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具現化魔法で異世界乱舞  作者: 桃山
リーシャ編
562/2000

リーシャ編11話




リーシャ編11話になります!


それではどうぞ!!








「うわぁぁ...!!ここがアゼリア城下町かぁ!日本の秋葉原って所よりもかなり人で賑わってるね!」


『ワウ?』


「あ、ごめんね?リオはお留守番してたんだったね...?」


『ガウゥッ!』


「えへへ、後で何か美味しいもの食べさせてあげるから許して?」


『ウー...、ワウッ!』


「許してくれるの?ありがと!」


『ワウ!」


現在、ヴァーチュ達空間移動で来た組は、ようやくアゼリア城下町に到着した。リーシャは興奮した様子でリオと意思疎通をしている。


「...なぁ、お前って動物と会話できんのか?」


そんなリオとコミュニケーションをとる彼女を見て、ヴァーチュは不可思議なものを見るように驚きながら、話しかけた。


「え?動物と会話?もしも出来たらとっても素敵な能力だなぁ。私はそんな事出来ないよ?」


「はっ...?えぇっと...、リオって言ったか?今こいつと話をしてなかったか?」


ヴァーチュは、彼女が動物と会話出来ないと断言した事に対してさらに驚き、リオを指差しながらもう1度聞いた。


「んー、話してるのとは違うかなぁ?リオの表情読み取って何となくで会話してたって感じだね。リオは表情豊かな犬だから、結構会話は繋がってると思うよ?」


リーシャはリオの頭を撫でながら、ヴァーチュに先ほど自分がリオに対してやっていた事を答える。


「表情を読み取る...か。むむむ、俺には出来ねぇ...!」


ヴァーチュはリーシャのように、簡単にリオの表情で、何を考えているかを当ててみようとしたが、簡単に出来るような事では無かったらしい。


『ワウー』


『ちなみに今は、早く移動しようと言っているぞ?』


「「えっ」」


リーシャとヴァーチュはプラモの発言と新たに知った機能に衝撃を受けながら硬直していた。


『ワウ?』


『む?どうしたのだ...?』


2人が硬直したのを見て、リオ、プラモは首を傾げながら反応を伺う。


「...ぷ、プラモぉ!!??なんでそんな素敵な機能隠してたのさぁ!」


「...おいおい、お前何でもありなのかよ!?」


少しの沈黙の後、2人は驚きに支配された顔と声でプラモへ詰め寄る。


『いちいち機能を教えるのは面倒だからな。しかも、私は動物の言葉を翻訳する機能がなければリコとリオの世話を名乗り出てはいないはずだ』


プラモはたかが機能のひとつという風に割り切り、さもどうでも良さそうな感じに応えた。


「羨ましいぃぃ〜〜っ!!私にその機能をちょうだいよぉ〜!!」


「それがあれば、神話に出るようなドラゴンとだって仲良くなれるんじゃねえか?オレの場合言葉が通じねえから遭遇しても殴り合いが始まるだけなんだよなぁ」


リーシャとヴァーチュは、それぞれプラモの機能を羨ましがっている。まぁ、誰だって動物と話せるようになれるのならば、なってみたいと思うだろう。


「...って、ヴァーチュ!?神話に出るようなドラゴンとあった事あるの!?」


リーシャは、ワンテンポ遅れてヴァーチュが呟いた言葉に驚いた、


「ん?普通に何回も遭遇して殴り合っているぞ?今じゃ顔見知りの喧嘩友達だ」


「私も会って戦ってみたいなぁ...」


「わはははっ!お前ならば十分互角に戦えると思うぜ!それに、ドラゴンクラスになると、戦い=遊びと捉えるから死ぬ心配もないぜ?よければ今度合わせてやろうか?」


「本当に!?会いたい会いたい!」


ヴァーチュの誘いに、戦闘狂ことリーシャは笑顔で応じる。


「そうか、それじゃあその時は会話もできるようにプラモも連いてきてくれるよな?」


『あぁ、ドラゴンならば私も数回見た事はあるが、良い機会だ。連れて行って貰いたいと思う』


「えぇっ!?プラモもあった事あるの!?」


『まぁ、昔は普通に空を飛んでいた時があったからな』


「いいなぁ...、それじゃあ今度さ...」


リーシャはいつ頃に行くか予定を決めようとした、その時...。


「おーいリーシャ!こっちだよー!」


遠くからアネの声がして、そちらを向くと、アネを始めに、マールや会長、他の勇者達も勢ぞろいしていた。


「あ、アネ達だ!おーい!ヴァーチュ、プラモ、リオ!早く行こう!」


リーシャは話を中断し、人混みを避けながらアネ達の所へ向かっていった。








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