表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
My Best Friend〜この世界の奇跡〜  作者: 心井菜城愛
進級、最終学年
41/43

○仕事って○

○大稀side○

ふぇー、終わった終わった。あとは明日の運営確認を…………と思い一度、休憩所(兼荷物置き場)となっている教室へ戻ろうとしたら美術部員達が目に入った。


「んーー……?」


違和感があってよぉくよぉく目を凝らしてみる。

…………知っている後輩が数名、綾華、舞夏、唯子…………おかしい。その違和感とは………亜利がいない。


「…………おい、舞夏。亜利はどうした」


こっそり舞夏に問いかける。

舞夏(そいつ)はびくっと肩を震わせたがすぐに直り「わかんない」と(しょ)げた。


(なんか、嫌な予感がするな…)


俺の脳内でそんな言葉が過ぎった。

嫌な予感…………それは想像するのは嫌だ。それは、きっと気づいてる舞夏も同じだ。


『それではこれより第27回、体育祭の部を始めます…………』


そう、役員の声が聞こえ、リハの存在を思い出し俺は自分の配置場所へ走りだした。


○唯子side○

アナウンスが入ると綾は「あ、行かなきゃ……それじゃあな!」と言って本部の方へ走り出した。


「じゃあ、私達は石段で見ようか」


そう舞夏が提案した。

私は「そうだね」と返事をするとただただ広いグラウンドが一面見渡せる所へ向かった。


舞夏が口を開いたのはその道中だった。


「…………ねぇ、唯」


「なに?」


「あの、亜利と綾な……………」


黒い影と一緒に声が聞こえた。


「ん?アタシがどうかした?」


亜利だ。

舞夏はまずいと言った顔で「いや、なんでもない………」と返事をした。

亜利もそう?と不思議そうな顔をした。

…………私でも察せる気まずい空気。

校舎の方へ目を向けると后也と吉昭が歩いていたから呼んでみた。


「お…………おーい!これからリハだよー?」


「唯ちゃん?どうしたの大声出して…」


良いから良いからと言ってたら后也が「あ"、なんか知らないけど衣久先生に呼ばれてたんだ」と呟くとその先生がやってきた。


「こんにちは、もう役は終わりましたけど?何をしてたんですかねぇ?」


と怖い顔と笑顔で先生は言った。

吉昭が怒らないで開けてくださいぃと止めに入った。


そんなことをしながらかれこれ三十分経った。

実況の役員以外は帰ることになった。

……………当たり前のように私達は関係ないので愛沙と飛悟を放置して帰ることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ