運転免許
開発が終わり、帰国まで時間が少しできたのでDMV(Department of Motor Vehicles)に行って免許を取る。
ペーパー試験は申し込んですぐに受けることができるらしいので、16ドルを払って、すぐに受験。
英語の問題が書かれた紙を渡され、試験官もいないカウンターで回答。
20問ほどで、回答は3択。
間違えようがない… こんなのでいいのか?と思いながら最後まで回答。
試験用紙を渡すと、その場で採点し、結果をその場で教えてくれる。
合格と告げられ、ドライビング試験の予約をするか?と聞かれる。
一番早い日時は?と聞くと、1時間後と言われるので、予約する。
試験までの間、手信号を再確認する。
車は左ハンドルだから、手信号は日本と逆で左手で行うだけで同じ。
もちろん、右折は左腕を上に曲げて垂直。左折は左腕を水平に真横…
気をつけなければならないのは、ウインカーだな。
テキスト見ると、turn signalと書いてある。
言われて何のこと?とならないようにする必要がある。
あとは、ウインカーレバーがハンドルの左だ。ハンドルの右はワイパーで日本と逆だ。
ウインカーをつけろと言われて、間違えてワイパーを動かしたら、さすがに落ちるだろう。
ボンネットの米語はHood。
フロントガラスの米語はWindshield。
この辺は聞かれることがないから、知らなくても問題ない…
テキストをペラペラめくって確認していると時間になったから車で並ぶ。
ドライブスルー?
列の前の方を見ていると、警官のような格好の人が対応して、しばらくすると一緒に車に乗ってDMVの敷地から出ていく。
俺の順番が回ってきて、停止線で止める。
若い女性の警官?がクリップボードを持って出てきた。
『エンジンを切れ』
俺は、キーを回してエンジンを切る。
女性の警官は車の周りを一周して、なにやら確認している。
そして、「Turn the key and turn it on.」と言う。
鍵を回せ? 俺がエンジンをかけると、エンジンを切れという。
また、「Turn the key and turn it on.」と言われ、俺はエンジンをかけると、「Between engine off and engine start.」と怒られる。
はぁ。これは、落ちたかな…
あっ。ONって、車のキーのOFF、ACC、ON、STARTのONか!
俺は、ONにして、警官の言われるままにヘッドライトをつけ、ブレーキを踏み、ウインカーをつけ、手信号をした。
すると、女性警官が助手席に座り、シートベルトをつける。
出発しろと言うので、前後左右を確認して出発すると何やら、クリップボードに書いている…
警官の指示に従い、信号で左折し、停止する。
縦列駐車しろと言われる。
は? 車が1台もないんだけど…
仕方がないから、路肩に寄せるけど、これでいいのか?
停止を確認したら、スイッチターンをしろという。
脇道がない… 脇道まで行ってスイッチターンをしろってこと? それともこの場で?と思い、右を見ると、警官が後ろをチラッと見た。
あっ。ここでスイッチターンしろってことね。
俺は左右と後ろを確認して、スイッチターンをする。
道幅が広いし、アメ車と違い日本車は小さいから、この場でのスイッチターンは余裕!
スイッチターンが終わると、DMVに戻れと言うので、車を走らせる。
その間、警官はクリップボードに何やら書いている…
採点か? 採点だよね?
DMVに入ると、指さされた場所に停める。
すると、警官はクリップボードを俺に見せ、ONぐらい知っておけとか、スイッチターンの実行が遅いなど、ダメ出しをする… 最後に俺を見て、サインしてニコちゃんマーク?を書き込み、受付に行けと言い、車を降りた。
採点表にニコちゃんマークなんて書いちゃダメでしょ!
それより、結果を教えんかい!
受付に行くと、さっきの女性警官がインクが青のA4半分ぐらいの紙を『おめでとう』と言いながら渡してくれる。
俺は『ありがとう』と言って受け取る。
紙には、Temporary Driver's Licenseと書いてある。
60日間有効? 切れたらどうなるんじゃい?




