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リノアの魔道具トリップ   作者: とと


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バーンズ公爵での婚約式

読んでいただきありがとうございます。


ルアナ王国の中央に王都の外から続き海へと抜ける通りにはバーンズの名前が付けられている。


そのバーンズ通りの海沿いに白い壁に青い屋根、海を一望できる教会でイオと私は婚約式を上げる。


「やー。お嬢様さすが晴れ女ですね。快晴で雲一つない」

テオールが感心しながら空を見上げる。


「イオ様も晴れ男ですよ、さすがです」

隣のモーガンがつぶやく。


教会で式に参列するのは家族や近しい間柄の人たちだけだ。

教会に集まったのは、エバンズ伯爵家のお父様とお母様それにノア兄さま、お姉さま方はお留守番だ。

バーンズ公爵家の家族と公爵家に努める者たち(パーティーの準備をする人以外は教会の周りに集まっている)あとはルリッド侯爵夫妻。

なんと王家は国王陛下夫婦と3人の王子とスカーレット様にビクトル公爵夫妻の参加だ。


イオの珍しい姿を見逃すわけにはいかないらしい。


ルアナ王国の婚約式は、教会で司祭様と共に婚約を結ぶ者が祭壇の前に立ち家族や友人を迎える。


「さあ。リノア行こうか」

イオが迎えに来て祭壇に向かう。


司祭様の前に立ち手をつないでみんなを迎える。


参列者の皆が横の扉から入り、口々に祝福の言葉を駆けながら席についていく。


式はみんなの見守る中で順調に進み、最後に私がサインをすれは婚約が成立する。


サインをするためペンを手に取ると、コアナ王国の式でイオが私の腰を支えてくれたことを思い出す。


その後、ホテルで初めて嫉妬する気持ちを知り、イオへの思いを強くした。


目を潤ませてペンを動かさない私の背中にイオの大きくて暖かな手が触れる。


イオを見上げると優しい眼差しにぶつかり、愛しい気持ちが溢れて私の眼からはぼろぼろとうれし涙が溢れた。


イオが私の涙にキスを落とす。


そして私はイオに寄り添いサインを終えた。


司祭様がサインを確認し、婚約の成立を宣言する。


「もー。私のかわいい妹を泣かしたわね~」

スカーレット様が叫ぶとともに私達に駆け寄りイオに抗議する。


「うぅ。スカーレット様……。うれし涙です……。」


ノア兄さまや王子様達も周りに集まる。


「やあ。いいもの見たな~」


「だろ~。こんなイオを、死ぬまでに見れて嬉しいよ」


「イオって女性に触れることが出来たんだな~」


「俺のことなんだと思ってるんだよ」


みんなイオが珍しいと言いながらからかうが、とても嬉しそうだ。

イオがみんなに愛されているのがわかる。


お父様とお母様がそっと私を抱きしめる。

「あー。コアナでの式も良かったけれど、みんなに祝福されてにぎやかな式もいいわね~」


「叔父様。叔母様。私達にもリノアを抱きしめさせてくださいませ」


ルアナ王国の王女二人がかわるがわる私を抱きしめ祝福をくれる。


「まあまあ皆さん。うちのかわいいリノアなんですよ~。リノアこちらに来なさい。一緒に帰りましょ~」


グレースお母様が私に手を伸ばすと、すかさずイオが私をお姫様抱っこで抱きあげて走りだす。


「リノアは俺の婚約者だぞ!触るの禁止だ」


「待ちなさい イオ~」


皆が呼び止めるがイオはそのまま外に出る。


扉の外には公爵家の人以外にも多くの人が集まっていた。


皆が私達に気がついて祝福の声と、沢山の紙吹雪で祝福する。


「おめでとう~」


「お幸せに-」


イオは祝福に応えて、私を抱えたままくるりと回る。


2人の上には、何処までも広がる青い空と色とりどりの紙吹雪が輝き。

透明な二頭のドラゴンがくるくると回り祝福していた。




婚約式二度目。 しつこくてすみません。

沢山の人に祝福してほしくて書きました。

いつも誤字脱字などありがとうございます。

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