レーヤ・インヒューマ
インヒューマ公爵は王国において権力の一角を持つ大貴族、前公爵クロベルク・インヒューマは戦争中高い成果を成した、今は八十を超え老人。
戦争後なぜがエルフを引き取った、後継者として養子になったアールノ・インヒューマは前公爵との仲が悪い、でも孫には優しいみたい。
「お爺ちゃん、お父さんが意地悪い、いきなり学業をやめるなんて酷い」
高齢になったお爺ちゃんはベッドから離れない、部屋にはたくさんの肖像画、銀色髪のエルフ、私の顔と凄く似てる、髪さえ変えば区別できない、もちろん頭だけを見る場合。
「レーヤは学園生活楽している?」
「ぅぅぅ、知らない人多いけど毎日楽しい」
「そうか、レーヤのために何がしたいが、彼はお爺ちゃんの言うこと聞かないだろ」
「分からないわ、ものことを知る頃からお父さんとお爺ちゃんが合わせた場面見たことない、むしろお父さんは避けたに見える」
「そうだな、レーヤはもう立派な大人になったのに、まだ理由を教えていない?」
「知りたいわ、レーヤにも知る権利あると思う」
「そうね、今にも彼にとって、レーヤのお婆さんは」
目はこちを見てない、また肖像画を見つめてる、そうか、やっぱり。
「レーヤ!」
「お母さん」
「何度も言われたはず、一人でこの部屋を入るなと」
「ごめんなさい」
“すまんね、レーヤ”
お母さんと一緒に来たのは風の精霊シルフィ、お母さんの実家の守護神らしい存在がここではただチクやろ、お母さんが来たからすぐ部屋の外へ出ました。
「オブスキア姫殿下がいらしゃいました、あなたは部屋に戻りなさい」
「殿下に会いに行かないの?」
「いいえ、あなたは何もしないように」
「もしくはお婆さんの情報?」
あ!しまった、お母さんを怒らせた、怒りの目つきに睨まれる、怖い。
「あいつになにを教えた?」
「ま、まだなにも」
「本当?」
「お婆さんのことを言う時にお母さんが来た、シルフィなら分かるでしょう」
“うんうん、始める前に割り込んだ”
「部屋まで送る」
「あら、公爵夫人とレーヤ先輩は何処へ、共にお茶会に出ませんの?」
綺麗なお人、無駄な装飾ない、上品な振る舞い、輝く金髪碧眼。
「申し訳ございません、オブスキア姫殿下。娘は社交マーナについてまだ何も教わっていません故、遠慮いたします」
「はじ、ごきげんよう」
「ふふ、初対面でしたね、オブスキア・エインツベルンと申します、レーヤ先輩のことは既にお耳に入っております、もし先輩に会うなら、学園祭に出られないと学友に頼まれた」
「もう学園祭の時間なの?」
「ぇ、明日だっけ、夜に宴会あるで私も急ぐ準備しなきゃ、船は東の空地に泊まってる、だが見知らぬ場所で方向に迷った、案内してくれないか?」
「夫は共にしますので姿見当たらない」
「お互い支度あるで一時離れました、もしくは夫人さんは用事あって?」
「いいえ、案内いたします。シルフィ、レーヤが部屋まで付いてください」
こうして一人になった、違う、もう一人と。
“レーヤ、部屋とは違う方向よ”
「さっきのこと聞いた、学園行きの船、乗るしかない」
“だめだよ、まだメーリに怒らせちゃう”
「分かるさ、だから、絶交だ、シルフィ」
“えええええ、なんで、いやだよ”
「お爺ちゃんの部屋にいることをお母さんにチクた、嫌い、大嫌い」
“違うよ、レーヤ、君の居場所聞かれたから教えただけ、チクるなんてしてない”
「それでも嫌い、あんたのせいでお母さんを怒らせた、もうシルフィと一生話さない」
“怒らないで、レーヤ”
「ふぅだ」
“まってよ、遠回りしても船でアールノに見つかれる”
「ふぅ~~~」
“アールノを怒らせるとメーリより怖いよ”
「それでもだ、私は学園に戻りたいなのだ、あっちいけ、話しかけないで」
“あわわわわ、泣かないで”
「泣いていません、スン~スン~」
“もう~~~、一緒に行きましょう、アールノに見付かないように隠蔽魔法掛ける、機嫌直って、レーヤ”
「いいの?」
“いいの、いいの、その後一緒に怒られる”
「うん、一緒なら怖くない」
“間に合ってよかった、これで目的達成”
「全然よくない、殿下の言う通り何も言わないお父さんが悪い」
船に乗ってすぐ出発した、そして間もなく見つかれちゃった、初めてではないがこれほど怒ったお父さんは今回だけ。怖かった故何も言えない、殿下のおかげて島に行けるになって、ラッパのようなもので船長と会話したらしい、戻れない答えはみんなの前でもらった。その後すぐ到着してホテルに閉じ込めた、落ち着いたら殿下のおしゃる通り。
私は悪くない、その怒りの理由すら分からないまま受け入れません。
「シルフィ、協力して」
“アールノに頼まれた、だからダメ”
「まだ何も言ってない」
“学園に戻りたいでしょう、いい子なら親の言うことを聞けよ”
「いいえ、お父さんを尾行する」
“えええええ、尾行で…面白い”
「目の後ろなら気づかれない、乗り物にも追える」
“いいねいいね、ばれたとしてもレーヤを引き渡せるだけ、損はない”
「私を売る前提にするな、一様保身のために借りる」
部屋に剣を飾るは貴族嗜み、昔はいざという時の保身みたい、ホテルには刃付けなしないよいまし。
“断りもなく取るはなに”
「盗みじゃない、ちゃんと帰るつもり」
シルフィは何も知らないから聞くもない、風穴みたいに秘密は漏れる。だからさシルフィも知ってほしい、精霊たちはみんな好奇心高い。
お父さんは車に乗って移動始まる、シルフィの魔法で隣の街道で走る、これならばれることはない。
不思議なことに学園に入ることになった、以前よりなんか警備員が多い、入る人の身分も検査されています、こうなったら裏道を使う。
「レーヤ先輩?」
「ひーく、えっと」
“剣術部後輩のフィナ”
「あははははは、フィナか、久しぶり」
「こそこそにして、入れないの?」
「入るわ、しばらく来ないからなんか警備が」
「あぁあ、あれはいろいろあって、学生証必要になった、でも先輩の顔をみんなに知られいますで大丈夫でしょう。じっっ、やっぱり似てるより同じだな」
「え?何と」
「先輩が家に戻ったあと貴族様と一緒に来たエルフのメイド、無愛想な顔と髪色違えかから気付く遅くって、いま改めて見るやっぱり気のせいじゃない」
「あの!」
「は~い」
「もしかして銀髪のエルフ」
「黒髪けど」
「違うが~~」
“レーヤ、動かないと見失うよ”
「用事思い出した、またね」
入って空地だった場所へ、あれは最近建築した屋敷、学園の所有地に堂々と屋敷を作るなんて偉い人に決まる。
お父さんは入った、さすが私有地に無許可侵入なんて。
“浮気みたい”
「うわき?なに」
“どう説明するか、メーリは嫌だから見たことない、音も遮断された。簡単に言うとメーリとアールノがいちゃついてレーヤを作る儀式、いまアールノは別のひととやってる”
「えぇえ、子供作るね、てっっっ!駄目のやつじゃない、まさかお母さんを裏切った?」
“知らないわ、メーリとする時同じ、急に二人の音が消えた”
「入るわ、シルフィ、どの部屋、教えて」
「外でこそこそ見るは結構が、入ってくるなら別」
服装がかなり変な人、短い袖とズボン、腹も丸出し、不良な刺青、赤いポニーテールと炎の瞳、あれだな、個性的な冒険者。
“無視してお父さんがいた部屋へ”
“はいよ”
シルフィに運ばれて突進、一度二度邪魔されても想定内。
“無理、剣を抜け、あいつを倒さないと通さない”
「ほぉう、お前が噂のレーヤ、軟弱な肉体で剣を振れるか?」
「初対面と思うが」
「気にするな、剣を見せろ」
生意気、こいつ嫌い。シルフィに身を委ねる、魔力の供給と抵抗しないようにリラックス。
目で自分の動きを知る、近い、回る、スカートが…
シルフィとの連携で相手を翻弄する、双剣が理想的が一本でも充分、風で体を浮く、上下逆さま、左右切り替え、私にも分からない軌道の剣で相手を攻める。
教員たちに綺麗と言われたが私には感じない、眩暈を克服するため頑張りました。
目すら現状を見ていない、剣を持つ手の感覚もない、相手の攻撃が何度も目の前を通った、怖くないは嘘、目で見えないところもギリギリだろ。
やっと倒したと思うがただ距離を取らせた。
「貴様、あたしをなめてるか?」
「え?」
「こんなの、剣舞じゃない、ただ、空に浮く操り人形」
「その」
「この一撃で終わらせてやる、踏み込んむ一瞬切る」
剣を腰に掛ける、変な姿勢、戦う前に剣を抜く常識もない、一歩進むとする。
「ぷ~~~は」
“動くな、レーヤ、殺される、アールノを呼ぶ”
もう片足が引っ張られて現地に顔面落ち、眩暈と鼻に異常、意識もしばらく飛んだみたい。
「レーヤ!」
あぁ、お父さんの声。
「なぜここにいる、レーヤ」
「ぃ~~、そ、その、納得いかない、退学の理由も教えてくれないもん、だから家抜けて父様と同じ船に乗った。そして父様の後ろを付けてここに」
「もうよい、帰る」
「まってください、父様、なぜ隠すの、やはりシルフィが言った、浮気?」
「シルフィに手助けられた?なぜ私のいう事を聞かない、レーヤを部屋の外を出ないように頼んだはず」
“頼まれたがレーヤは可哀想”
「ごめん、シルフィ」
掴まれて宿屋に連れて、お父さんと大喧嘩、それでも変わらない。
帰る船はない、姫の船も今動かない、シルフィの魔法で帰るに信じされていません、また他の精霊に助けないため姫の船に監禁されることになった。
今回はシルフィもいない、お父さんの隣について行った、ただ一言を残す、帰ったら説明する。まるで私を安心して待つため、なんて隠す、なんて今はダメ、寝るまで考えはやめなかった。
今日は一日この部屋で過ごす、お父さんは一度きて予定を教えた、帰るのは明日になる、帰りたくないわけじゃない、ただせめて最後に学園祭を楽しめたい。
静かな部屋に音が、あのラッパはたしか通信用の、何を伝えに来るかも。
「うわあああ」
「うげ、びっくりするな」
中にちっちゃい羽付きの人間、絵本に出る妖精みたい、可愛い。
「何じろじろ見てる、おじさんの体を目当て?」
「えっと、なぜあの中から出た」
「もちろん逃げてきた、あのスケベ王子の檻から、ここはその王子の船でしょう」
「うぅ~違えうかも、王女の船けど兄弟に貸したかも、王族の専用船は一つしかない。そうだ、私はレーヤ、見た通りのエルフよ、君の名前は?」
「エルフか、違いは分かりません。おじさんはサユリ、花の妖精、フェアリーかな」
やっぱりにおじさんは第一人称、おかしいけど可愛いから。
「サユリさん、初めまして、クッキー食べる?」
「献上を許す」
ちっちゃくてハムスターみたい、癒される。
「サユリさんはなぜここに?王子の檻で、監禁されたの?」
「話は長くなるね、とりあえずここを出たい」
「もう行っちゃうの?もっと付き合って」
「おめえ、いい年してなんか子供ぽい」
「十八歳は子供でしょう」
「そうかそうか、じゃあね」
「待って!」
「ぐう~~、おめえ、手加減」
「あ、すみません」
「はぁ~~はぁ~~、クッキーをげろそう、羽も折れた、しばらく飛べない、おめえのせいだ、どうしてくれるよ」
「へへ、これでもう少し一緒に居られるね」
「おめえ、無邪気の笑顔で悪事をするタイプ?実際エルフじゃなくて、魔族だろ?」
「嘘じゃない、ほら、角ないでしょう」
「後ろを見せてもむだ、魔族で必ず角もってるは偏見。もういい、飛べなくとも降りる、おじさんは祭りに行ってほしい」
「祭りで学園祭のこと」
「そうよ、船員たちに聞いた、ここの祭りはすげー面白いで」
精霊みたい、好奇心高い。
「ぅぅぅぅぅぅぅ、一緒に行きたいが、出られない」
「窓の近くにいる緊急用折り階段は使わないの?」
窓の外へ投げると地面への階段が出来た、船には魔法使えなくとも色々出来る道具。
「これでいけるわ、サユリさんは船員たちからこれを聞いたね」
「え?ああ、聞いた、いいえ、聞いてない、その、あれだ、消防設備は毎日検査する仕事あるで」
「うん、うん、一緒に行きましょう」
「しょうがないな、今夜おじさんはデートの付き合いをさせてやる」
ふわふわ飛んで肩に降りる、瞼の近くにサユリさんの息吹、たまらない。
再び学園へ向かう、今年の屋代は白の塔の近く、支援者はノーリル先生、金属の建物と七色の灯火はあの方らしい。
「おめえ、まずはマントを変え、誰かに見付かれたくないだろ」
「はい、はい、ほらー、サユリさん、わたあめ、あれはりんごあめ、一緒に食べましょう」
「やれやれ、本当に子供だな、甘いもの好き、おじさんはも子供じゃないぞ」
一人分を買って、食う時に肩にいるサユリさんも前に出て一緒に食べる。
特にりんごあめの時、唇の近くにサユリさんの手の感触。
「あれを買えましょう、あれも」
「食いしん坊な、デートだからなにがイベントないの?」
「デート?どういう意味なんの?」
「デートはね、二人出かけて一緒に食べて、街を回る、遊ぶ、夜同じベットに寝る」
「サユリさんと一緒に寝るの、素敵」
「このくらいで喜ぶなんてちょろいね」
「別にちょろくない、あ!あれを見ましょう、演出舞台、デートのイベントとして」
「ああ、見るだけなんの、つまらない、舞台の上に出られないの?」
「出ることは可能が一様申請が」
「じゃあ、申請しましょう」
「ええええ」
舞台の裏へ向かう、人は舞台前と比べると結構少ない。
「レーヤ先輩!戻りましたね」
「あぁ、えっと、はいです」
誰、知らない、後輩?でかい。
「おい、挨拶の人も知らないの」
「いいの、いいの、先輩は有名人でみんな知ってる、魔法剣部の部員として先輩の剣舞を見てファンになりました。今回も舞台に披露するおつもりかい?」
「いいえ、あの、その」
「ぐじゃぐじゃ、速くしゃべろ」
「シルフィが居ません、剣舞出来ません」
「そうか、残念でしたね、先輩は自主退学の噂を聞いた、それは嘘ですね?」
「いやぁ~、それは…本当です」
「!?来年卒業式も、まあ、先輩が一番辛いでしょう、ここで何が用事ある?」
「えっと、舞台に出たい」
「いいけど、何を披露する?」
「あぁ」
「ふふ、おじさんが歌います、森の歌声」
「そっの、こちらの方は精霊ですか?」
「まあ、近縁のところかな、フェアリーのサユリ、娘よ、おじさんとこいつで一緒に舞台上げられるか」
「それはもちろん、しかし次の休み時間を待ってもらうます」
「えっと、私は必要ます?」
「ばかもの、おめえの魔力がないとおじさんの声はどうやって広める」
「はぁぃ」
「じゃあ控え場でお待ちください」
ベンチに座るとサユリさんは肩から降りる、羽も回復したみたい、安定した飛ぶ姿。
「サユリさんは精霊の近縁ですか?」
「おじさんは本来百合から生まれた命短い妖精、属性を変えて今になった」
「属性が変わる?人や生命に生まれ来た属性は変えませんとここで学んだ」
「間違えはないが、おじさんの言い方のせい、変えたより吞み込んだかも」
「そうか、変えなくとも他の方法は存在する、ドロシー先生の授業に教われた思想を変えると道は広げる」
「おめえはエルフでしょう、エルフの国では幾つの精霊を従う者もいた、それで属性を少しずつ馴染んで体を強化する」
「すまん、私はエインツベルンで育つなんので、サユリさんはエルフの国に居たの?」
「あのさ、妖精はね、エルフの国、ユグドラシル内しか生まれない。常識も勉強しろ、どんだけ親にあまされたよ」
多分たくさんあまされた、普通だと思い込んだ、そしていつも子供で居られないを知った。
「属性を吞み込んだでどうして、教えて、どんな属性?」
「闇属性」
「?!」
「翼と服も黒に染まったに見えるでしょう、今は黒百合。何その眼、闇だから嫌の奴」
「闇でどんな属性」
「そっちかい、説明めんどくさい」
「授業にも教われてない、どんな属性?」
「一先ず言っとけ、属性変えるは裏だけじゃない、外側にも何のかの変化、例えば髪や肌の色が変わる、感情が不安定になって性格も変わる、もちろん本来の自分は失うことはない、ただ人々は取り憑かれると言い伝え、戻った者、死んだ者、もしくはおじさんみたい新たな存在に成り代わる者」
「髪色が変わる」
「おい、おめえ、そこは重要のところじゃない」
飛んで顔近くに叱る、可愛い。
「自称もその原因?」
「まあ、そうではないかも」
「って、何が起こった?」
「本当に聞く?」
「うんうん、聞きたい」
「はあ~~、簡潔に話すと、以前世話したエルフの女が人族の男と愛し合うところを見て欲が生まれた、おじさんも彼女に愛されたいで、えっと、進化した」
「簡潔はいや、禁断な愛でしょう、後は?駆け落ち?」
「なんかおじさんのことはどうでもいいに聞こえる」
「いやぁ~~、それは気のせい」
「おじさんも彼女に愛されたいから色々やらかした、罪を問われるほどの身分もない、だから売られた、逃げて掴まれの繰り返す日々を過ごした」
「サユリさんが悪い、二人の愛を邪魔するなんて」
「おめえもか、だけどさ、他人の愛の成就を願うのは部外者、輪の中にいうやつ、おじさんの気持ちはどうする」
「でも、女二人に愛は生まれないはず」
「おめえ、おじさんまじで切れるぞ。そもそも愛に前提はない、異なる性同士でどうやって恋愛するの?そもそも妖精に性別はない、その機能が付いていないから」
「なんの機能?」
飽きた顔で再び椅子に座る。
「はあ~~、すぐ分かる」
「先輩、準備して」
「…はい」
サユリさんと一緒に舞台の隣へ歩く、無駄話をして肝心な歌に付いてまだ何も知らない。
「サユリさん、私は歌えません」
「大丈夫、任せろ、魔力を貸して‘あ~あ~’するだけ」
「さって、これから飛び込みの選手、森のフェアリーと名無しの精霊使い、みんなさんに美しい歌を捧げます」
サユリさんの言う通り、シルフィに任せる時と同じ気持ちをする、目を閉じて発音、綺麗に響く音は脳へ刺激を与えた、心地よい、ふわふわする。そこにサユリさんの過去を見せられ、生まれて時、前に現れたのは金髪のエルフ、すべては少女との出会いが始まる、春を過ごし、夏へ向かう、二人は常に一緒だった。村で共に過ごす間に知った、少女は恋人がいる、再び会えることに期待し、赤潮に濡れた顔は一番綺麗だった、少女にその顔をできる男に感謝している。
やがて夏の終わり近づく、サユリさんに残した時間は僅か、少女は普段通り、たぶん何回もやってきた、サユリさんは森へ帰って静かに眠ることで終わるはず、普通の妖精は困らせないため静かに消える。
しかし最後にさよならを告げたい、もしくはサユリさんの為にその顔が見える。
窓は閉じられ、見えるくらい開けて覗く、知らない男と少女は名前を呼び合う、繋がる。一番を超える、サユリさんのまえで絶対見せられない顔、それが快楽、感染さえた、気持ちが同調し、欲しくなる、欲しい、もっと欲し、突き刺されたい。
抱き合って、貪る、その人の…いく。
「…?!」
「あら、さすがいったことで目覚めるね」
「ぁ?ぁ?」
声が出ない
「この顔、やっぱり初体験、こんな夢を見たことないで戸惑ったかな」
なんだあれ、なぜ声が、喉が動かない、太ももから濡れた感触。
「はは、いい匂い、花蜜みたい食べたい、体のほうはこれで仕上げたね」
誰か、舞台の下へ探す、大混乱、正常な人は、一人だけ、しかしここは構える様子はない。みんながおかしい、嘆く、咽ぶ、泣く、嘲る、罵る。数名が登って来た、夢の中に出る男の姿。
「いやあ~」
「ほお~~、抵抗されたね、早くしないと体の支配も解けられる」
「なんてこんなこと」
「今教えてやるさ、愛とは、まじ合う、最後に見たでしょう、繋がる場所、そこでみんな一つになる」
「いやぁ、やめて」
「そこはおめえらが付いてる機能、おじさんがないもの。大丈夫、平気だ、すぐ気持ちになる、おじさんがあの男たちの脳に侵蝕しレーヤと愛を語る」
「いやだ、知らないやつに」
「あ?何が知らないやつだ、おじさんのどこがだめ、おじさんはね、レーヤのことは愛してる、レーヤもでしょう」
「違う、好きけど愛していません、愛はもっと…」
「知らないくせに語るな、めすがき。愛は、セックス!一つになって快楽を求め、貪る、誰の体を気にするな、おじさんだけ考えろ」
キスした、この状況は喜べない。
「それでもだめだ、お父さんが、みんなが許せない、やめろ、サユリさん」
「ああ、まただ、あの女と同じ」
「え?」
「あのね、続きがある、あのシーンを見て欲を出たおじさんは同じく愛されたい。だからさ、あの男に取り付いた、いっぱいいっぱい味わった。体を持つことはどれだけ素晴らしい、欲をたくさん貰った、一番たまらない欲はもちろん愛だ。だがおじさんと知られた途端、あの顔を見せなかった、触れることも許されなかった。へへ、ははははは、今まで気付けないくせに、いっぱい愛してくれたくせに、なぜダメなの。理由を知りたい、おじさんのどこがだめなの、ああ、だめなのはおじさんじゃない、おじさんを受け入れないのは、彼女の理性、二人以外のものが邪魔でした。こんなおじさんの存在を許されない、みんなはおじさんの愛を認めない」
「だって、本当のこと、みんなはそれより心の繋がりが大事」
「もういいだ、レーヤに分からせてやる、理性が溶けるくらいこの愛にはまってやる」
サユリさんは一人の男の脳後に付く、私を押し倒す、瞼を舐められ、太ももに手で押されて、密着されて涙が出る。
「いやああああ、誰か、お願い、誰か助けて」
絶望の仲その願いを叶う人が降ってくる、男を弾き飛ばす、凛々しく立ち振る舞い、黒髪のメイド、そして画にそっくりのあの顔。
「お婆さん」




