表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
844/2000

テンション高め女子



6章264話になります!


本日2回目の投稿です!!


それではどうぞ!!









「はぁ、はぁ...。朝から最悪な気分だ...」


クジラは、必死に酸素を取り込みながら最悪な気分だと呟く。


「ふぃ〜、すっきりしたぁ。たまには立場変えてストレス解消するのは大切だね!」


それとは反対に、リーシャはとてもスッキリとした表情でニコッと笑っている。


『ワフ〜...?』


だが、リコの方はやり過ぎたかなと思いながら、

『ごめんね?リーシャがやれって言ったから嫌々やったんだからね?私悪くないよ?本当にごめんね?』

このような事を伝えようと、必死に目で訴えていた。


「はぁ〜...、今みたいに思いっきりくすぐられるのならば、鼻炎スプレーを鼻に挿れられてプシュッとされた方がたった一瞬だし、楽かもしれない...。リーシャとリコ、復讐には復讐で返すからね?」


クジラは、まだ少しだけ苦しそうな様子だったが、なんとかニヤッと悪そうな笑みを浮かべ、復讐返ししてやると宣告する。

ちゃっかり自分の罪を無くそうとしていたリコの目線は、全く理解できていなかったみたいだ。


「ひぃっ...、襲われるぅ〜」


『ワ、ワフゥ〜!』


リーシャとリコは、お互い身を寄せ合って震え上がっている。

といっても、リーシャの方はクジラに叱られて楽しんでいるみたいだ。


「はぁ〜、とりあえずこの話はこれでおしまいにしよう。今何時だ...?」


クジラは大きくため息を吐き、これでおしまいにしようと告げた後、ポケットの中のスマートフォンを起動させる。


「うげっ、まだ6時じゃないか!なんて時間におこしてるのさ!」


そして、時刻が普段起きる時間よりも早過ぎると知り、リーシャとリコに文句を言う。


「そう言われても、私もついさっきリコに起こされたし...」


リーシャは、自分はリコに起こされたからもう起きるに相応した時間だと思っていたという事を話し、リコの方を向いた。


『ワフー!』


ぺちっ、ぺちっ


リコは、『リーシャのいびきがうるさいから起こしたんじゃない!』とでも言うように吠えながら、彼女に肉球パンチを放つ。


「痛いよ!ガルルルルルゥー!」


『ワフゥッ!?』


リーシャはリコの足を受け止め、奇声を発しながら思いっきり飛びかかって撫で回す。

流石にペット相手に攻撃はしないみたいだ。


「あはは、君達って仲良いのか悪いのかわからないね。ふぁぁ、とりあえず僕は2度寝するから。おやすみ」


クジラは、先ほどまでは一緒に自分を起こしてきたりと仲良さげに見えたが、今は罪の押し付け合いで軽い喧嘩?をし始めているリコとリーシャを見て、仲良いのか悪いのかわからないとひとり呟いて笑う。

そして大きなあくびをした後、2度寝をすると言って布団の上にゴロンと転がった。


「ダメだよ!私は眠くないもん!だからお話ししよう!」


『ワフー!』


しかし、リコとリーシャは、すぐさま喧嘩をやめて絶妙な連携を取り、クジラの上に飛び乗って眠らせなくする。


「えぇ〜、折角リーシャのくっそうるさいイビキから解放されて、よく眠れると思ったのに...」


クジラは、朝からテンションの高い女の子1人と1匹をそれぞれ見て、とても不満そうに告げるのだった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ