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『海澪 -千年の縁-』  作者: 木峰圭介


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(75.2) オムライスと特製ソース

 星来(せいら)がベーコンを炒めて、油を出す。バターを少し加えてたら、スライスの玉葱をじっくり炒める。

 隣のフライパンでは、海澪(みお)が、ダイスに切った玉葱をバターで透明に炒める。ミックスベジタブル、ソーセージを軽く炒める。バターを足して、ケチャップを炒める。ここが大切。炒めることで香りとコクが出る。母親譲りのコツのひとつだ。

 ケチャップチューブの残りを全部絞り出したら、チューブに水を少し入れて、中の残ったケチャップを洗うように振った。それを星来(せいら)の鍋に入れる。これも母親譲りの無駄にしないコツのひとつだ。

 ソースになるくらい水を足し、ハムとハヤシライスの即席ルーを少し、けっこう煮詰めた赤ワインと、出しの素の粉を加えて、弱火で煮込む。

 海澪(みお)のフライパンは、火を止めて、いったんお休み。ご飯は炒めるところだけど、今回は量が多いので、あとでご飯に混ぜるだけにする。

 ソースの方は、味をみる。甘みが欲しいので、味醂を加えて、隠し味に赤味噌を加えて味を調える。これも母親譲りの隠し味だ。

 あとは温め直し、火を止めてからバターを溶かし込んでソースは出来上がりだ。

 今日は好みもわからないので、スパイス、ハーブは無し。 あとは、オムライスを仕上げるだけだ。

 

 

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