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My Best Friend〜この世界の奇跡〜  作者: 心井菜城愛
休日の過ごしよう
25/43

○近々三ヶ月○

○綾華side○

ついたのは京都。平日にも関わらず、えらく人が多い。私らの地域とは全くの別世界に感じた。


「……………」


未だに愛沙は拗ねてるのか。子供じゃないんだから。とか思う。

それから解散して、班行動に映る。



四時間近く経っただろうか。京都から離れ、また朝と同じ真島駅。

真島の地を久々に踏んだ気がする。

そういや、皆はけろっとしているが、愛沙だけはべろんべろんになっていた。……つまり、人形見たくなっていた。


「愛沙!真島だよ」


舞夏の声にはぁ、と愛沙は息をついた。

「まさか、人酔いするとはなぁ」と大稀。とほほ、と愛沙。あはは、と皆。

賑やかな笑い声が響いた。


それがあったのはもう、近々三ヶ月前だろう。と、私は思う。

今は、『三年生(さいこうがくねん)』なのだから。



「あ、愛沙ちゃんと一緒ー!」


「お、綾さんも唯も舞夏も大稀まで一緒か。」


「スルーしないで……」


そう言いながら、愛沙と吉昭が帰ってきた。


「どーだった?」と亜利。「あれ、聞いてなかったの?」と愛沙。


「亜利と飛悟は同じ。こうちゃんだけ、違うクラスよ。」


「え、ちょ、あ、亜利とは…………」


「何よ、飛ぃちゃん。」


「その呼び方辞めてくんね?」


亜利が睨み、飛悟が逃げる。それを尻目に愛沙と二階に向かう。

飛悟が「help!!help!」と何げにムカつくくらい発音の良い英語を言う。それで、また避ける。


「ラストか………。なんだかんだ、楽しくなりそうよね」


愛沙が窓から見える真っ青な空を見上げ呟いた。

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