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『スナッチ・オブ・ザ・ダーク 〜強奪スキルで異世界を支配する〜』  作者: みちお


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新たな日課①

人や土地の名前多すぎて覚えられませんよね・・

区切りのいいところで地名や人物名をまとめれたらと。


このお話も読んでいただけると嬉しいですです。

五歳になったアレンに、新たな日課が加わった。領主としての教養を身につけるための勉強だ。

家庭教師を務めるのは、ロドリス家の執事長であり、父バルトが最も信頼を置くセバスである。


「アレン様、まずは我々が属する国、グランゼリア王国のことから学んでいきましょう。

我が国は王都を中心とし、四方の重要拠点を有力貴族が守護する形をとっております」


「まず中央。王都にはエドワード・フォン・グランゼリア国王陛下を筆頭に王族の方々が住まわれ、そこには領地を持たず、国政を司る宰相閣下などの事務方の貴族が集まっております」


「東部を守護するのは、王国唯一の公爵であるオルフェウス閣下です。公爵は国王陛下の叔父上にあたり、幼くして即位された陛下の摂政を務められた功績で公爵に叙されました。隣接する商業都市連合ベルガとの貿易窓口であり、王国一の経済力を誇ります。常に金と物が動き、華やかな社交界の中心でもありますな」


「西部はラングレー侯爵家を筆頭とする自然豊かな土地。聖エリュシオン教国と接しており、王都に次ぐ大聖堂がございます。女神様を信仰する聖職者や、異端を狩る『聖騎士団』が駐屯する厳格な地でございます」


「北部は最も過酷な地。レギウス帝国と常に小競り合いを演じるヴォルガ辺境伯は、武闘派の筆頭です。強力な魔物が多いゆえに冒険者が集まり、結果として薬品精製や鍛冶技術が王国随一にまで発展いたしました」


「そして我がロドリス領。王国の最南端で海に面し、海運と貿易の要衝にございます。バルト様は南部諸貴族の『寄親』として、十二家の貴族をまとめ上げておられます。各筆頭貴族の下には十前後の領地を持つ貴族がおり、それぞれの土地を守護しているのです」


各筆頭貴族が知事でそれ以外の貴族は市長と考えるとわかりやすい。


「セバス、ロドリス領の北側には大きな山脈があるよね? お父様が王都へ行く時、あの大きな山を毎回迂回するのは大変じゃない?」


「左様でございます。山脈の麓には広大な森が広がっており、そこは王国でも有数の魔物の生息地。街道を外れれば、瞬く間に魔物の餌食となるでしょう」


「あの森、そんなに危険なの?」


「はい。北の山脈に近づき、森の奥へ踏み込むほど魔物の質も数も跳ね上がります。しかし、だからこそ良質な素材を求めて腕利きの冒険者が集まるのです。領都アズールの『冒険者ギルド』が国内でも指折りの規模を誇る理由は、まさにこの森にございます」


「なるほど。山と森が天然の防壁になってるんだね。でも、やっぱり商売をするには不便だよ。山を真っ直ぐ抜ける道があればいいのに」


「ほっほっほっ。アレン様!期待しておりますぞ!勉学、武術に励み力と知識でぜひ成し遂げてくだされ!」


「はははっ。頑張ってみるよ」


アレンは頭をぽりぽりとかきながら苦笑いを浮かべていた。




少しずつ読んでくれる方も増えていき感謝しております。

皆さんに続けて読んでいただけるように頑張ります!

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