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「ねえ!君、ちょっと聞いてるかい?!僕、あの子見てると胸がドキドキしていてもたってもいられないんだ!これが物語でよくある、恋ってやつなのかな!?」
「え、殿下、私にそれ聞いちゃいますか?」
カイル王太子。
この国の第一王位継承権を持つこの方は、金髪碧眼でまさに王子様って感じでゲームの攻略者の1人で私より二歳年下の婚約者。
……こんなキャラだったっけ?確かに攻略していくと、子供っぽい面も出して来たような気がするけれど、もっとキリッとしてなかった?
この王子、我が家に来てからずっと恋バナしてるよ。
今私飲んでるお茶三杯目だよ。それももう飲み終わるよ。
こっちはここで私の運命決まるのかー、どうにか事故(という名の暗殺)は勘弁して貰うようお願いしないとなーとか考えて別の意味でドキドキしてたっていうのに。
とりあえず今日は糾弾イベントじゃないみたいだし、大丈夫なのかな?
いや、王子のしてる話しの内容は大丈夫じゃないけど。
「いいじゃないか!初めての体験だったから君に聞いて貰いたかったんだ!そうそう!君、昨日彼女呼び出してたって聞いたんだけど、何してたんだい?」
……全然大丈夫じゃなかったー!!




