表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
My Best Friend〜この世界の奇跡〜  作者: 心井菜城愛
進級、最終学年
31/43

○文芸祭にて 3○

○唯子side○

無事、愛沙も飛悟も見つかった。

御迷惑をおかけしました、とか堅苦しくならなくていいのに、とほんの少し笑が溢れた。


「さ、次の行事あるだろ。亜利、いくぞ」


「あぇー、そんな時間?やだなー」


なんの話だろうか。大稀となら当番の方か。

「それじゃ、あたしらは昼飯の場所取りしますか」と綾。「そうだな」と后也。

そう、文芸祭とかお祭りの日はいつもの場所もあまり確保出来ない。それに、昼休みもなんらかの行事があってそれなりに騒がしいのだ。


「唯子、行くぞ」


「唯………?」


「あ!ごめんごめん。今行くよ〜」


置いてかれるとこだった……。

皆と居て、こういうとこが楽しくなる。いつも不思議なメンバーが自然と集まって話す。そんな日常は嫌いではなかった。


さて、色々場所を探した結果。2組の教室には誰もいなかったので教室にした。


「なーんーでーだぁぁぁぁぁぁあ!!!!」


と、ふと亜利と大稀の叫び声が重なって聞こえた。必ず、後で私達に当たってくるだろう。


「…………しかし、最後、か。」


后也がぽつんと呟いた。

…………そうだ、この文芸祭もこれからある文化祭や体育祭、雪祭りも全てが最後なんだ……。

すこし寂しくなってくる。

何気なく過ぎ去った日々も、何気なくやってきた行事も、何気なく集まった仲間とも、居れるのは限られた時間の中だけ………。

そんな風に考えてたら、飛悟が口を挟む。


「まぁ………これからも会えなくなる訳でもないし……。暗くならなくても」


「…………生意気め。」


「は…!?」


綾がボソッと冷たく突っ込んだ。

生意気って…と飛悟は反論をするがそんな声は綾に届かない。


「ま、飛悟の言う通りだな。……とりあえず、一日楽しんだモン勝ちだ」


綾が、にかっと笑ってそういった。


「あーーやーーかーー!!みんなーー!!」


外から大稀の呼ぶ声が聞こえる。

さ、行くか。と后也。

仕方ないなぁと舞夏。


「大稀ーー!!今行くからなー!!」


綾が下に向かって叫んだ。

急ごうか…と愛沙が呟いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ