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旅はのんびりと?(1)

奴隷商のおっさん達と別れて早3日がたった。その間フィーリアと夜な夜な男女の営みに励んだお陰で、とてもこの前まで生娘だったとは思えないほど女になった。


一段と綺麗に妖艶にフィーリアは変わった。ルーラの様に女神と並び立てそうな程に美しい。

これは俺の気持ちも大いにあるのかもしれない。以前なかった繋がりをフィーリアと感じるようになった。


夜は爆睡の銀狼の姫ルーラには初日はバレていなかったが、肌艶が良いフィーリアに悪戯をしてからかっていた。


だが「主に愛でてもらってるのか?」との言葉に素直に顔を赤くするフィーリアに勘の良いルーラが気付き「妾も混ぜてくれ主~」と抱きつかれた。うん幸せ。


ルーラに何故そんなに求めてくるのかと聞いたら獣人としての本能らしい。強い雄と交わり、子孫を残す。それが獣人の本能だそうだ。


フィーリアをからかいながらルーラが絡むものだから服がはだけていき、何とも眼福な一時だった。美女二人の絡む姿にムラっとしてしまう。


営みの時にはもちろん避妊している。そう言う魔法があるようで詠唱がまだ出来ない俺に代わってフィーリアにかけてもらっている。少し情けないとも思ったが、女性用の避妊魔法らしく体外に異物をほぼ完全に出すので妊娠の心配は無いらしい。

この魔法は女性全員が始めに習う魔法らしい。


これを聞いた時に毒を飲まされた時にも使えるのではないかと思って後で聞いてみたがどうやら無理らしい。

どうやら体内に染み込んだり吸収された物は出せない様だ。


この避妊魔法は体内に膜を張り後で体外に膜ごと出す魔法の様なので、毒とわかっていて飲めば出せるかもしれないが、膜にたどり着く前に毒が吸収されると効果がないとのことらしい。


ちなみに男性版の避妊魔法もしっかりあるそうだ。男性版の避妊魔法の方が女性より習得が簡単らしい。魔法が使えるようになったら直ぐに覚えよう。


「トウカは何をしておるのだ?」


「ん?これはポーションの調合をしてるんだ」


ルーラとフィーリアの絡みを見てると我慢できなくなりそうなので、街で買った簡易調合キットを取り出してポーションの調合をしている。


キニスの葉を磨り潰し、魔石を砕いた粉を混ぜ、水とダダの実とカインストールの心臓を入れて煮立たせている鍋に入れる。

10分程強火でコトコト。よくかき混ぜる。


まだ終わってないが【調合:Lv1】を習得したので直ぐにONにする。


良く混ぜ、溶け合ったら網の上に流し込み汁だけを取り出す。


淀んだ緑色の液体が出来上がる。メロンジュースが腐ったみたいな色だ。今のままじゃ飲む気にもならない。


緑色の液体を更に目の細かい袋の中に流し込み、フラスコの中に()していく。5分程で全て()し終わる。

液体の入ったフラスコをお盆の上に置く。このお盆は特殊で魔力を流すと中心に置かれたフラスコに魔力が流れ込む構造になっている。


お盆の両恥に手を置き魔力を流す。魔力を流す量やタイミング、魔力を流す勢いによってフラスコへの魔力の流れが変わる。上手く魔力を流すとフラスコの中の液体が渦巻くそうだ。後はそのまま淀んだ緑色が透き通った綺麗な緑色に変わるまで流せばポーションの出来上がりだ。


「よしこんなもんか」


鑑定スキルによればポーション(中級)と表記が出ている。ポーションの出来によっては下級から最上級までランク付けされる。

初めてのポーションの調合で中級ならばかなり良い方だと思うと言うことにしとく。


ポーションの効果はHP、体力、怪我の回復。欠損の修復は不可だが、欠損部位の接合には使える様だ。

賞味期限は1ヶ月ほどと長い。ま、アイテムボックス内は時間が停止しているので気にする必要は無い。


使ってみたいが自傷して試すのも嫌なのでどこか怪我人でもいたら試してみることにしよう。


「トウカはほんとうに多才だの」


「出来るにこしたことはないだろ?それにポーションがあれば怪我した時に直ぐに治せるしな」


それからルーラとフィーリアの悪戯をかい潜りながらポーションを5本調合した。調合スキルはレベル2まで上がった。


調合スキルがレベル2に上がるのと同時にメニューに機能が追加された。材料さえあれば調合したことがある物なら同等の物をメニュー内で調合出来るようになったのだ。あら超便利。

これからはどんどん新しい物や等級が上の物を作ることにしようと決めた。


二人には悪戯の仕返しにマッサージをしてやった。二人とも顔を赤らめて上気させて荷台に転がっている。


「さ、流石トウカなのだ~」


「ち、力が入らないよ~」


二人とも力が抜けて動けない様子なので布団をかけて馬車を動かす。二人とも今日もとても可愛い。



「そこの馬車止まれ!!」


男の怒声が響く。目下盗賊に襲われているところだ。

前後を15人の男女の盗賊に囲まれている。なかなか人数が多い。


だが、盗賊のレベルが6~7なので相手にもならない。注意が必要なのは弓を端で構えてる数人の盗賊か。

恐らく接近戦をされても魔導師よりのステータスのフィーリアでも圧勝できる。


ま、美女二人に怪我をされる前にパパっとやっつけるか。


「トウカ私が行こう」


後ろからルーラが意気揚々と出てくる。


「大丈夫か?」


「なに問題ない。どうせこやつらレベルが10にも満たないやつらだろ?」


まぁレベル25のルーラからしたら雑魚同然。怪我をさせられることもないか。


「遠くの弓矢に気を付けろよ?」


「心配してくれるのかトウカ。そうだよな。この美貌に傷がついたら大変だもんな。なんならフィーリアみたいに食べても良いのだぞ!」


「ま、それは今度な」


更に上機嫌になったルーラが馬車から降りて盗賊に向かっていく。中々足が速い。一気にトップスピードに達すると軽いフットワークで左右に揺れながら走っている。

レベル差もあるせいか手前にいる盗賊はルーラの姿を追いきれていない。盗賊にはルーラが分身しているようにでも見えているのかもしれない。


「ガイ!気をつけろ!!」


後ろの弓矢を構えた盗賊から激が飛ぶ。弓矢を片手で弾きながら軽いフットワークでルーラが盗賊に近づくと一蹴りで吹き飛ばす。


たーまやー。


綺麗な放物線を描きながら後ろの弓矢を構えた盗賊に蹴り飛ばしている。器用な奴だ。


それにお姫様の割りに戦い慣れしすぎな気もする。

ま、獣人がそう言う種族なのかもしれない。スキルもまるで野山を駆け回ってましたって言わんばかりのスキル構成だ。


ルーラ無双も終わり盗賊は壊滅した。


何人かルーラの蹴りとパンチで良い音をさせながら首があらぬ方向に曲がった奴らもいた。なかなか鋭い攻撃だ。

生き残った盗賊は森の中に逃げて行った。近くをウルフの群れが歩いてるので時間の問題かもしれない。


この世界じゃ盗賊は魔物と同じような扱いで見つけたら殺処分らしい。街まで連れてくのも大変だし、賞金首でもない限りほとんど賞金もでないそうだ。


街まで連れていけば犯罪奴隷として売り付けれる様だが、移動スピードは落ちるわ、食費はかかるわ、盗賊は臭いわで連れていくものは少ない。生首を持ち帰れば盗賊掃除代位はもらえるそうだ。


なかなかシビアだ。


ルーラは盗賊が弱かったせいかもの足りなさそうだ。


「お疲れ様」


「うむ。たわいもなかったな。もっと骨のある奴らはいないのか」


まったく盗賊に強さは求めなくて良いって。

だいたいレベル10には満たないとは言え、下級兵士と同等以上の強さの盗賊だ。簡単に蹴散らす姫はなかなかいない。


死んだり、のされた盗賊から金品と装備一式を取り上げてアイテム内に収納する。お金はあって困ることはないからな。

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