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『海澪 -千年の縁-』  作者: 木峰圭介


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(12.1) ドンドンドンキ

 相変わらず、陰キャのオーラを漂わせている海澪(みお)と星来(せいら)だったが、優美(ゆうみ)は、楽しそうだ。

 海澪(みお)も星来(せいら)も、顔立ちは人一倍可愛いと言っていいだろう。優美(ゆうみ)にとっては、等身大の着せ替え人形のつもりなのかもしれない。しかも、財布は修持ちだ。

「海澪(みお)は150なさそうだな…とりあえず、普段着と室内着だな。星来(せいら)は、子供服かぁ?」

 星来(せいら)は、怒ったように頬を膨らませる。

「僕はいいですよ。姿は消せるし、依代(よりしろ)に隠れることもできますから……」

「ダメダメ、郷に入れば郷に従え。僕って言えなくなるくらい可愛くしてあげちゃおう」

 優美(ゆうみ)は、ほんとに楽しそうだ。

「もしかしたら、パンツも履いてない?」

 優美(ゆうみ)がいきなり海澪(みお)の裾の中を覗き込む。

「わぉ!まずはパンツだな。勝負パンツも念のため買っとくか?」

「誰と勝負するんだよ」

 修が言う。

「オンナのコには必要なのだよ。ブラもいるよな」

 優美(ゆうみ)は遠慮なく、襟元から手を入れる。

「やっぱ着物は着やせするな。もしかしたら、うちよりデカいぞ」

 

 買い物はまだまだ続く。



挿絵(By みてみん)

(AIによるイメージです。時代設定、キャラクター設定を汲んでない場合があります。これから登場するエピソード、登場人物のネタバレがある場合があります)

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