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My Best Friend〜この世界の奇跡〜  作者: 心井菜城愛
休日の過ごしよう
23/43

○たまにはいいでしょ?○

〇愛沙side〇

結局、二人が帰ってきたのは10分もかからない頃。

甘そうなチョコレートブラウニーの乗ったクレープを飛悟から受け取る。


「愛沙ちゃん、甘党だよね」


「....うるさい。」


「しっかし、まだ12時か....」


そのくらいしか経ってないかと私は口に出さず思う。

14時とかかと思ってた…。


ブー、ブー....ジジジ....ジジジジジジ....


「はにゃっ?!」


スカートのポケットに入れていた携帯が震えだし、おかしな声が出る。

二人が不思議そうな顔でこちらを見てくるが、あくまで何もなかったように目を逸らし、携帯を見る。

綾さんからのメールだった。


『あは( ・∇・)携帯のバイブレーションは緩めて置くんだなwまぁ、してあると思っているがな?』


....なに、この子。

未来の事を予知した様にメール送って来てんじゃないわよ。とか、思った。


「愛沙?大丈夫?」


「え、えぇ。」


あー、死ぬかと思った。

....まぁ、これはこれで楽しいか。


───────────


一日というのは実に早い。

気がつけば帰る時間だった。


「今日は、ありがとう....楽しかった。」


「愛沙ちゃん....!」


「また来よーな。皆一緒にな。」


「........うん。」


疲れたけど、楽しかった。

二人に家まで送ってもらい、家に入った。電話、綾さんだった。


『愛沙、お疲れ様』


「え、あ、うん?」


『ふふ。たまにはいいでしょ?こういう息抜きも。』


「そうだね。....って、綾さん。なんで知ってるの?」


『それはね........』


どうやら私に気づかれないように観察?していたようだ。

....なんて日だろう。


綾さんの心配のしようには少し困るが。


「....ま、また明日から気を引き締め直すよ。」


『そうするといい。....お休み。』


「うん、お休み」


電話を切ると本当に私は寝ることにした。

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