わかったわよ!」
ミズキは飲みかけのコーヒーをテーブルに置いたまま、窓の外を見に行った。
「ニャーにゃーニャー」
ジョン子が中に入れろとエアコンの室外機の上からミズキを呼んでいた。
「うゎ!さいあくなんだけど・・・あんたずっとそこに居ればぁ!」
ミズキはユウキに頼まれたドブネズミのジョン子をなんとかして洗おうと考えていた。ただ本心ではこのまま室外機の上でユウキが帰るまで放っておいても構わないと思っていた。
「・・・まずは完全防備をしなくちゃ始まらない」
そう言うと以前警察沙汰になった格好に着替え、更に足もとを長靴でパワーアップした格好でお風呂場に猫シャンプーや拭きとり用のバスタオル等々思いつく限りよういした。
「まずは完璧!あとは奴をどうやってお風呂場まで連れてくるかだよ。・・!そうだ。ネコカプセルにあいつを入れて運べばいいんじゃない?」
あの格好で外に出て、ジョン子の元に行くと
カプセルを開いてジョン子に入るよう促してみた。
ジョン子は首を傾げる仕草をしながら室外機から飛び降りると、ミズキの足元に来てすりすりと体を当てていた。
「ヒィィィィィィ!!!どっどうしよ・・・」(慌てずゆっくりと掴めば奴だって騒がないはず・・・)
ミズキは恐る恐るジョン子の体に手を当ててそっと持ちあげた。
(ヒィィィィィィ。こ声を出しちゃダメなんだから・・あぁがまんがまん。あと少しでカプセルの中に入るから、そいたら一気に蓋閉めてお風呂場にゴー)
(・・ゲッこれはこの間の病院とやらにいった時に閉じ込められたやつ)
たぶんジョン子はそんなふうにカプセルを見つめていたと思います。
突然ジョン子が暴れ出し、後ろ足でミズキの手を引っ掻きミズキから離れようともがき出した。
「ちょっとあんた何騒ぎ出してんのよ!今からあんたを洗ってあげるんだから大人しくしてちょうだい」
今のミズキは猫の恐怖よりジョン子をなんとかお風呂で体を洗わなくてはならない使命感の方が上回っていた。ミズキはジョン子の体を少し強く握って暴れジョン子を大人しくさせようとしていた。
「さぁもうカプセルに入って大人しく私のいうことを聞きなさい!うわぁ。あっ。あっ。あ〜」
ジョン子は体をくねらせるとミズキの手から飛び降りてミズキと距離を取った。
「あああぁ〜やっと捕まえたのに・・」




