第22話 公爵令嬢様、母公認で距離感がさらに近い
皆さん、こんにちは!!
アルフレッド・シェルザートです。
昨日、俺は生きて帰った。
いや、別に命の危険があったわけではない。
剣を向けられたわけでもない。
魔法で脅されたわけでもない。
ただ、セレスティア・フルーラ公爵夫人とお茶をしただけである。
だけである、はずだった。
しかし、あれは間違いなく一つの試練だった。
優しい笑顔。
柔らかな声。
完璧なお茶の作法。
穏やかな空気。
そして、逃げ道のない質問。
セレスティア夫人は、本当に優しい方だった。
リリスを大切に思い、俺のこともちゃんと見ようとしてくれた。
俺がリリスをどう思っているのか。
リリスの涙をどう受け止めているのか。
未熟な俺が、これからどう向き合うつもりなのか。
それを一つ一つ、丁寧に聞いてくれた。
そして最後に、少しだけ認めてくれた。
『よい子ね』
レオナルド先輩の書状によると、これは高評価らしい。
高評価。
公爵夫人評価。
嬉しい。
嬉しいのだが。
その結果、今日の朝から屋敷内の空気が少しおかしい。
まず父上。
「おはよう、セレスティア認定よい子」
「父上」
「高評価だな、アルフレッド」
「やめてください」
「セレスティアが『よい子』と言うのは、なかなかないぞ」
「そうなんですか?」
「ああ。昔、ガロウが剣術大会で優勝した時も、『よかったわね』だけだった」
「公爵様より上?」
「ある意味では」
「余計にやめてください」
次に母上。
「アル、昨日はよく頑張ったわね」
「はい」
「リリス様も安心されたでしょう」
「たくさん泣いていました」
「嬉しい涙なら、いい涙ね」
「はい」
「セレスティア様からも、私宛てにお手紙が届いたわ」
「母上にも?」
「ええ。『アルフレッド様は、まっすぐな方ですね』と」
「……」
「よかったわね」
「照れます」
「ふふ」
そしてライズ。
「若様、本日はセレスティア様面談後の余波が予想されます」
「余波って言うな」
「学園内で話題になっている可能性がございます」
「もう嫌な予感がする」
「ハンカチ七枚」
「昨日と同じか」
「加えて、昨日の発言を思い出されたアマリリス様用、母公認に感極まった場合用、周囲に祝福された場合用を分類できるよう、畳み方を変えております」
「やめろ。ハンカチを分類するな」
「迅速な対応のためでございます」
「どれでも拭けるだろ」
「気持ちの整理が」
「またそれ!」
リーマスは横から静かに言った。
「若様、祝福の涙と安心の涙では、布の折り方も変わるものでございます」
「変わりません!!」
「お気持ちの問題でございます」
「俺の周囲、真顔で変なことを言う人が増えすぎている」
父上は腹を抱えて笑っていた。
朝から疲れる。
だが、不思議と心は軽かった。
昨日、セレスティア夫人の前で逃げずに話せた。
リリスが隣にいてくれた。
母君に、少しだけ認めてもらえた。
その事実が、俺の中で小さな支えになっていた。
学園へ向かう馬車の中、俺は昨日使ったハンカチのことを思い出した。
リリスは何枚使ったのだろう。
途中から数えるのをやめた。
嬉し泣き。
安心の涙。
母に褒められた涙。
俺の言葉への涙。
そして最後、馬車の前で俺が、
『俺も、リリスが婚約者でよかったと思っています』
と言った時の涙。
あれは、強かった。
自分で言っておいて、思い出すと顔が熱い。
今日はどんな顔で会えばいいのか。
昨日も同じことを考えていた気がする。
最近、俺は毎朝これを考えている。
正門前。
フルーラ家の馬車が見えた。
リリスはいつもの場所に立っていた。
制服姿。
ブルーローズの髪飾り。
そして、俺を見つけた瞬間。
彼女の顔が、ぱあっと明るくなった。
昨日までの緊張はない。
代わりに、嬉しさが溢れそうになっている。
いや、すでに溢れている。
リリスは一歩踏み出す。
止まる。
深呼吸。
歩く。
走らない。
しかし、近づく速度が少し速い。
「アル、ご機嫌よう」
「ご機嫌よう、リリス」
「今日も走りませんでした」
「はい。少し早歩きでしたが」
「……嬉しくて」
「正直ですね」
「はい」
リリスの目がすでに潤んでいる。
「アル」
「はい」
「昨日のことを思い出すと」
「はい」
「泣きそうです……小声版です」
「朝一回目ですね」
「でも、今日は悲しくありません」
「知っています」
「お母様が、アルを認めてくださいました」
「はい」
「アルが、逃げずに話してくださいました」
「はい」
「アルが、私を婚約者でよかったと」
「復唱しないでください」
「嬉しくて」
「照れます」
「私も照れます」
二人して赤くなる。
正門前で。
ミラが後ろで静かに微笑んでいる。
「お嬢様、本日は大変ご機嫌でございます」
「ミラ、共有しなくても」
「重要ですので」
俺は小声でミラに尋ねる。
「昨日、帰宅後は?」
「大変でございました」
「やはり」
「お嬢様は泣きながらセレスティア様に報告し、ガロウ様が泣き、レオナルド様が父上を止め、セレスティア様が微笑まれました」
「想像通りすぎる」
「その後、ガロウ様がアルフレッド様へ感謝の書状を三度書き直しておりました」
「三度」
「一度目は感情が強すぎました」
「何を書いたんですか」
「『娘を頼む、だが近づきすぎるな、いや婚約者だから近づいてよい、しかし父としては複雑だ』と」
「混乱している」
「二度目は涙の跡が」
「物理的に」
「はい」
「三度目が届いたものですね」
「はい」
ガロウ公爵。
本当に娘が好きなんだな。
濃いけど。
教室へ向かう途中、リリスはいつもより少し近かった。
昨日の余韻と、母公認の安心感。
その両方が距離に出ている。
「リリス」
「はい」
「今日は少し近いです」
「……母公認ですので」
「母公認で距離を詰めないでください」
「でも、お母様が『よい二人ね』と」
「言ってくださいましたが」
「よい二人なら、少し近くても」
「学園です」
「はい」
リリスは一歩下がった。
でも、嬉しそうだ。
「アルに止められました」
「嬉しいんですか?」
「はい。いつも通りで安心します」
「ツッコミが安心材料に」
「はい」
俺は少し笑ってしまった。
廊下でユリウスとエレナ嬢が合流した。
ユリウスは俺たちを見るなり、手を軽く上げた。
「おはよう、母公認の二人」
「やめてください」
俺は即答した。
リリスは真っ赤になる。
「ユリウス様」
「いや、もう上級生の一部でも話題になってるよ。セレスティア様がアルフレッドを認めたらしいって」
「早すぎる」
「レオナルド先輩が今朝、穏やかな顔だったからね」
「それで分かるのか」
「分かる人には分かる」
エレナ嬢が嬉しそうに微笑む。
「アマリリス様、本当によかったですわ」
「はい。ありがとうございます」
「昨日はたくさん泣かれましたか?」
「はい」
「嬉しい涙ですわね」
「はい」
リリスはまた潤む。
「泣きそうです……小声版です」
「今日は私が」
エレナ嬢がすっとハンカチを出す。
リリスは受け取らず、深呼吸した。
「大丈夫です。朝から多くなりそうなので、少し耐えます」
「無理はなさらず」
「はい」
ユリウスが俺を見る。
「アルフレッド、昨日どうだった?」
「優しかったです」
「セレスティア様が?」
「はい」
「でも怖かった?」
「はい」
「だよね」
「逃げ道はなかったです」
「本当に?」
「本当に」
「でも認められた」
「少しだけ」
リリスがすぐに言った。
「お母様は、アルを認めてくださいました」
「リリス」
「少しだけではありません」
「そうなのですか?」
「はい」
「……では、そう受け取っておきます」
「はい」
リリスは満足そうに頷いた。
可愛い。
教室へ入ると、空気が少し違った。
昨日までより、さらに視線が多い。
ただし、嫌なものではない。
祝福と好奇心。
それが混ざっている。
ニールが控えめに近づいてきた。
「シェルザート君、昨日、大丈夫だった?」
「はい。無事に終わりました」
「よかった」
「ありがとうございます」
「アマリリス様も」
「はい。ありがとうございます、バートン様」
ニールは少し照れたように笑う。
「何だか、クラスでも皆、ほっとしてるよ」
「皆?」
「うん。昨日、二人ともすごく緊張していたから」
そんなに分かりやすかったのか。
リリスと顔を見合わせる。
そして二人で少し笑った。
一時間目は礼法だった。
ベイル先生は教室に入るなり、俺とリリスを一瞬だけ見た。
何か知っている。
絶対に知っている。
「本日は、感謝の受け取り方について学びます」
また刺さる授業。
もう偶然ではない気がする。
ベイル先生は淡々と続ける。
「誰かに感謝された時、過度に謙遜しすぎると、相手の気持ちを押し返すことになります。感謝は、受け取ることも礼の一部です」
俺はノートに書いた。
感謝を受け取る。
昨日、ガロウ公爵から『娘をありがとう』と書かれた。
あれに俺はどう返せばいいのか、少し分からなかった。
重すぎる気もした。
でも、あれは父親としての感謝だったのだろう。
受け取ることも礼。
なるほど。
授業では、二人一組で感謝を伝え、受け取る練習をした。
俺の相手はユリウス。
リリスの相手はエレナ嬢。
ユリウスがにやにやしている。
「では、アルフレッド」
「はい」
「昨日、面白……いや、貴重な話を聞かせてくれてありがとう」
「今、面白いと言いかけましたね」
「感謝だよ」
「受け取りづらい」
「練習だから」
俺は一拍置いた。
「……そう言ってもらえると嬉しいです」
「いいね。少し硬いけど」
「これ以上柔らかくすると照れます」
次に俺が言う番。
「ユリウス」
「はい」
「昨日も今日も、軽く声をかけてくれて助かりました。緊張が少し和らぎました」
ユリウスが少し目を丸くした。
「……これは照れるね」
「受け取ってください」
「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ」
ユリウスが本当に少し照れていた。
珍しい。
一方、リリスとエレナ嬢。
「アマリリス様」
「はい」
「昨日のこと、お話ししてくださってありがとうございます。大切なお話を聞かせていただけて嬉しかったです」
リリスの目が潤む。
「泣きそうです……小声版です」
「受け取りの練習ですわ」
「はい」
「では」
「ありがとうございます。エレナ様に聞いていただけて、私も嬉しいです」
言えた。
涙は一粒だけ。
エレナ嬢がハンカチを差し出し、リリスは受け取った。
ベイル先生が頷いた。
「よろしい。感情が動いても、言葉で受け取れています」
リリスは嬉しそうに笑った。
その笑顔を見ると、俺まで嬉しくなる。
二時間目は歴史だった。
今日の内容は、公爵家と伯爵家の関係性について。
これも刺さる。
教師が言う。
「公爵家と伯爵家では家格に差があります。しかし、歴史上、伯爵家が公爵家を支え、あるいは公爵家が伯爵家の誠実さを評価し、強い結びつきを築いた例もあります」
クラスの何人かがこちらを見た。
見るな。
いや、見るよな。
俺はなるべく平静を保つ。
リリスは前で姿勢を正している。
誇らしそうにも見える。
授業後、リリスが言った。
「アル」
「はい」
「家格が違っても、誠実さが大切なのですね」
「そうですね」
「お母様も、そう仰っていました」
「はい」
「私は、アルが誠実な方だと思います」
「ありがとうございます」
「……受け取ってください」
「はい。そう言ってもらえて嬉しいです」
リリスの目が潤む。
「自分で言ったのに」
「泣きそうです」
「小声版?」
「はい」
俺はハンカチを差し出した。
彼女は静かに受け取った。
昼休み。
食堂はいつもより少し賑やかだった。
そして、少し離れた席にオスカー・ベルクがいた。
王子周辺の生徒たちも何人かいる。
こちらを見ている。
昨日、セレスティア夫人が俺を認めたという話が、彼らにも伝わっているのだろう。
リリスも気づいた。
だが、昨日までほど怯えてはいない。
彼女は俺の隣、少し近い距離に立ってから席へ向かった。
席につくと、ユリウスが低い声で言った。
「見ているね」
「はい」
「セレスティア様が認めたなら、向こうも迂闊には動けない」
「そうなのですか?」
「フルーラ公爵夫人の評価は重いよ」
「やはり」
エレナ嬢も小さく頷く。
「社交界でセレスティア様に認められたということは、フルーラ家の内側に入ることを許されたに近い意味があります」
「重い」
「ええ」
リリスが俺を見る。
「アルは、私の家族に認められました」
「まだ全員では」
「お父様も、お兄様も、お母様も」
「そう言われると」
「はい」
「……重いですね」
「重いですか?」
「良い意味で」
「よかったです」
リリスは嬉しそうに笑った。
その笑顔は、昨日より少し自信がある。
それが嬉しい。
昼食中、オスカーが一度こちらへ来るかと思ったが、来なかった。
視線だけ。
以前のように直接言葉を投げてくることはない。
セレスティア夫人の影響。
それを実感した。
だが、油断はできない。
午後の魔法基礎では、また魔力の安定練習だった。
今日はリリスとペアにはならなかったが、授業中に一瞬目が合っただけで、彼女の光が少しだけ強くなった。
しかしすぐ戻る。
成長している。
授業後、教師がリリスを褒めた。
「アマリリスさん、安定が早くなりましたね」
「ありがとうございます」
「感情の揺れを否定せず、戻す。良い傾向です」
「はい」
リリスは嬉しそうに頷いた。
小声版は発動しなかった。
これも成長だ。
放課後、廊下でレオナルド先輩が待っていた。
もはや恒例。
「リリス」
「お兄様」
「アルフレッド」
「はい」
「今日はどうだった?」
「平和でした」
「オスカー・ベルクは?」
「食堂で視線だけ」
「そうか」
レオナルド先輩は頷く。
「母上の件が伝わったのだろう」
「やはり」
「しばらく向こうは慎重になる」
「では安心ですか?」
「完全には」
「ですよね」
「だが、君は昨日より立場が強くなった」
「俺が?」
「ああ。母上が認めたからな」
レオナルド先輩の言葉は重い。
母の評価が、これほど大きいのか。
「アルフレッド」
「はい」
「浮かれるな」
「浮かれてはいません」
「ならいい」
「ただ、少し安心しました」
「それはいい」
リリスが嬉しそうに言う。
「お兄様、アルは昨日、とても立派でした」
「分かっている」
「お母様も褒めてくださいました」
「聞いている」
「私も、アルが婚約者で幸せです」
「リリス」
レオナルド先輩が一瞬固まった。
兄の前で直球。
強い。
「……そうか」
「はい」
「兄としては少し複雑だが」
「お兄様?」
「嬉しいことだ」
レオナルド先輩の目元が少し柔らかい。
もしかして泣きそうか?
「レオナルド様」
「何だ」
「小声版ですか?」
「違う」
「本当ですか?」
「違う」
少しだけ目を逸らした。
怪しい。
リリスが心配そうに兄を見た。
「お兄様、泣きたい時は」
「泣かない」
「でも」
「泣かない」
兄の意地。
俺はそれ以上何も言わないことにした。
正門へ向かう途中、リリスはまた少し近かった。
「リリス」
「はい」
「今日も少し近いです」
「母公認なので」
「だから、それを距離の理由にしないでください」
「でも、お母様が」
「学園です」
「はい」
リリスは一歩下がる。
でも、すぐに笑った。
「アルがいつも通りで嬉しいです」
「俺も、リリスが嬉しそうで嬉しいです」
「……っ」
「しまった」
「小声版です」
「はい」
俺はハンカチを出した。
リリスは受け取り、目元を押さえる。
「今日は、たくさん嬉しい日でした」
「はい」
「昨日の続きみたいです」
「そうですね」
「お母様に認めていただいて、アルが隣にいて、皆さまも優しくて」
「はい」
「私、学園が好きになってきました」
その言葉は、静かに胸に響いた。
最初、リリスは学園を少し怖がっていた。
視線。
王子のこと。
家格。
距離感。
涙。
でも、今は好きになってきたと言える。
それは大きな変化だ。
「よかったです」
「はい」
「俺も、学園が少し楽しくなってきました」
「アルも?」
「はい。リリスがいるので」
リリスの目から涙が落ちた。
「アル」
「小声版ではありませんね」
「はい」
「嬉しい涙ですね」
「はい」
俺はハンカチを渡した。
彼女は笑いながら涙を拭く。
「今日の宝物名は?」
「学園が好きになった日の宝物です」
「それは良い名前ですね」
「はい。大切です」
馬車に乗る前、リリスは俺を見た。
「また明日、アル」
「また明日、リリス」
馬車が遠ざかる。
俺はその後ろ姿を見送った。
昨日、セレスティア夫人に会ったことで、何かが一つ進んだ。
リリスの不安が少し軽くなり、俺も少しだけ胸を張れるようになった。
もちろん、王子周辺のことは残っている。
オスカーも、まだ見ている。
でも、今は少しだけ、この穏やかな余韻を大切にしたかった。
その夜。
屋敷に帰ると、父上が待っていた。
「今日はどうだった?」
「母公認で、リリスの距離が少し近くなりました」
「ははははは!」
「笑い事ではありません」
「いや、想定内だ」
「想定内なんですか」
「リリス嬢ならそうなる」
「否定できません」
母上が微笑む。
「でも、安心できたのでしょうね」
「はい」
「よかったわ」
その後、フルーラ家から書状が届いた。
一通目、ガロウ公爵。
『リリスが「学園が好きになってきました」と言った。泣いた。私が。セレスティアも少し嬉しそうだった。アルフレッド殿、娘をありがとう。だが近づきすぎには注意しろ。説明しろ。 ガロウ』
二通目、レオナルド先輩。
『リリスが学園を好きになってきたと言った。これは大きい。君の影響もあるだろう。礼を言う。だが母公認を理由に距離が近くなっているなら注意せよ。 レオナルド』
三通目、セレスティア夫人。
『アルフレッド様。リリスが今日はとても明るい顔で帰ってまいりました。学園が好きになってきたと聞き、母として嬉しく思います。あなたのおかげもあるのでしょう。ありがとうございます。なお、母公認という言葉で距離を詰めすぎるようでしたら、ほどほどに止めてあげてくださいませ。 セレスティア』
俺は三通を読み、静かに天井を見上げた。
全員、同じことを言っている。
母公認で距離が近いの、バレている。
父上は腹を抱えて笑った。
リーマスは「ご家族の認識が一致しておりますね」と頷いた。
ライズは親指を立てた。
俺は深く息を吸い、今日も心の底から叫んだ。
公爵令嬢様!!
母公認だからって!!
距離感まで公認されたわけじゃありません!!




