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○メール○
〇亜利side〇
今日は仕事に来た(笑)
見張りというのは、まぁいいや。
「一体なんなんだ」
「さぁね」
綾の問に私はケタケタとわらって答えた。
確かなのは、変わったメンバーという事のみ。
暗い暗いお化け屋敷に高い観覧車、可愛らしいメリーゴーランド。あたりには屋台まで。愛沙の苦手要素が詰まっている。
そして、吉昭からメールが来た。
『わぁぁぁん!亜利ちゃん!助けてぇぇぇぇぇぇ!もうわかんないよォォォ』
と、馬鹿みたいなメールがやってくる。
私は一言『知るか』と冷たくメールを返し、『うわぁぁん』とまた来るから、『甘いもの、愛沙好きだよ。なにか見るなり食べるなり落ち着いたら』と返した。
ふん、私の有いつの優しささ。なんて思いながら。
彼らは沢山可愛らしい屋台が並ぶ方まで気づけば歩いていた。
どうやらメールの本人が倒れたらしいな。
あのメールも無意識に送ってきたのだろうか。
そんな風に思いながら彼らを見守ることにした。




