第50話:祝・50回! オールスター集結で、就任祝いの大掃除パーティーを開いたら世界が輝きすぎた件
聖域が完成し、ゼクスが公爵に就任してから100日。
この記念すべき日を祝うため、聖域にはかつてないほどの「濃い」メンバーが集結していた。
「カカカ! 義理の息子よ、100日記念おめでとう! 祝いの品として、魔界の黒竜が吐いた『最高級・煤』を持ってきたぞ! さあ、これを掃除してみせろ!」
「陛下、お祝いにゴミを持ってくるのはやめてください!」
魔王サタンが豪快に笑い、隣では女神アクアエルが「天界の最高級・シャンパン(洗浄力入り)」を注いで回っている。
「ゼクス様! 私も来ましたわ! 今日のために、深海の真珠を『シュリンプ・ブライト』で100万回磨いておきましたの!」
ルサルカが眩いドレスで現れ、守護龍シルヴァニールが「我の背中で宴会をするが良い」と巨体(洗浄済み)をテーブル代わりに提供している。
宴もたけなわとなった頃、アルテミス様がグラスを掲げた。
「皆、聞いてちょうだい。今日はゼクスの祝いの日。……けれど、お掃除公爵のパーティーが、ただ飲んで食べるだけで終わるはずがないわよね?」
その言葉に、エルナとリリス、さらには……なぜか会場の外で勝手に溝掃除をしていた元勇者カイルまでもが居住まいを正した。
「「「「「「お掃除開始!!!」」」」」」
誰の合図ともなく、世界最強の面々による『公爵邸・超特急メンテナンス』が始まった。
魔王が魔力で絨毯のダニを焼き払い、女神が天界の水で壁を洗い流す。勇者(見習い掃除夫)が必死にトイレを磨き、守護龍が鼻息で屋敷中の埃を吹き飛ばす。
そして中心には、四人のヒロインに囲まれながら、最新の『神域のモップ』を振るうゼクスの姿があった。
「……あぁ、幸せです。こんなに多くの仲間に囲まれて、みんなで汚れを落とせるなんて」
ゼクスが優しく微笑むと、その背後から精霊たちが現れ、屋敷全体を「感謝の光」で包み込んだ。
磨き上げられた聖域は、夜空の月よりも、宇宙の星よりも強く輝き、その光は世界中の「汚れ」を浄化する希望の光となって広がっていった――。
「……ゼクス。100日なんて、まだ通過点よ。……これからも、私たちの心も世界も、ずっと綺麗にし続けてね?」
アルテミス様が隣でそっと囁く。
ゼクスは力強く頷き、ピカピカになった床を、さらにもう一段階磨き上げるのだった。
皆様のおかげで、ついに連載50回を達成しました!
ゴミ捨て場から始まったゼクスの物語も、今や神や魔王を巻き込む「世界の浄化」へと至りました。
これからも、より白く、より輝かしく、ゼクスとヒロインたちの「お掃除チート」は続いていきます!
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