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【完結】悪役イケメン王子に転生しちゃったおじさん  作者: 天城
【転生おじさま】の裏話や番外編

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ちょっと裏話【転生おじさま】⑤~⑦


初期設定の裏話なのでフーン、と軽めに楽しんで頂けたらうれしいです。







◆ちょっと裏話⑤【転生おじさま】



今日も宗一郎さんのお話。


現世でほんの一時だけ煙草を吸っていたことのある宗一郎おじさま。

もちろんコスパが悪いし身体にも悪いしこれで息抜きってよくないなと禁煙してから

スパッとやってないのですが


今世、ゼファル様となってから葉巻状の煙草を手にすることがあり

ギルバートに「えっ、吸われるんですか?どうぞどうぞ(これいいやつですよ)」とオススメされ

ぷかっと煙をふかしてみたらば


必死の形相のギルバートがすっ飛んできて


「やめましょう、やめておきましょう、これはいけません。倒れる人がでます。え、信じられない?ちょっとー!!騎士さん!!判定お願いします!!あっ、胸をうちぬかれた!このマッチョな騎士さんが足にきてる!!ほら殿下ぁ、見て!ルードさんフラフラですよ!やっぱりだめですよコレは!発禁です!」


というわけで

アンニュイ喫煙のゼファル様は色気がすごすぎてNGとなりました。


胸を撃ち抜かれたルードさんは気合いで仕事に復帰しましたが、しばらく動悸・息切れ・ゼファル様の顔が直視できない病にかかったそうです。


ラフィは大人になってから。


(※もともと宗一郎おじさまは、メリアやラフィセルに影響があるといけないので、煙草を常用するつもりはありませんでした)



◆ちょっと裏話⑥【転生おじさま】


メリアちゃんについてですが

食事もたいして与えられず育っていた彼女、おじさまに拾われるまではちょっと獣みたいな所がありまして

聖獣とシンクロ度が高いので、言葉もちょっと遅いしたどたどしいし、みたいな(聖獣には念でメリアの意識が通じる)


メリアが人になったのはひとえに宗一郎おじさまのがんばりによってです。


そして霧が晴れたようにまともな思考になってからは、元神官のママがお祈りするのを真似てお祈りするようになりました

そしたら女神様が

「あーやっとお祈りしてくれた!遅いわよ!神託ですわよ!!」とでてきたわけです。


それ以降、メリアにはズアッと『前のメリア』の記憶とか諸々のお願いとかが入り込んできます

記録として知ってるだけで、フーン、みたいなかんじです


そこからはハイパーメリアとなりましたので、治癒も浄化も聖眼も自由自在に使い放題。


変な瘴気の卵を見つけたら捕獲もしちゃいますし

神官長はクソ気に入らねえがまあ対応はしてやんよ、おじさまのお願いだからな!くらいの理性があります

※水虫の呪い(じゃない、お祈り)はマジでかけます


五歳児ですが、これからもジト目で大人びた発言をするようになるかと思います

原典の本を確認したりする能力はないですが、前のメリアがどんな風に世界を救ったかも知っているので


おじさまが「みんな五年後くらいには瘴気を浄化する旅に出てしまうんだろうなぁ……」

なんて寂しそうにしていると


(え、おじさま置いていくなんて、あり得ないけど?でも心配なら今のうちに、ちょっとずつ大地を浄化しておこうかな。数年後に爆発しない程度に……やれるやれる)


とハイパーメリアは大陸浄化計画を前倒しですすめており

……ラフィセルの出番は??

という大変なフラグをぶっ潰してしまいそうです。わら。





◆ちょっと裏話⑦【転生おじさま】


ラフィセルについてです。


原典のラフィセルも実は兄上大好き弟だったのですが、信じてもらえず断罪され叛逆罪で鉱山労働へ。

そこで彼を支えていたのは

「もう一度兄上に会いたい!!」

という強い想いでした。会って直接話したらわかって貰えるかもと思っちゃったんですね。

叛逆軍に入ってからもその気持ちはかわらず、ルードにもぽろっと漏らしていました。

ルードも憎いのはゼファル様というよりフォルヴァイン公爵率いる貴族院のやつらです。

城を燃やしたのはラフィセル達の軍ではなく、ラフィセルに恐れをなした貴族たちが「もうおわりだー!!」と火を放って自分たちは逃げたんですね。


怒り心頭のラフィセル、めちゃ馬を走らせ途中からはメリアを担いで火を防御壁魔法でガードしてもらいながら

城の中を探し回ったけど兄上はいなくて


探しても探しても、もうおそらく死体であろう、炭になっちゃってたとしても形見だけでもほしくて

ひと目、兄上の存在が感じられる物を見つけたくて泣きながら城の中を探したけど


「もう諦めなさいラフィセル。城が崩れるわ。逃げるよ」


とメリアに諭され、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら外にでました。

城は焼け落ちました。


死体が見つからなかったので、どこかへ逃げたのではという説も流れましたが

ラフィセルはなんだかもうこの世界には、兄上はいないようなきがしていて、大きな心の傷をおいながら世界を救う旅に出たのでした。



……というのを、全く覚えていない今回のラフィセル。


前世の記憶を共有した五歳のメリアは(脳天気なものね)とジト目で見ているのですが

うるさいって言いつつも彼とじゃれて遊んでいるのは、半分くらい「まっ、よかったじゃないの、兄上に会えてさぁ~」という気持ちがあるのでした


ラフィセルがすぐ泣くのは、実は兄上のことでだけで

修行がつらくても刑罰がつらくても鉱山労働がつらくても、世界を救う旅がつらくても一度も泣かなかったのに

兄上のことになると涙腺が弱い


そういうワンコな弟くんでございました。



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― 新着の感想 ―
フーン(ょぅじょSUGEEEE
まだ見たいなー!! 終わらないで欲しい(´;ω;`) ラフィセルはいつも甘えるの我慢してるようにみえるからお兄ちゃんにいっぱい甘えさせてあげてほしい。 神獣とお兄ちゃんももっとみたい。
まぁ気持ちはわからないではない…!葉巻は男も女もセクシーにするアイテムなので仕方ない!!1本数千円もするし、とにかく時間がかかるアイテムだし、火をつけてからくゆらせ、ゆっくりゆっくり吸って吐いて、煙の…
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