表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/106

48 *R15

 六番は精神力がかなり強く、折るには時間が掛かりそうだったので、見せしめに壊す事にした。


 五人には無表情で暴行を加えるよう命じた。

 仲間からの攻撃はかなり堪えたようで、六番はそろそろ壊れそうだ。


 六番は今や死んでもおかしくない位、身体はボロボロで衰弱しきっている。薬と魔法で死なないようにして、定期的に意識を呼び戻しているが、もう頭は正常に働かないだろう。


「おい、戻ってこい」


 医療魔法を掛けながら髪を引っ張って、朦朧としている状態から意識を取り戻させる。


「ん……はっ!」


 意識を取り戻して僕を見た瞬間、息を詰まらせ全身が震え出し、呼吸をする事も忘れている。


「従う気になった?」


「従います! 従います! 従います!」


 壊れた機械のように繰り返し叫び続ける。


「分かった分かった。じゃあこれで最後ね」


 そう言って六番に猿轡を噛ませ、拘束具ごと逆さにして頭と足の上下を入れ替える。

 血だらけの服を剥ぎ取れば、股間が顕になる。


「……?」


「子宮が使い物にならなくなるかもしれないけど、僕の手駒になるなら必要無いよね」


 何をされるのか分からず困惑した目を向けて来る六番に、これ見よがしにと木を伐採する時に使う鋸を手に持つ。


 ようやく鋸の出番だ。


「フグッ! ブグー!」


 何をされるのか悟ったのか、猿轡越しに必死に喚く。

 今までは魔法で短剣の切れ味を良くしていたので、身体を一気に切り落とせたが、今回は違う。


 素の鋸で、股間から少しずつ真っ二つに挽いてやろう。



 刃を股間に当てて、そのまま前後に動かして股の肉を挽いていく。

 ミチミチと少しずつ肉を引き裂いていく音が聞こえる。


 鋸を引いて、押して、引いて、押して、リズム良く繰り返せば、鈍い断裂音と共に少しずつ鋸が身体の奥へと入り込んで行く。


 六番は今までで一番の声量で絶叫し、股間から溢れた血が鼻に入ったのか苦しそうに咽る。


 身体の中身がよく見えるようになり、鋸が子宮辺りまで差し掛かった。

 流石にこれ以上やると治しきれなくて殺してしまうので、ここら辺で止めとこうか。


 六番は余りの痛さに気を失ったようだ。



 ここまで身体を乱雑に裂いてしまうと、僕達でも完全に治すのは不可能だが、最低限ならば何とかなる。

 二度と子は産めないし排泄も大変かもしれないが、中々心が折れなかった六番が悪いという事で諦めてもらおう。


 リンとツバキと共に、医療魔法や手術で出来る限りの治療をする。

 今回の拷問はそういう治療の練習も兼ねていたしね。


 傷痕は残っているが、服を着れば見えない。

 挽く所を股間にしたのはその為だ。


 よしよし、白銀の乙女はこれで大丈夫かな?




「じゃあ契約を結ぼうか」


「お願いします! お願いします! お願いします!」


「もう子供産めない身体にしちゃったけど、許してくれる?」


「許します! いや、全然大丈夫です! 嬉しいです!」


 契約を結び解放してやると、涙を流しながら即座に土下座する。

 地面が汚れているのにも関わらず頭を擦り付けて、二度と逆らいませんご主人様、と叫び続ける。


「じゃあ地面の汚れを舌で舐めとってみて? 命令じゃなくて君の意思でね」


「分かりました!」


 六番が躊躇無く、血や尿で塗れた汚い地面を舐め始める。

 かつて見せていた強い意志を感じさせる瞳は、恐怖で濁りきっている。



 後ろでその一部始終を見ていた……見せつけられた五人に振り返って見れば、小さく悲鳴を上げてガタガタと震え出す。顔も真っ青だ。


「君達は、僕の事を恨んだりしてないかなぁ?」


 面白半分に邪悪な笑みを浮かべて問いかけて見れば、全員が即座に土下座する。

 その頭を踏んでみても、一切の抵抗をしない。


「君達も、変な事をしたらこうなるからね」


 ビクッと身体が反応する。


 うんうん、ちゃんと恐怖が刻まれたようだ。

 これなら変に反逆心を抱く事も無いだろう。


 リンを見れば、満足気に頷いている。



――――――――――――――――――――



「ここまで高度な医療魔法を拷問に使うとはなぁ、面白い発想をするじゃないか」


「そんなに珍しいものか?」


「そもそもこれ程の医療魔法の修得は難しいからな。私達が例外なだけで、本来は命を救おうと必死になれる馬鹿真面目な人しか修得しないぞ。医療学部もそうだったんじゃないか?」


「確かに……」


「それと鋸の奴は流石の私でも引いたぞ、狂ってるな」


「狂ってるのは今更な話でしょ」


 確かに、平民だと学校か図書館に通わない限り、高度な医療魔法は修得出来ない。

 学校の医療学部の生徒も、生物学部に入ってなかったからか、理解が中途半端で僕よりも腕は劣っていた。


 自分の医療魔法は、世間で見てもかなり高度な域に到達しているのかもしれない。

 幼少期から使えていたのと、学校に居たせいで感覚がズレていたかもな。修正しておこう。


 迂闊に人前で使ったらとんでもない事になる。



 今回の拷問では最終的に一人は壊れちゃったが、時間が限られていたので仕方ない。見せしめにする事で有効活用したし、医療魔法の練度も高められたので上出来だろう。


 それと生物学部で色々学んだお陰で、死ぬ死なないを見極められるのが良い。ギリギリまで追い込める。


 白銀の乙女にはエルナを加入させて、エルナに監視させつつ、普段通り活動して貰うことにしよう。

 エルナの相方は不慮の事故で亡くなったからね。


 うん、順調だ。


 残るは魔物の核についてだな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ