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ひとりごと部屋  作者: 白井夢子


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雨だよ。

めっちゃ雨。

外はバタバタ雨音が鳴ってる。


降りすぎじゃない?

そう言いたくなる雨の日です。


いいね。

めっちゃいいね〜


今この時、外にいる人には申し訳ないけど。

私は雨の日がわりと好きなんです。

――家にいるとき限定だけど。


洗濯物が乾かない?


まあね、それは嫌だよね。

でもまた天気いい時にすればいいかな。

残念だけど、明日に回しておこうよ。

部屋干しでもいいけど、明日晴れるなら、明日でもいいんじゃない?


……なんて。

めちゃくちゃ生活感ある会話をしてみました。

だって、洗濯は大事よ?

雨の日って素敵だね、で済まないこともあるんだよ。



でも。洗濯は大事だけど、でもやっぱり。

雨の日の、

「『どうしても』じゃないなら、今日は家にこもってなよ」

って感じが好き。

自堕落が公式に許される感じ。


もちろん、天気の日だって堂々と自堕落すればいいんだよ?

でもさ、天気の日ってさ〜


「ほら、晴れてるなら買い物行きな。あれも、これも要るだろう?」

「ついでに、アレもまとめて洗濯しなよ。なんなら洗濯機を漂白しな」

「さらなるついでに部屋も片付けなよ。ずっと置いてあるアレ、飾り物じゃないだろう?」


そんふうに、私の中に急かす誰かがいるのです。


「知ったこっちゃないさ」と、聞かないフリをしちゃいますけどね。


それでも、雨の日はそんな声も聞こえてこない、静かな時間です。

ふう。落ち着くわ……



なんかね、水の音って好きなんです。


子どもの頃の部屋が、庭の池に近かったからかな。

チョロチョロと水が流れる音と。

カーテンに映るユラユラと揺れる、水面の反射した光と。


あれ見てると、いつでも眠たくなったものです。


まあ、でも。

私は、電車の中で吊り革に掴まりながらだって、うとうとしちゃえる才能の持ち主だけど。

どこでも居眠り、という光る才能。



……なんだっけ。

あ、そうだ。水の音。


水は音がいいよね。

池の水もいいけど、川の流れるシャラシャラって音も、滝のザアアアアアアって音も、癒ししかない。

雨の音も然りだ。


昔、通ってたスイミングスクールは、もわんとした、湿度たっぷりの空気が苦手だったけど。

プールに潜って息をぶくぶくすると、耳の中に音が響くのが好きだったな。

ぶくぶくせずに、ぷっかり浮きながら、揺れる音を聞くのも好きだったかも。


今、そんな音を聞きたいと思ったら、湯船に沈んでぶくぶくするしかないけどね。

なんせ水の音は最高だ。


外を歩いている時の雨は、最悪だけど。




こんなふうに、思い浮かぶ取りとめのないことを書きたくなるのも、雨の日だからかも。

時間がゆっくり過ぎる感じがするんだよね。


目の前のマグカップには、キャラメルクリームティー。

「そのうち、ゆっくりした時間のときに飲もうかな」って置いてたやつ。

冬に飲もうと思ってたのに、春になっちゃってた。


何一つ問題なく過ごしているわけじゃないし、

どこか重く感じるものを持たないわけでもないけれど。

雨だからいいじゃん。

雨と一緒に流しておけばいいんだよ。



おお!気づいたらお昼ご飯の時間だね。

何食べようかな。

作るの面倒だな。

うどんとかにしちゃおうかな。


うどん食べてからスナック菓子食べたら、トータルで天ぷらうどん食べたことになるかな?

えびせんの桜エビ味があったはず。


〜本日のランチ〜

桜エビのかき揚げうどん。



雨の音を聞きながら、

キャラメルクリームティーを飲みながら考える一品。


どうだ。

本日の落ち着いた私を、ここで披露してみました。





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