第四十五話 第一章<登場人物紹介>take3
「次は俺の叔父さん」
(ラス叔父さん)
ポン
『≪鑑定・可≫』
ラス ラブピース
ラブピース王国暦4752年2月14日生
年齢 十九歳 性別 男
種族 王族 職業 ラブピース騎士団総長
HP 9589 +10000
MP 6983 +3000
TP 9775 +2500
攻撃力 5351 +18000
防御力 12017 +22000
魔法力 5890 +12500
抵抗力 11604 +16000
器用さ 6898 +3000
素早さ 5225 +3000
スキル
【女王の騎士】【第二王子EX】【騎士道EX】
【ブラコンEX】【総長EX】【裁縫SP】
――etc.
アイテム
[聖槍ロンギヌス][総長の証]
[グリフィンシールド][百獣のマント]
[オリハルプレート][ラスの魔法石]
「これはメア姫にチノ姫!」
(叔父さん、叔父さん! ココ読んで――)
「私はこのラブピース王国の第二王子にして、ラブピース騎士団を統べるラス ラブピースです。そして未来の女王たる貴女方様に仕える事を賜った、栄えある騎士でございます」
(あ、うん)
「どうぞこの騎士めにご命令を」
「えーっと、どうしよう?」
『わたしに訊かれても~、困るよ~』
(とにかく自己紹介の続きお願いするわ)
「かしこまりました」
「メア姫達の叔父に辺り、同じく≪運命の子≫であるユナの父親でございます。どうぞユナとも仲良くしてやってください」
「うん!」(うん!)
「よしっ! 夢の中だが叔父さんとの約束を取り付けたぞ」
(未来はきっと明るいわ!)
『そうかな~?』
「さすがと言うか、なんと言うか、これは強いな」
「そうでしょうか? 私は父上に母上に勝てた事がありませんから」
(お爺ちゃんやお婆ちゃんを倒せるのは、エイドさんがこの世界でも指折り数えるほどしか居ない、って言ってたから)
儂をじーちゃと、呼んでおく……
わたくしは、ばーちゃで……
爺や! 陛下方をお取引き……
ふあ~~むにゃむにゃおやす……
「どうやら寝言が漏れてしまったようだ。危ない危ない」
「叔父さんは爺ちゃ――じーちゃによく似た容姿だ」
(表情がまともなだけでこうも違うのね、ってのを体現しているわ)
「近くに良い反面教師が居ましたから」
(その笑顔はトゥンク案件!?)
「チノッ!? おまえまさか?」
(だいじょうぶよ。だってわたしロリコンだから!)
「なんて頼もしいんだー!」
『えっええぇぇ~~!?』
『次っ次っと~≪鑑定・可≫』
ポン
イラ ラブピース
ラブピース王国暦4751年7月7日生
年齢 二十歳 性別 女傑
種族 王族 職業 師匠
HP 3589 +5000
MP 3983 +2000
TP 2775 +1000
攻撃力 25006 +45500
防御力 2017 +2000
魔法力 4890 +1000
抵抗力 11304 +5000
器用さ 98 +1200
素早さ 7225 -3500
スキル
【ゴリラEX】【悪役令嬢EX】【公爵令嬢EX】
【メデューサEX】【高笑いEX】【螺旋EX】
――etc.
アイテム
[壊剣・天変地異][人魚姫のドレス]
[土竜のハイヒール][イラの魔法石]
[怪力の腕輪][剛力の首輪]
「アレ? 母さんもいっしょに来ちゃったみたいだ」
「またメアちゃんとチノちゃんがいるー!!」
「あら、ラス?」
「イラ。君もさあ、自己紹介を」
「……なるほど。付き合ってあげますわ。けっしてティアの娘のためではなくてよ! オーーホッホッホッ!!」
『でた~~。イラ叔母さんの十八番~、高笑い~!』
「あたくし、イラ ラブピースはティアの娘のライバル。ユナの母親ですわ」
「いつメアちゃんたちがライバルになったの?」
「あたくしとティアはライバル同士。なれば、その娘同士がライバルになるのは、ごく自然のことですわ」
「俺はユナちゃんとも仲良くしたいけど」
「フーーンだ! メアちゃんッ? ダーメーだよ、あいつはテキなの!!」
「アーラー? その目はなんなのかしらー!?」
「やめないかイラ!」
「……あなたがそう、おっしゃるのなら……」
「バーカバーカ! おこられてやんのぉぉおお!! ベロベロべーー!!!」
「カチン!? お黙りなさいッ!」
シュークルクル クルンッ!
「むーッ!! むーッ!!」
「オーホッホッホッ!」
「オーーホッーホッーホッー!!」
「オーーーホッーーーホッーーーホッーーー!!!」
「まったく弱々ですわぁー♪」
「むきーむきーうきー! むっきーーー!!」
「ハァ~~っ、どうしてこうなるのか? 二人共やめなさい」
「あわわわ」(はわわわ)『あばばば~』
「むきききき! うっきーーー!!!」
「オーーゥーーホッーーォーーホッーーォーーホッーーォーーッ♪♪♪」
ゴツン!? ゴツン!?
「むきゅ」「ッイタイですわー!!」
「このように、ティアと関わると少々――大変暴走するので、お気をつけください」
「えっ!? あ、うんうん!」
「叔母さんは海のような深い蒼い瞳に、紅薔薇で染めあげたようなドリドリヘアー」
(もしかしてその薔薇のレリーフは魔法石?)
「そうですわ。綺麗な薔薇には棘がありましてよ」
『その棘~、螺旋になってない~?』
「イラはこう見えて、とても力持ちなのです」
「ばーちゃの例があるからな。容姿があてにならんのは知っている」
「イラってば、むかしから、ちからだけはスゴイからなー。ラルムにはまけてたけどねぇ」
「ラルム様ですからね」
「兄上ですからね」
(お父さんの力は、いったいどれだけだったの!?)
「四歳の時には、父上を殴り飛ばせるほどの力がありましたから」
(えっ、それマジ怖い!?)
(あっ、時間だぁ)
「またねメアちゃん、チノちゃん」
「まあ、その、ティアの娘ですから、次も来てあげてもよくってよ。よくってよ!」
「お呼びとあらば、すぐにはせ参じますのでどうか――」
『長くなるからね~』
サアッ サアッ サアッ
「バイバイー」(バイバイー)
『ラスは英語で怒り~、イラはイタリアとかスペインとかラテン語で怒り~』
「とうとうここからは《運命の子》の紹介だ」
(長かったー。ユナちゃんとカホシーちゃんに、はやく会いたいね)
『残り時間も~、迫ってきたよ~』
「がんばって召喚しないとな。さすがにこの短期間でこれだけ喚ぶのは疲れる」
(『ファイトー!』)
「……とりゃ~~!!」
……ポン
「えっ、ココは……神の部屋ではないようね」
『≪鑑定・可≫』
ユナ ラブピース
ラブピース王国暦4771年1月1日生
年齢 一歳 性別 女
種族 王族 職業 なし
HP 205 +50
MP 5631
TP 230
攻撃力 317 +51
防御力 259 +50
魔法力 98<封印中>
抵抗力 70 +80
器用さ 72 -30
素早さ 181 -80
スキル
【王子様】【暴力系ヒロイン】【物理アタッカー】
【負けず嫌いSP】【神童+】【天才++】
――etc.
secret
《運命の子++》《転生者SP》
――etc.
アイテム
[マン・ゴーシュ--][幼騎士のドレス-]
[保護の腕輪(赤)]
「ちょっとあんた……達? 夢? あたし疲れてるのかしら……」
「ユナちゃんはいっぱいがんばってるから、休憩が必要だ。チノー! 粗茶とお菓子をお出しして」
(無茶言わないで、食べ物はこの部屋に無いわよ。イスナーちゃんお願いーっ!)
『もう~じゃあお茶を~。オロロロロ――』
「そんなモノ出せるかーー! ごめんねユナちゃん? 何も無い部屋ですが、どうぞ寛いでいって」
「…………やっぱあたし疲れてるわぁー?」
「ユナちゃんは叔父さんの真っ赤な瞳、それに叔母さんの真っ赤な髪を引き継いでいる」
(そしてドレスだけど、可愛らしさの中に勇ましさや、格好よさがあるね)
「そぉ、そうかな? そんな褒められると照れる。まあ、あたしがあんた達も守ってあげるから安心しなさい」
(メアちゃんよりも、男らしいわ!)
「ぐぼはぁっ!?」
『メアちゃんは女々しさの塊だから~』
「さらに追撃だとっ!?」
「あんたは、性別女の子だからお姫様しとけばいいのよ?」
「……あうっ、あうっ」
「ちょっと、なぜ泣きそうになっているの?」
(やっぱりユナちゃんも誕生の儀からかなりステータスが成長してる)
「ちょっと待って? コレあたしの能力なの?」
『ユナちゃんのステータスだよ~。色々スキルとか隠しているから安心してね~』
「コレがあたしの強さかぁ……。ねぇ? あんた達のも見せてよ」
『わかった~』
「ふ~ん。あたしやっぱり強いのか~。そうか~、そうなんだ~」
(上機嫌ね?)
「そりゃあ強くなれば強くなるほど、魔王討伐が楽になるから嬉しいに決まっているだろう」
「へ~、うんうん、そうか~」
(完全に夢中。気の済むまで、待っときましょう)
「そうだな」
「[マン・ゴーシュ--]? この--はどういう意味なのかしら……? ちょっと……えーっと、そこのピンク。知ってる?」
(装備品の-は扱い慣れてないだったから、--はぜんぜん扱えてないのかな?)
『正解~』
「まだまだ剣の訓練が足りないのかな?」
(もう剣の訓練してるの!?)
「そっちはしてないの?」
(「ううん、してない」)
「ふぁ~あ~ぁ~、むにゃむにゃ」
(ごめんねユナちゃん! この部屋に居ると疲れがとれないから、すぐ帰すね)
サアッ
「急に帰さなくてもよかったのに」
(気を取り直してカホシーちゃんね)
「カホシーちゃんかあ、寝てないと無理だよな」
(物は試しよ。いくよ)
ザァーゴロゴロ バチンバチン
「マズくない!?」
バリンバリン バッシャーン!!
「ひぇっ!!!」(きゃあ!!!)『――!!!』
サアッ
(い、いまっ、今の何ッ!? ……失敗しちゃったのかな?)
「すぅ、すぐに返せたけど、失敗すると変な事が起こるの……か?」
『なんてモノを喚ぼうとしたの~、次はわたしも手伝うから~、もう一度チャレンジしてみて~』
「イスナーがそう言うなら……」
ポン
「……じゃ?」
『成功だあ~。ふ~ぃ~』
「余を喚び出したのはイスナーなのじゃあ?」
『≪鑑定・可≫』
「ムシはヒドイのじゃー!」
カホシー エイルル
ラブピース王国暦4771年1月1日生
年齢 一歳 性別 女
種族 魔族 職業 なし
HP 72 +50
MP 631 +200
TP 160
攻撃力 237 +50
防御力 59 +100
魔法力 238 +150
抵抗力 110 +200
器用さ 182
素早さ 163 -20
スキル
【のじゃSP】【皇太女】【残念+】
【悪魔っ娘】【要介護】【ボケー】
――etc.
secret
《運命の子++》《転生者SP》
――etc.
アイテム
[エイルルの髪飾り][皇女のドレス]
[カホシーの魔法石]
「ほう、初めてみるのじゃ。コレが余のステータスじゃあ? むー♪ この文字、通り抜けられるのじゃー!」
「知らなかったー!?」
(カホシーちゃんの国には誕生の儀はないの?)
「あるにはあるのじゃが……そうじゃのうー。襲撃のせいでうやむやになったのじゃ! ……わーなのじゃー♪」
『疲れるから~! 揺らさないで~!!』
「その言葉使いはなんじゃ~イスナー?」
『メアちゃん達に合わせているから~』
「変なところに力をいれる奴じゃなー?」
「余の紹介じゃったな? 余はエイルル帝国が第一皇女! カホシー エイルルなのじゃ!」
「エイルル帝国ってどんな所?」
「近々招待する予定じゃから、楽しみに待っておるのじゃ!」
(招待してくれるのっ? ありがとうー!!)
「これ、抱き付くでないのじゃ」
(ぐひっ、ぐひひ、ぐひひひ)
「お主、キモイ奴じゃの」
(ぐひぃぃ……)
「チノォォ! しっかりしろ、まだキズは致命傷で済んでいる。でもソコは直した方が良いと思うぞ」
『あ~チノちゃんの色素が消えていく~! わっせわっせ~』
「わっせわっせ」
(ちょ、止めて!? 白い粉が目に入るからッ!)
「心配ない夢の中だから、さあチノ。思う存分に燃え尽きていてくれ。わっせわっせ」
「お主ら楽しそうじゃのぉ?」
「カホシーちゃんの髪の毛はゆるふわな感じだな」
「毎日セットがめんどいのじゃ。おかあちゃまにじっと待てと言われて、退屈なのじゃほんとうに!」
「その気持ち、超わかる。ぜったいアレ遊んでいるよな」
「そうなのじゃ。髪型を何度も変えるクセに、けっきょく最初に戻るのは、嫌がらせ以外のなにものでもないのじゃ!」
「うんうん♪ 話のわかる子が居て俺、嬉しいよ!」
(二人共? 盛り上がっているところ悪いんだけど、メアちゃんもカホシーちゃんも女の子だから……ね゛ぇ?)
「じゃぁぁぁ!? やっぱりあの化け物の孫なのじゃー!」
『チノちゃん~!! しっかりして~! キズ口は二度と塞がらないくらい深いわ~!! わっせわっせ』
「おしい人を亡くした。わっせわっせ。カホシーちゃんもやる?」
「楽しそうなのじゃ。やるのじゃっ! わっせわっせなのじゃー!」
(ちょ、息があぁぁ…………)
「脱線してしまった。カホシーちゃんは一輪のスミレのような紫髪で、穢れなき真っ白い角が頭の両サイドに一本ずつ。そして、空のように見通すおっきな青い瞳の女の子。髪飾りもよく似合っている」
「ポエムなのじゃ?」
(病気だから気にしないで)
『もっとがんばってね~?』
「ハイ……」
「――じゃ? 誰かに起こされそうなのじゃ。またしばらく会えないのじゃ」
「えーー、もう帰っちゃうのーー!」
(また会いましょう! 招待まってるから)
「わかったのじゃ。それではなのじゃー♪」
サアッ
『これで紹介は終了だね~』
「まだ一人居るだろ」
(そうだよ忘れちゃかわいそうだよ?)
「最後の一人に登場してもらいます」
(どうぞー!)
ポン
『……はぁ!? 誰こいつ!』
(イスナーちゃん語尾忘れてる)
『イヤ、誰だよこいつ!』
「ナキマスさんだぞ。忘れたのか?」
(そうだよいつもいっしょに居たじゃない)
「これはメアどんにチノどん……なるほどおいどんの紹介をすればいいどんたい」
『こんなハゲ散らかしたおっさん、わたし知らない!!』
「おっさんなんて、ひどいでげすぞい!? ぞ~い゛~ぞい゛ぞい゛ぞい゛~~! ぞ~い゛~ぞい゛ぞい゛ぞい゛~~!!」
(泣かしちゃダメだよー!)
「チノ様あざッス! ありがとうございますッス!!」
『おい、語尾! 喋り方ァ!!』
「それブーメランだぞイスナー」
「ヒドイですワンこ。メアちゃん様助けておくれやすう」
「おーよしよし、可哀そうなナキマスさん。いつも俺達のお世話を、エイドさんと一緒にしてくれたのに、忘れるはずがないさ」
(そうよわたし達が初めて喋った時も、そばで見守っていくれていたのは良い思い出よ)
『……捏造するなーー!!!』
「お馬さんごっこの審判をしていたのは、昨日の時のように思いだせるんだぜい! あの時は陛下にひき逃げされてヒドイめにあったですねん」
「あったあった!」
(楽しい思い出だね!)
『わたし頭がクラクラしてきた~』
「いつもの語尾に戻ってる」
(イスナーちゃんはやっぱり語尾を伸ばさないと)
「そうでナキマス。いつもの四人じゃないとですね」
『何が何やら? 君の正体視せてもらうわ!! ≪鑑定・可≫!!!』
ナキマス
m9(^Д^)プギャーwww
『ふっざけんなー! ムッかーー!!』
「イスナー落ち着けよ。ココは夢の中だぞ」
(そうだよ楽しい夢なんだから)
『夢なんて関係ない。こうなったら本気だす!! ……神の権限において開放する』
「ウワーマブチーwww」
『根源たる祖に触れるは末子たるイスナー=アシャラ』
「目がああぁぁ――」
(吹き飛んじゃうぅぅ――)
『始まりの日より刻まれし其の叡智にて、彼の者の全てを記し、解き、示せ』
「こんな事にマジになってどうするのwww」
『神技≪根源の証明≫』
ナキマス クエ スウデ
西暦35892年8月32日生
年齢 -255歳 性別 ♂♀
種族 職業 ニート
HP ぢ
MP イスナー
TP アイテムは装備しないと
意味がないぞ @s
防ぎょ力 0000000
どんどん 無――
『何コレ? 逆流してくる最後から最初に名前まで――』
…………
……
「おい、イスナー起きろよ? おまえまでお昼寝大会か?」
「メアちゃんッ! イスナーちゃんも疲れて眠ってるんだからダメだよ?」
「神様は寝る必要がないって言ってたじゃん」
「でもそれって、寝る事はできるってことでしょ」
「かしこいなチノは!?」
「とうぜんでしょ。メアちゃんとは違うもん」
「キズつくなー!」
「あっごめんね。起こしちゃった?」
『わたし寝てたの~?』
「珍しいけど、そうみたいだな。あーそれでさー、今日初めて見た人が居てさー。確か名前はナキ――」
更新はまたココでストップです。
次話は四話分書き溜めてから更新再開しますので、一ヶ月後にくればラッキー程度に思ってください。
ライースさん? キャ、キャパオーバーですん。
創作日記:……やらかした。まさに後の祭りだぞ!
時間の関係上このまま突っ切るけど、人物紹介話は次回の大改稿時に大修整します。
このやらかしはプロットをちゃんと作ったゆえですね。
作者の汁足らなすぎですね。みなさんがこの事に気づくのは四~五話後位かな?
気づく人は気づくか……。
まあ、どっかの創作日記に書くやろうし。
人は過ちを繰り返す生き物だからーーー!!




