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具現化魔法で異世界乱舞  作者: 桃山
リーシャ編
554/2000

リーシャ編3話




リーシャ編3話になります!


本日1回目の投稿です!!


それではどうぞ!!










「さて、クジラ君はいなくなったが、話の続きといこうかね。そこの過去の遺物の魔道具くん。お主の事を教えてもらえないかのぉ?」


クジラを見送った後、会長はゴホンと咳き込んで、話しを仕切り直す。


『私の話...か。具体的に何を話せば良い?』


プラモは大雑把な質問をされ、もう少し細かく質問してくれないかと問いかけた。


「そうじゃなぁ...、何百年前に生まれ、どうしてリーシャちゃん達の元にやってきたのじゃ?それに、リーシャちゃん達の元へ来る前は何をしておったのじゃ?」


『そうだな...、まず、私は500年前に魔術師サイラーの手によって生まれ、2日前に今のマスターであるヨシノ嬢に、神殿にて拾われた。そして拾われる前は、約490年程度の長き眠りについていたのだ』


プラモは、ひとつひとつの質問を細やかに答える。


「...ふむ。魔術師サイラーか...。おぉっと、いかんいかん。ところで、現マスターのヨシノ嬢とは誰じゃ?」


会長は、少し陰のある顔をしながら『魔術師サイラー』という名を呟いた後、ハッと気を取り直し、少しでも明るい話題に切り替えようとヨシノとは誰かと尋ねた。


「あぁ、ヨシノは私とクジラと同じ家に住んでる同居人です。クジラとは同じ国出身で、小さい頃からの幼馴染らしいですよ?(サイラー...、サイラーってなんかどこかで聞いた事あるような...)」


リーシャは会長の話題転換に乗っかり、ヨシノについて説明する。その間に、彼女もサイラーという名前に聞き覚えがある気がして、悩んだ。しかし、記憶に鍵が掛けられているような不思議な感覚に陥り、思い出せないらしい。


「...ほぉ、お主達だけでも十分なほどに凄いとは思っていたが、お主達の近隣も凄い人物が多いんじゃな。確か、クジラ君が魔神の一派に攫われた時に、ヤヨイちゃんという子がいたのぅ。あの子も不思議な力を使っておったな?」


「ヤヨイは念力っていって、物を自由に浮かせる力を持ってるらしいですよ?あれはすごく便利だから、私も使えたらなぁってよく思います!」


何故か、自慢げに話すリーシャ。


「ふむふむ、念力というのか。こんな歳になってもまだまだ分からない力があるもんじゃなぁ...。リーシャちゃんの仲間達は本当に濃い人が多くて話が面白いのぅ」


会長はそれを見ながらうんうんと頷き、楽しそうに話した。まるで孫の話にのんびりと耳を傾けるおじいちゃんのようだ。


「えへへ、私も毎日クジラ達と一緒にいて毎日が楽しいですよ!」


「そうかいそうかい。そういえば、リーシャちゃんは先日の休暇を除けば、1ヶ月近く休み無しで働いておるが、それでしっかりクジラ君と交際出来ているのかの?」


会長はとても楽しそうに笑うリーシャを見て、ふと思い出したように週7休み無しで労働をしている事について聞いた。


「えっ、休み無しが普通なんじゃないんですか!?」


「そんな事はないぞぃ?...そうか、そうじゃったな。アネちゃんとマールちゃんは基本休み無しで働いているし、クジラ君もヴァーチュの代わりに毎日迷宮で働いているんだったかの?」


会長は、リーシャの周囲が普通ではない事を思い出し、ちょっとだけ悪い質問をしたなと感じて詫びを入れる。


「毎週休みって取れたんだ...。でも、クジラは毎日働いてるから私だけ休んでもなぁ...」


リーシャは自分だけ休みを取るのも嫌気を感じ、うむむと唸りながら悩む。


「流石にずっと働き続けていたらそのうち倒れてしまうじゃろう?とりあえずクジラ君と話し合って同じ曜日に休みを取るようにするといいぞい」


「んー、わかりました。ところで、アネとマールさんは週7で働いて、いつ休んでいるんですか?」


リーシャは興味本位で、普段週7で働き詰める姉妹の事を聞いた。


「あの子達はかなり特殊なんじゃよ...。超が付くほどの旅行好きでの?こないだのお主のように、1ヶ月から3ヶ月に1度、5日〜20日の休みをとって、勇者専用の移動鏡を利用してどこか遠くの地へと行ってるんじゃよ。まぁ、その為に働いているといっても過言ではない子達じゃな。最後に旅行に行ったのは2ヶ月前じゃし、そのうち10日ほどの連休を取ると思うぞい」


すると、とんでもなくクレイジーな休み方を聞く事が出来た。


「ほえぇ...、そんな休みの取り方でもいいんですね?」


「まぁ、そんな事をしようと考えるのはあの姉妹くらいじゃよ。昔は普通に週2で休みを入れてたんじゃが、初めて連休を入れて旅行へ行ってから、そうなってしまったんじゃ...。よっぽど楽しかったんじゃろうな。まぁ、それほどの信念と気持ちの拠り所がない限りは、それではやっていけないじゃろうな」


「ですよねー...。とりあえずクジラと話し合ってみます」


「それがいいぞい。じゃあ早速、今日の仕事の話に移ろうかのぅ...」


会長はそう言うと、食堂へ行こうと言って会長室を出て、リーシャ、リオ、プラモもその後をついて行った。








ちなみに、アネとマールの休みの取り方は、実際に友人の旅好きな写真家がやっている休みの取り方です。


超クレイジーで、ある意味凄いですよね、僕では3ヶ月も持つ自身がないです(笑)





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