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外見なんて関係ない




5章238話になります。


申し訳ないのですが、本日は1話のみとさせていただきます。


過労で倒れて、気がついたら「知らない天井だ」って状態でした。


なんか今日は何もしたくない気分です。


まぁ、よくあることなんで、明日には完全復活するはずなんですけどね。


それではどうぞ!









「ぎゃぁぁあああああああーーー!!!」


『2、2億が...』


2人はまさに、orzという感じの体制になり、崩れ落ちていた。


最高品質の勇者石、魔王石をそれぞれ飲むリコとリオは、どうしたんだろう?というような不思議そうな顔をしている。

特に罪意識はないようだ。


そんな時だった。


『ワ、ワフッ!?』『ワウゥゥ!?』


リコは白く煌びやかに、リオは黒く禍々しい感じに光る。リーシャの時と同様に、最高品質の物を口にした時限定の演出だろう。


「...えっ?」


『なんだと!?』


しかし、光り輝くだけではなく、子犬達は姿まで変えていく。


『...ワフゥ?』『...ワゥッ!?クゥゥン....』


光が止むと、リコは状況が掴めないようでキョロキョロとしており、リオは自分の変容した姿に驚きまし、困ったような声をあげていた。

どちらも成人犬並みの大きさになり、リコは全体的にスラリとして、白く綺麗な毛並みの美しい犬?になり、リオはガッシリとした強靭な体型で、一見凶暴そうな猛獣と勘違いするような雄々しい犬?と変容している。

姿の違いは、雄雌の個体差だと思われた。


「マジかよ...!?リコとリオが進化?したぞ!?」


クジラは、あまりの驚きに目を見開きながら、そう叫んで呆然と立ち尽くした。彼がこのような状態になるのも納得できるほどに、あまりにも衝撃的な光景である。


『...ワフ?ワフゥゥゥゥゥゥ!?ワンワンワン!!』


「ちょっ!?力強ぉ!?」


リコもようやく自身の変容に気づき、パニックになりながら自分の主人であるクジラに飛びつく。子犬の頃ならば簡単にポスッと受け止められたはずだが、この姿に変容した途端、力が半端ではないほどに上昇したようだ。

クジラは飛びつく力に耐え切れず、尻から床に着地しながらリコを抱きとめる。


「おぉ...、なんか凄い触り心地が良い...。それに、近くで見れば見るほど可愛らしい顔してるなぁ。よしよし」


クジラはリコを抱きとめると、あまりの触り心地に、つい顔を緩ませながら背中を撫でた。リコはくすぐったそうにしながら、クジラの顔をペロペロと舐める。

クジラが姿の変わった自分でも、容易く受け入れたと感じ、安心したのだろう。それを見たリオも、恐る恐るクジラに近づいてきた。


「おぉう、リオは凄くかっこよくなったね。見た目は凄いけど、リオはリオだからね?別に突き放したりはしないよ」


クジラはそんなリオに対し、おいでおいでと手招きする。


『.....わうぅ!』


「あはは!やっぱ不安で仕方なかったのか!別に姿が変わったところで気にする事なんて無いからね?」


いつも通りの緩い笑みを浮かべたクジラは、両手でそれぞれの頭を撫で、何も気にすることは無いと何度も声に出して呟いた。

その声は、自分に対しての呼びかけとも感じられた。飼い主である自分がしっかりとしていなければ、2匹は更に混乱して大パニックになってしまう気がしたからである。

2匹も体の急成長と共に、知能レベルも上がっていたのか、クジラが言葉を呟くたびに感謝をしているのか、彼の頬を舐めるという行為を続けていた。






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