学園祭
「おおおおお、すげー、知らないものばかり」
「昼には学生たちの屋台、自分が作れた魔道具を見せるため、投資をもらえばいい稼ぎになる。どれも日常代わりの小道具、目ぼしいものはない」
「いいえ、ご主人様、この洗剤は素晴らしい、油を一瞬でふき取る。これも、掃除が捗る」
「リーズは何を見てる?これは?すらいむ?」
「へへへ、これはスライムを素材として作られた、前より薄くになって、柔らかさもレベルアップ、頭には幾つ瘤、お嬢さんたちはいかが」
「ほらー、行くぞ、こんなつまらないもの」
「えー?、なによ、何に使う?教えてよ」
やぱり管理不足、何でも出る、既に市場に出回るもの、子供だから知らないだろ。
「なにそれ、屋台の申請は取った、ここを使わせてもいいとあっちが言ったのに」
「それはこちらの説明不足ですみまえん、出品について幾つ禁じられるものがあって、だから今降ろして頂きたい」
「聞いてないよ、何がいけない、言ってみろ」
「それは…」
「何があった」
見て居られない、管理者がこんなだから学生の好き放題になる。
「ラインハルト卿」
「あ!」
まさかヒツキとソウツキの屋台、あれは、銃かな?トリガーがあって、試し的もいる、威力はそれで測れる。
「閉店しよ、ヒツキ」
「どうして?」
「武器の私製は学生の領分を超えている、市場にも法律で禁じられてる」
「分かった、片付く」
ヒツキはそう言って、ソウツキの魔法で全部燃やした、屋台ものことすべて。
「一緒り回りましょう」
「断る」
断った意味はない、勝手に着きまわされた。
「見ろ、これは似合う?」
「似合う?」
「これはいいや、髪飾りに魔法を刻む、どう?」
「どう?」
私のせいだ、面倒ことを引いた。
「リーズ、これを見ろ、魔獣の子供、可愛い」
「え、可愛いけど残酷なこと、本来の生き方をこんな形で殺され、やっぱり人は罪深い…すみません、悲観的な意見を述べた」
「いいの、いいの、いつも相手の立場を入れ替えて考える、優しいね」
「しかしよく耐えたね、冒険者の仕事おろか、魔王軍との戦いも辛いでしょう」
「レティさまの言う通り、だから毎日祈りを捧げます、己のために」
「嫌な言をやめろ、あれを見ろ、ふわふわ、寝心地よい、布団?」
「あれはスライム素材で作ったベッド、柔らかさで貴族の間に人気ある」
「レティは知ってる?でも屋敷にはないみたい」
「ご主人様が気に入らないからすぐ捨てた、硬いほうが眠れるみたい」
「えええ、変だな」
「そうか、ベッドの好みは」
「記録するな、単純に感触が常に変わるから、気に過ぎて眠れない。そしてあれだ、背中と頭をちゃんと支える寝つきがよい、腕と足をすぐに動ける状態に置きたい」
「だから床にもすっかり眠れるね」
「えーそう、誰かのおかけでよく眠れました」
久しぶり気を失うくらいの睡眠。
「リン君ではないか?ドロシー教授に治療してもう大丈夫だな」
「あぁ、えっと、久しぶり、カバリさん」
「随分細くになったね、どう?我ら回復部門が生産したプロテイン、筋肉は健康の証ですよ」
「いやぁ、筋肉は」
「いただこう」
「ええええ、ダックはむちむちになりたいの?」
「お兄さん、いい筋肉ついてるね、バランス良くて無駄はない」
「どうも、君も素晴らしい筋肉」
「…まさか性別の問題?」
「想像違いをやめろ、これを食うのはおまえだ」
「えええええええ!いやだ、不味いのいやだ」
「ほらー、わがまま言うな、明らかに肉が足りてない」
「うんうん、さすがリン君の彼氏、リンの健康を考えていますね」
「えっへ、じゃあ食べよか」
照れるな、誤解させちゃう。
「ダック!もう昼近いし、一緒に食べましょう」
「お腹べこべこ」
「お兄さん、人気者ね、邪魔筋肉は退散いたします」
あー見ても優しい人、もうはや誤解を解く気力もない、両手の二人を振ってみんなと合流。
「帰ろうか、じゃあね」
「はあ?」
「なんで?」
「ごめんね、ヒツキ、ソウツキ、ダックはさ、昼寝するだから、午後はお休みなの」
「ちー」
答えになってないけど素直、纏うことやめた。
この二人は本当に優秀な学者と噂されてる、さっきの武器もそう、ギルドの報告も、二人揃えば不可能なことはない、多様な依頼をこなす、軍のアドバイザーも務めています。
だからかな、前みたいに仲良くなれない、みんなと。
・
「遅い、早くしろ」
「だっから先に二人回っていけ」
「いやもん、デートは一緒がいい」
起きてばかり、夜はまだ、狙うイベントはまだ始めない。
「リンさん、デートなんて、私は」
「ほらー、リーズの浴衣姿、綺麗でしょう」
「ん~~~、いいね、まっすぐ伸びる銀髪と凛とする立ち振る舞い、華やかな浴衣と似合う」
「ぶ~~~、あたしも切る」
「よせ、すぐ破れそう」
「わたくしもご主人様同意見、神聖魔法を中心にするリーズ殿は体を大きく振る舞う必要ない、そして教養もあって、貴族の方と思われるはず」
「じゃあさ、ダックはなんてこんな服装、平民ぽいし、気楽でいいな」
「これは休暇服、休みの終わる日だから、存分に楽にしたい」
「素敵です」
「ご主人様のには好きのようにあれば」
「おかしいじゃない?メイドと浴衣、そして意味不明な半袖短パン、あたしの立場はなに?」
「お前は護衛、いざという時に動けるように」
「いやだいやだ、あたしも新し服着たい」
「行こう」
「待って、待った人を置いていかないで」
祭り、この島独特なイベント、学園成立前の風習、学園祭で忙しかったから共に開催の形で残る。ノーリルの簡易店を立てて商売する、大きな空地に店を組合す、道を作る、人はごみのように進む。
数歩歩いてリンは居なくなる、声もなく知らない店の前に立つ、そしてリーズは人と当たらないため、遠くへ流れる。止まって、食べって、遊んで、ようやく一回りを終わるころ疲れを感じた。
「ダック、あれはなに?」
「あれはね、学生の舞台、昼の屋台と違って純粋のお披露目会。音楽とパフォーマンスで学んだものをみんなに見せる場所」
「面白い、前に出て一緒に見ろ」
「私は遠慮します、あの店の二階で見る」
「リーズは?」
「お供にします」
やっと解放した、レティは何も心配しなくでいい、何が当ても隣にいます。
少々遠いけど二階は結構高い、人波の声で聞こえないが見えるだけでいい。こんな店珍しい、まるで貴族向けの喫茶店、一日の店にして心を入れ過ぎた。
店員もおかしい、何も言わず上の階段を教え、仕草や雰囲気もプロ。
「あら、奇遇ですね」
さっきの不自然をこの場で答えされた。
「偶然と思わないシーン」
「そう思うならきっとそうでしょう、もっと自信したら」
席は二つしかない、もう一つに座て舞台を見る、結構盛りやがってる。
その間にレティは紅茶を用意する、さすが下心を持つ相手店の物を食べない。
「噂は聞いた、負けたようね、リンに」
「あぁ、そう、負けたよ、本物だ、あいつは」
「私は弱小をいじめる趣味はない、随分生意気なことを言ったのに」
「あの日は勝った、圧勝した。まさか一日の成長、いや、覚醒というべき」
「一様負けを認めた顔、自尊心高い君がね、珍しい、努力してやり返すつもりないの?」
「姫様、魔族と繋がってるのはお前か?」
「違うよ、婚約者を疑うの?」
「ただの感、情報を解析すれば裏切り者は必ずいる、だが見つからない、得する奴はいない。王都中そこまでの魔方陣を用意できる人はそう多くない」
「えーー、どれくらいの数かな、さっきの質問、また他の人に問う?」
「やめた、やめた。探しても証拠はない、私の邪魔でもない」
憶測は私の悪い癖、常に最悪の場面を想像する、最初の頃は本当に疑心暗鬼、奴隷がいなくなって何も信じられない、いまさら一々気にしても無駄。
「ご主人様、紅茶と駄菓」
「ありがとう」
遠いあの舞台はフェスみたい、灯り、音響、原理は違えとも効果は同じ。
「学園にどれくらい滞在するおつもり?」
「一年二年かな、リンのおかげて戦争はしばらく起こらない」
「そうね、あれは規格外の実力、負けても当たり前?」
「規格外よりこれからが恐ろしい、どんどん強くなる奴にどうすれば勝てる」
「欲を持ってば勝つかもしれない」
「胡散臭い」
「あなたはただ勝ちたい、得るものは儚い故、熱は下げる、でもリンさまは確かの目標を持って、それを手に入れるための覚悟」
知ってるの口ぶり、お前に私のなにを知ってる。
「さって、これから飛び込みの選手、森のフェアリーと名無しの精霊使い、みんなさんに美しい歌を捧げます」
舞台から司会者の声、相手が気にするけどさすがこの距離では顔とフェアリーの姿を確認できない。穏やかな声線、響く高音、そして音と共に漂う光の波、酔いと認識する。
楽しめる内にリズム急高まる、震えて欲しがる、拳を握て望む、誰を。
向こうにいる姫様に抱かれるまで何の状況も知らなかった、抱かれて見つめ合う、その瞳から熱い視線、そのまま距離が縮む、ざわめく、キスしちゃう。
キス?ありえない、どうかしてる、断じて阻止する。
左手を使って押し返す、強く当たらない、ただこれ以上近めないの力でゆっくり押す。
手はそのまま姫の肩前に嚙まれた、痒い、涎出た、まあ、まずは現状把握。
会場は大混乱、明らかに非正常な状態、現状に戸惑うや逃げる奴はいない。
「レティ!」
「はい、ご主人様」
レティは影響されないかな?うん、いつもの立ち振る舞い。
「今はどういう状況」
「恐らく舞台にいるフェアリーの精神魔法」
「止めろ」
「かしこまりました」
むやむやする、それを知って何の動きもない、一体何を考えてる。
レティは行ってる間に姫様はどうにかしなきゃ。
「く~~~かあ」
白玉に当たれて壁にぶつかる、姫様は私の腕を掴んで共に来た、だが頭はすぐそこにいて首筋を噛む。
白玉の正体はサクラだった、胸元に寄りかかる。
「にゃ~~、にゃあ」
「ちゅっ」
こいつも精神魔法の影響で。
「ば…ばかな」
猫の体は柔らかいと知ってるか、玉のように上下変わる、今回はその尻を使ってすりすりする、長い毛多い尻尾はねこじゃらしのように左右振る。
耐え難い、尻が胸元からどんどん上昇し顔まで近寄る。
「退け!」
右手で強く当たる。
「にゃあぁぁぁ~~~」
手のひらから振動、やべい、まるで痴漢、誰にも見られたくないシーン。
尻がまた動き始まる、手で押されてもすりすりする、エロ、理性が保てない。
「くっさ、こいつ、漏れてる」
「にゃ~~にゃ~~」
もう分からない、この二人の扱い。
「いやあああああああ」
悲鳴、レティの声?まさか何が起きた、立って舞台の方へ、黒いドレス姿のレティは誰を追ってる。
「ダックさま、何が起こった?」
二人は正気を戻ったみたい、状況を分かっていないサクラは首を傾げる。
「用事が出た」
二人を置いてレティを追う、すぐ暗闇の中で見失う。
「いやだ、なぜだ、おばああああ」
声のほうへ見えるのはレティとフェアリーが一緒にいてある人を攻撃してる。
とっさに出てレティの攻撃を落とす、近づいて昨日の公爵令嬢で分かる。
「お前、速く逃げろ」
「ぁ、はい」
黒いドレスのレティ、谷の上には何付けない、腕も丸出し、フェアリーは隣に浮いてる。
「ご主人様」
「え?」
フェアリーはフィギュアくらいの大きさが表情はちゃんと出れる、黒い羽根と黒花の服装、さすがこのサイズだと何も感じない。
「祭りは終わった、帰ろ」
「うん」
返事をもらった、だが行動おかしい。迫られた圧力を感じ、視線もいつもと違、ある強い意志、それを恐れて遠ざかる。
「ご主人様」
「どうした?」
「抱いてくれませんか」
あぁ、やっぱりだ、レティはあの二人と同じ状態になった。
「正気を戻れ」
「わたくし正気です!愛してください、めちゃくちゃしてください、そして共に落ちましょう、何でもする、望みすべて叶えて上げる。だからさ、お願いします、一生の代価でも構わない、あなたの、心の一角をください」
「お断りします」
バカな私、例え精神魔法の影響じゃなくとも、答えは同じだとしても、今すべきではない、まずは精神魔法の解除方。
「へへ、やはりね、わたくしが醜いから」
「違う」
「違わない!わたくしは穢れた、あいつに、憎らしい人間に、拒否した感情はいま自身に降りかかる、欲が身を包まれる、あなたが嫌うものに」
「落ち付け、レティ」
「取り戻さないと、汚れの過去、その痕跡、すべてを消す。あぁ、消しても既にあなたが知ってしまった」
「レティ!命令だ、こっち来い」
「待ってください、ご主人様、すぐ終わる。すべての痕跡消した後、どうか、死に蘇る無垢のわたくしを愛してください」
「レティ!!!」
遅かった、何も掴まない、レティの姿は転移して消えた、一体何を。
闇を払う、精霊の光が空を照らす、虹色の夜空、私はまた誰かを傷させた。
・残した二人
「えっと、キクさま?」
「なに」
冷たい言葉、いつもの姿に変えた、誇り高い姿、他人を下目で見る拒否感。
「キクさまはダックさまとなんのご関係?」
「姫様、弱い」
「うん、強さなんてわたくしには必要ない」
「主は弱者、嫌い」
言わなくとも分かっています、だから彼の前に強女の振りを被ってる。
「主って誰のことかしら?」
「教えない」
いまさら隠すことではない、そして傲慢な口ぶり、さっきにゃ~にゃ~の叫び声は逆に可愛いと思わる。彼から違う名前を呼ぶ理由もあるみたい、だが生意気で気に食わない。
「そうね、無理に教える必要ないわ。でも、さっきから何が匂いがしませんか?」
「ぐ~~、にゃあぁぁぁ~~~」
「ふふふ」
急に飛んで闇に消える、やっぱり彼の周りに面白いもの多いね、だから彼は退屈になれない、わたくしは彼の興味を引けない。
始まったかな、異変、見えないはずの精霊が現る、一先ず約束通り足止めをしますか、弱い可憐な少女は庇護を求める、無視するわけにはないでしょう。




