貴族らしさ
エノールに王国からの手紙が届いたのは、各地で診療所の建設が始まりポツポツと完成して開業するところも増え始めたある日だった。
避妊関連についてはあらかた大丈夫だろうと報告を見ながら安堵のため息をつき、残された売春の問題である風紀の乱れについて頭を悩ませていた。
この三年でエノールは屋敷の主人として相応しくなり、三度の誕生日を迎えて十歳になっていた。それなりに背が伸びて、もうそろそろ生理が……という年頃である。執務室にいるのが似合うエノールに王立学園への入学の命が来たとバルターは知らせた。
「もうそんな時期なのね……」
診療所のモデルケースとなった町をたびたび訪れ、時には商会の元に出向き、アイシャと避妊器具の開発をしては商人達と手紙でやり取りする。その後も診療所の拡大から〜と、やることは多く、時間を忘れるのも無理はなかった。
無理をしすぎて誕生日の日に疲れから泣いてしまうほどだった。
「アイジス様からも手紙をいただきました。エノール様の入学手続きを済ませるようにと」
「分かったわ、書類は置いといてちょうだい」
「……」
この三年で怠け者エノールは働き者エノールになってしまった。
執務室の椅子に座り書類に向かうその背中は随分と似合っていて──だけれどまだほんの十歳なのである。
彼女の背中の小ささがそれを如実に物語っていた。
バルターは心配してしまう。孫のようなこの子が成長はしたけれど──してしまったけれど、また誕生日で泣いてしまったように抱えてはいないか。疲れてはいないか。バルターはベラルクの金貸しに言われたことを思い出していた。
『手遅れになってからじゃ遅いんだぞ!』
「……」
エノールは入学手続きを済ませていた。
この三年で随分と彼女は変わった。背は伸びて、髪も伸びて、何より性格が変わった。
変わってないのかもしれないが、それでも行動は変わったのだ。自分で手続きに必要な書類を済ませていた。
バルターが用意した制服を着る。立ち鏡の前でくるりと回ってみて、やはり自分は可愛いと満足げに頷いた。美少女がそこにいる。
腰まで伸びた土色のロングヘアは流れるように艶を帯びていて、小さな顔はそれなりに端正に整っている。
黒を基調とした軍服のような制服は、内に白のブラウスを隠し、貞淑さの中に清廉さを内包している。ロングスカートなのでパニエのようなスカートを膨らませるのは履かず、そういった器具もあるのだが佐藤健の記憶を引き継いだエノールはそれが男的に微妙であることも知っていたので、動きにくいこともあって装着しないことにした。ストンと落ちたスカートは尻が小さいと侮蔑の対象になるらしいが、ちょっとエノールには無い価値観である。
入学生であるエノールたちが着ている分にはまだ馬子に衣装だろうが、成長して十五歳ともなればよく似合うのだろう。職人の意匠は凝っていて、明らかに上等なものだとわかる。これは一体金貨何枚分なのか……
「エノール様もそろそろお化粧をしてみますか? 学園ではされているご息女もいらっしゃるかもしれません」
最近口をきくことが増えたアイシャが、エノールに向かって提案した。しかし、エノールはイタズラっぽく笑っていうのだ。その顔はとても可愛らしい。
「私にそんなのいる? まだ十歳よ? 化粧でシミやシワを誤魔化す年でもないと思うけれど」
「……化粧は自身を隠すだけでなく、着飾るものでもあります。そんなことでは淑女として成長できませんよ」
「はーい」
毎日化粧をしているアイシャにしてみれば、潤沢に化粧道具が揃っているのにそれらを『婆さんがするもの』みたいな言い方をするエノールに少々腹が立った。言い方がキツくなる。
しかし、そんな中執事長は口を真一文字に縛って、それから堅い調子で口を開くのだ。
「エノール様」
「どうしたの、バルター」
「……エノール様、よくお聞きください」
「……」
エノールは佇まいを直した。
「エノール様は礼儀や字など、領主として必要なことをよく学ばれました。嫌いであろうマナー講師の授業にも耐え、熱心にご質問なさっていました」
「余計なお世話よ……」
エノールはこの後に及んで『嫌いであろう』と水をさされたことに文句を言う。拗ねた調子で口を尖らせた。
しかし、執事長は真剣である。真剣にこの令嬢のことを危ぶみ、心配し、だからこそ助言するのだ。
「──しかし、女性として、淑女として必要なことは何一つ学んでいません」
「そう? 領主として必要なことは淑女としても大事じゃない? 字と礼節、もはや十分だと思うけれど」
「いえ、よくありません。領主と淑女は似て非なるものです。いえ、全く違うでしょう」
(そりゃあそうだ)
「たとえば貴族の女性なら刺繍や詩、菜園や音楽などを嗜まれます。しかし、エノール様はそのどれも精通しておられません」
「……」
「それはたとえ十歳から十五歳の子弟が通う学園であってもマイナスに働くでしょう。親が何をしてくれて、どう言う趣味を持っていて、どういった経験をしているか。学園の女子学生はそういった共通点からお友達をつくられます」
「……そうでしょうね」
「まずはお友達をお作りなさい。それから、学園に通う間は学園でしか学べないことを学ぶのです。屋敷に帰ればいくらでも領主としての経験は積めましょう」
「それも分かっているわ」
「いいえ、エノール様は分かっていません」
「何を──」
エノールは反論しようとして、バルターの真剣な瞳を見て口を噤んだ。
黙って彼の言うことを待つ。
バルターはエノールの肩に手を乗せて言うのだ。
「エノール様、ご婚約者をお探しになってください」
「……無理よ」
「無理にとは言いません。しかし、エノール様は単なる伯爵令嬢ではなくその嫡子。当主候補なのです。縁談の場で嫁入りに入れないのがどれだけのディスアドバンテージになるか、今のエノール様なら分かりますね」
「……ええ、分かるわ」
「幼いエノール様にこんなことを言うのは残酷かもしれません。それでも、この執事めは心を鬼にして言います。エノール様、若いうちから結婚相手を探してください。頼れる殿方を、あなたを支えてくれる男性を探すのです」
「バルター、貴方……」
「申し訳ありません、エノール様。このバルターでは、力不足のようです。エノール様が、お忙しく、大変な時に、私は、私は……」
長年自分を支えてくれた執事が、祖父とも言えるような人が目の前で顔を歪め、初めて涙を見せるのだ。詰まった言葉に、バルターは膝をつき、くっくと泣いた。
エノールは涙を堪えながら、できるだけ平然とした声色で励ます。壮年の男の首に手を回して、彼に抱きついた。
「ありがとう、バルター。当主代理として、長年この屋敷に仕えてくれたことに感謝するわ。これからも私のために働いてちょうだい」
「勿体無い、お言葉……ッ」
噛み殺すようにバルターは返事した。
アイシャも泣いている。エノールも泣いている。バルターも当然泣いている。
この三人の主人と従者たちは、一丸となって泣くのだ。まるで大きなダンゴムシのように。
「なんだかお別れみたいな感じだったけど、バルターも一緒についてくるのよね?」
「当然でございます! このバルター、エノール様のそば以外にいるべきところなどございません!」
「……」
バルターが意外と早く立ち直ったことに、涙を返せとか、薄情なやつだとか心の中で愚痴を吐いた。
でも、自分にとっておじいちゃんのようなバルターが泣いているのを見るのはエノールにとっても悲しいから、元気になってくれて良かったと思う。
(仕方ない。バルターのために、婿探し頑張るかぁ……)
学園入学まで、あと三ヶ月。
出迎えの馬車が屋敷までやってきた。エノールを拾って学園まで直で向かうと言うのだから、王国の財政の程が知れる。随分と太っ腹だ。
エノールはその日も直前まで書類と向き合って、バルターに急かされて学園の制服を着たままの姿で執務をしていたことに小言を言われつつ、書類を回収して馬車に乗り込んだ。
「寂しくなります」
「まあ、今度は五年だからね」
「成長したエノール様の姿を使用人一同楽しみにしております」
留守の間、屋敷を守ってくれる女中長のマリエッタは泣いてくれた。
エノールは自分のために泣いてもらうのも悪くないと思った。
「期待してて。すこぶるいい女になって帰ってくるから」
「はい、心から期待申し上げております」
「じゃあ、行ってくるから」
「マリエッタ、留守を頼む」
「わかりました。エノール様たち宛に手紙が来た場合、こちらから送らせていただきます」
「頼んだ」
こうして、エノールは屋敷に別れを告げた。次にここに戻ってくるのは帰省を除けば五年後である。
「行ってきます」
エノールは学園での新生活を夢に見て、胸に期待をしたためるのだった。
エノールは久しぶりの馬車の旅を満喫するわけでもなく、退屈な移動時間に仕事をしていた。もうワーカーホリックのようだが、じつは佐藤健もまたその側面がある。
それで一度高校生の時に体を壊してしまった経験から、ほどほどに抑えるために自ら怠け者になるよう心がけてきたのだ。まあ、もちろんそっちの素地も十分にあって、すぐに健の性格として染み付いたのだが、結果オーライであろう。それで受験も失敗した気がするが、結果オーライなのである(無理矢理)
しかし、エノールには働かねばならない理由があり、追い立てられてしまったことから彼の記憶を引き継いでもなおまたワーカーホリックとなってしまった。誕生日の日に泣いてしまうまで頑張ってしまったのは、そういった面もある。責任感が強くて真面目なのだ。自由奔放な性格を混ぜないと彼はすぐにでも潰れてしまう。
黙々と資料の前で悩み、バルターに自分の考えを書き留めさせ、馬車の中だというのに手紙を書く。道中で郵便にそれを託したり、娯楽などを少々楽しんで一度王都へと向かった。
王都は凄まじい場所だった。まず経済圏が違う。それを街並みから感じさせられた。
「うおぉ……」
「凄いですね、エノール様」
「なんだか田舎者になった気分だわ」
「若干真実かもしれません」
アルガルド伯爵領は王都から少し離れているのである。それ故に田舎者というのは間違いでもなかった。
「貴方、言うようになったわね」
「エノール様の下で随分と自領の恥を見せつけられましたから。流石にこの街を比べようはありません」
「規模が違うわね。何万人の人間が住んでいるのかしら」
「王宮の調べだと、確か百万人ほどかと」
「100万人⁉︎」
長らく領地での感覚に浸っていたエノールは、百万人と言う規模に声を上げた。領主として内政に手を出してきた分、百万人の都市を運営するのがどれだけ大変か分かるというものである。
「王都で入学式を終えた後、全寮制の学園に直行する手筈となっております。式は明日ですね」
「王都で入学式なんて、随分なものね。もしかして、王城?」
「左様にございます」
「うっわ……」
一体、エノールたちの入学金にどれだけかかっているのだろうか。想像もしたくないエノールだった。
「『大名行列』ね……」
「なんです?」
「王宮が貴族の力を削いでいるのよ。貴族は自分の格の高さを誇示できるし、王宮は子供を多く作らなきゃいけない貴族の力を削ぐことができる……お父様が子供を作らなかったのはそこら辺も関係しているのかしらね」
「それは……」
行き交う人々はまるでお祭り騒ぎだ。こんな活気が毎日のように続いているのだから、ここで行われる経済活動の規模は一体どれだけになるのだろうか。
商業都市として発展すればするほど、町の商業は複雑化する。ロジックがスパゲッティのように絡み合い、より難解になっていくのだ。
エノールは商人と思しき面々の顔ヅラを見ていく。きっと彼らは地方に出れば腕利なのだろう。けれど、一度ここに足を踏み入れればただの商人に成り下がる。
エノールの目にはこの通りが激戦区のように見えた。
「あっ、子供よ。可愛いわね」
「……」
エノールが子供たちに手を振っている。その姿を見て──バルターは貴族らしくないと思うのだった。
エノール達は貴族御用達の集合住宅の一室をあてがわれ、御者に荷物を運んでもらう。御者でさえ王国が用意した人間はそれ相応の格好をしており、バークスとは大違いだった。
御者の荷入れを見守る二人に、呼び止める声がある。
「バルター!」
二人が振り向く。
そこには貴族の夫妻の姿があった。
「ミラルダ様!」
「バーガル、元気してた。あー私のエノール! 調子はどう? お母さんのこと、覚えてる」
「はっ、はい。覚えています……」
突然、ミラルダと呼ばれた女性はエノールに抱きつき、頬擦りするのだ。
化粧の粉が少しだけポロポロと落ちて、それでも喜色満面の笑みをエノールに向ける。
「エノール、久しいな」
「お父様……」
エノールは咄嗟に嘘をついた。
見覚えはない。もう五年も前のことで、記憶が朧げなのだ。なんとなく両親っぽい感じはするが、それも定かではない。
自分の両親を名乗る彼らは、しかしバルターに歓迎された。きっと、彼らの言う通り本当に両親なのだろう。
──その確たる証拠をエノールは感じ取れない。
「手紙でのやり取りはいくつかあったが、もう三年も前のことか。お前が家督を継ぐと言う話になって」
「そうですね……」
「何だ、堅いぞ。まだ距離感が掴めないか」
「……はい、お二人とも、最後にお会いしたのは五歳の時ですので」
その言葉に二人は少し顔を曇らせる。
分かってはいたのだ。年頃の娘を屋敷に残して自分たちで王都に行く。それがどれだけ罪深いことか。
執事長もその様子を察して、助け舟を出す。
「どうしてアイジス様達がここに?」
「エノールの入学の日を聞いてね。馬車が出発した日から計算して、今日が到着日だろうと」
「聞いてるわよ〜? お母さん、エノールがすっごく頑張ってたんだって!」
「ああ、全く子供とは思えん働きだったな。バルターに報告をもらっていたが、何度もこれは本当なのかって確認したほどだ」
「ありがとうございます」
「……」「……」
またも沈黙が落ちる。
エノールは顔をあげた。
自分の父親は、自分のような赤銅色の短髪で、ヒゲはない。背も高く体格も良い。スパッティオほどとはいかないまでもガタイが良かった。
自分の母は明るいブロンドの長髪で、少し巻き毛になったそれを背中に流している。白い帽子にピンク色のドレス、軍服のようなしっかりとした格好をしている夫と並んで対照的だ。柔和な雰囲気を醸す顔をしている。
瞳を見ると二人とも自分と同じ青草色だ。それにエノールは安堵した。
「……お久しぶりです、お父様。お母様」
「ああ、久しぶりだ」
「お話はたくさんあるけど、今日はもう疲れたでしょ? また明日に来てもいい? 一緒に王都を巡りたいの」
「いいんですか……? お仕事が……」
「大丈夫だ。そちらは私の方でしておく」
「とか言って、貴方だってそこまで仕事ないでしょう?」
「いや、母娘の水入らずの場をだとなぁ……」
「……お父様、よろしければ私はお父様ともお話をしたいです」
「エノール……」
「……分かった。明日は空けておく。明後日は仕事で出なければならないんだがな、その日はミラルダに王都を案内してもらえ」
「任せて〜? 私、こう見えて王都のことたくさん知ってるんだから!」
「……んふふ、お母様」
初めてエノールが笑ったのを見て、三人は安堵するのだった。
「バルター」
「はい、旦那様」
ミラルダとエノールが話している間に、執事長と伯爵が話をする。二人に聞こえないように小さな声で。
「エノールの様子はどうだ」
「……色々とお抱えのようです。しかし、エノール様しか対処できないのもまた事実。商人達が忠誠を誓ったのはエノール様であってアルガルド家ではありません。エノール様は餌を与えて十分儲けさせれば、その時は代替わりの時のことも考えてアルガルド家に再度忠誠を誓わせると言っておりますが、今はまだ我が家を認めさせられないからと……」
「手紙でのことは本当だったようだな。全く、私と妻の間にあんな傑物が生まれるとは、今でも信じられん」
「……アイジス様、できればアイジス様にはエノール様を遠ざけないでいただきたいのです。エノール様は星見の儀からお強くなられましたが、お二人のことで戸惑い、寂寥を抱いているのもまた事実。どれだけ功績をあげようとも──」
「分かっている、そういう意味で言ったんじゃない」
「……失礼しました」
「……それにしても、本当にどうして我が子が商人の才を開花させたのか。本などは読んでないのだろう?」
「ええ、確認したのですが、どうにもそうではないようで……」
「私も妻も、交渉ごとには向かぬというのに……あの子が立てたプランの半分もわからん。伯爵失格だな」
「そんなことはございません。実際、商人達もエノール様のお話を聞いて震えておりました」
二人の視線は母親と話しているエノールに向けられる。エノールは困惑しながらも母子の距離感を取り戻そうとしていた。
「……辛いことをさせてしまった」
「誰かがやらねばいけなかったのです。それをエノール様がやっただけのこと」
「それでもわずか七歳の子に背負わせることではなかった。我々が王都で手をこまねている間、あの子がやってくれたのなら……それを知っていれば、私は王都などに行かなかった!」
アイジスは娘が見せた痛々しい作り笑いが脳裏から離れなかった。彼とて好きで子供を見捨てるような真似をしたのではない。
「……だが、どれだけ思っても、手に余ると言うことはあるものだ」
「……愛してあげてください」
「無論だ、だが、私が扱い、導けるかはわからん。あの子がより良い道を進むためにはどうしたら……」
その言葉にバルターは思い出す。
「旦那様、お伝えすることがあります」
「なんだ」
「お手紙では万一のことがあって書けませんでしたが、ここなら……」
「……」
その言葉にアイジスは自分の耳を貸す。執事長は近づいて耳元の近くで伝えた。
「伯爵家が存亡の危機に立たされているかもしれません」
「……それは本当か」
向き直って、アイジスは努めて平然と聞く。
「はい、星見の儀式で見た内容は虚偽であると、そのようにエノール様からは。今は言えないが、お家が危ないと」
「……すぐに調べさせよう。ご苦労だった。これからもエノールのことを支えてやってほしい」
「あのっ、お嬢様はきっと何か考えがあってまだ話されていないのだと思います。ですからっ──」
「分かっている。自分より頭の良い子を疑うなんて真似はせん」
「……それでも、エノール様はアイジス様のお子です。アイジス様たちをお慕いしております」
「……分かっている」
夕暮れの中、母と戯れるエノールは煌めくような笑顔を見せていた。
「エノール様、起きてください」
「……悪いわね、今起きるわ」
「……」
以前のように諌めるような言葉で起こしても、前のように抵抗することはない。素直に起きて支度をする。それは領内での旅を終えてからずっとそうだった。
「今日は八時からアイジス様と共に王都を巡り、ティーハウスでお茶をご一緒する予定です」
「昼食はご一緒できるのかしら」
「はい、ですが夕食は……」
「いいわ。どうせ片付けなきゃいけない仕事もあるし、貴方も溜まっているでしょう?」
「……かしこまりました」
執事長は恭しく頭を垂れた。




