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お久しぶりです。ブクマありがとうございます。
きゃあっ!と沸く会場。
急いでメイドにタオル等持ってくるよう指示したけど……やばい。
この状況はやばい。
悪役公爵令嬢マリンが最近婚約者に近づいてムカつく令嬢、リリアンナ嬢のドレスをわざと飲み物で汚した!
そう、これは女貴族社会の嫌がらせ!
てっててーん、なんて頭の中で効果音鳴っちゃうくらいには動揺してます。
だって周りのご令嬢に絶対そう思われてる。どうしてこうなった。
声掛けようと伸ばした手が正に飲み物引っ掛けた感じで映っているだろう。
これも悪役公爵令嬢の持つ運命力なのだろうか?辛い。
そんなことよりも目の前のリリアンナ嬢だ。
「あなた大丈夫?!火傷してない?今タオル持って来させますから。溢れても大丈夫なようにそんな熱くない無色なもの用意していたのですけど、手違いかしら?ごめんなさい。」
周りに聞こえるよう言いながらリリアンナ嬢の元へ行くと彼女のドレスはぶどうジュースが掛かって汚れていた。
よく隠し持ってたなぶどうジュース。火傷してなくてよかったわ。え、リリアンナ嬢なんか震えてない?
「なにをしゃあしゃあと言っているのよ!カイル王子が見てくれないからって私にこんな嫌がらせっ…!ひどいわ!」
「ちょ、ちょっと貴女何言って…」
ええーー!何なの?リリアンナ嬢何なの?何でそんな声通るの?ほら周りのご令嬢誤解しちゃうよ。王子いたら確実に糾弾フラグ立っちゃう案件だよ。
って、なんか玄関の方が騒がしいような?騒がしいのがどんどんこっちに来るような…?
「君!僕がいない間にこんな楽しいことやるなんてどうして教えてくれなかったんだい!!」
ドン!!!と効果音を背負いながら登場した王子を見て私はフラグが立ったことを悟った。




