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『スナッチ・オブ・ザ・ダーク 〜強奪スキルで異世界を支配する〜』  作者: みちお


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王都①

皆さん、こんばんは!!

GWに入り、家族と一緒の時間が増えて中々小説の続きが書けずにいます・・

小説の投稿もGW休みを頂きたく思います。


GW明けも引き続き読んで頂けると嬉しいです!

よろしくお願いします。

門を通り抜けると、その先に広がる光景を目にした瞬間、アレンは思わず「わあ……っ!」と声を上げ、身を乗り出した。

そこには、領都アズールとは比較にならないほど、眩いばかりの白亜の世界が広がっていた。

整然と敷き詰められた石畳は陽光を反射して輝き、白っぽく統一された外壁で意匠を凝らした彫刻が施された石造りの建物がどこまでも建ち並んでいる。


「お父様、アズールに比べて大きな建物が多いのはなぜなんですか?」


「ああ、それはね、いくら王都が広大な土地だといっても人口が多いからね。戸建ではなく集合住宅が多いのと、単純にどんな業種にしても利用者が多いから必然的に建物が大きくなりがちだね」


「確かに色々な建物に沢山の人が出入りしていますね。建物も白く統一されていて、とても美しい街並みです!でも、街の活気はアズールも負けていませんね!」


そう言いながらも、アレンは窓に張り付くようにして、目をキラキラさせながら右へ左へと首を振る。

道行く人々は洗練された装いを纏い、色とりどりの馬車がひっきりなしに行き交う。街全体が、まるで生き物のような熱気に包まれていた。


「ははは、そうだね!アレン、あっちを見てごらん」

 

バルトが指差した先には、他の建物とは一線を画す、無骨ながらも力強い巨石造りの建物があった。入り口には剣と盾を交差させた巨大な紋章が掲げられている。


「あれが冒険者ギルドの総本部だ」


「すごい……! あんなに大きな建物に、強い人たちがたくさんいるんですね……!」


「王都周辺の街や村、街道近くに出る魔物の討伐や護衛依頼も豊富にあるしね。それ以外にも雑用の依頼もたくさんあるから冒険者になりたての新人なんかには丁度いいからね。」


「みんな、どんなスキルを持っているんだろう」


アレンは、馬車から見える重武装の戦士や杖を携えた魔導師たちの姿に、釘付けになった。

さらに馬車が進むと、街の中心部にそびえ立つ、圧倒的な存在感を放つ建造物が視界を覆った。

何枚もの美しいステンドグラスが組み込まれ、天を突くような尖塔が何本も伸びる壮麗な建物――**「グランゼリア大聖堂」**だ。


「お父様、あそこが僕が洗礼を受ける教会ですか?」


「ああ、そうだ。あの聖堂の中で祝福を受けて女神様からスキルを授かるんだよ」


「あんなに立派で、神聖そうな場所で……。僕、なんだかドキドキしてきました。お父様のように、領地のみんなを守れるような、すごい力を授かりたいです!」


期待に胸を膨らませ、拳をぎゅっと握るアレン。

その横顔は、まだ何の色にも染まっていない、希望に満ち溢れた八歳の少年そのものだった。

その後、一行はロドリス侯爵家の王都邸宅に到着する。

邸宅を管理する執事のノーマン、メイド長のマーガレットをはじめ邸宅で働く者のほとんどが出迎え、アレン一行を出迎えた。


「バルト様、アレン様、長い道中ご苦労様でございました。」


代表して執事のノーマンが挨拶をすると皆が一斉に頭を下げる。


「みんな、出迎えありがとう。アレンの洗礼の儀が無事終わり、領地に戻るまでの間よろしくね。アレン。」


「初めまして、みなさん。アレンです!滞在中はよろしくお願いします!」


父に促されアレンも簡単ではあるが挨拶をする。


「ノーマン、早速だけど、すぐに王城へ先触れを出しておいてくれ。明日、国王陛下に謁見へ行く」


「かしこまりました。直ちに手配させていただきます」


「お父様、国王陛下にご挨拶に行くのですか?」


「ああ、アレンも一緒にね」


「ええっ!僕もですか!?」


「そうだよ、王都への到着の報告と洗礼の儀を受ける子供の紹介を陛下にするのが通例なんだ」


「そっそうなんですね.....。緊張してきました.....。」


「はははっ!いつもの通りのアレンで大丈夫だよ。陛下はとてもお優しい方だからね」


邸宅に入りしばらくすると、王城から謁見の許可が出たと連絡が入った。

次回はGW明けです!

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