買い物
アルビナ武具屋ドグマ
俺達は武具屋に行く前に銀行で貯金を下ろした後、
武具屋ドグマにクエストアイテムの神木を届けに来た。
「ドグマさん。神木を手に入れてきました」
俺はドグマさんに神木を渡した。これでクエストクリアだ。
「ああ。確かに受け取ったぜ。で、どうする?
早速装備を見ていくか?」
ドグマさんがニヤリと笑い問いかけてくる。
「ええ。お金も随分貯まったので、
この機会に装備を整えようと思います。」
俺の現在の所持金は3万Gを超えている。ギリギリ回復魔法ヒールを
買える値段だ。
「いいだろう。坊主共もそろそろその武器じゃあ
心許無いだろからな。」
そう言ってドグマさんは武具の売買ウィンドウを開いてくれた。
俺はそれを見て愕然とした。
以下がその内容だ。
武具屋 ドグマの売り物
アイアンソード 2000G 攻撃力7
ただの鉄の剣 冒険者が主に使用する
フレイムソード 22000G 攻撃力12
追加で炎のダメージを与える。炎が弱点の敵に効果的
トゥハンドソード 12000G 攻撃力20
両手で扱う巨大な鉄の剣 中級者向き
アイアンアックス 2500G 攻撃力10
ただの鉄の斧 冒険者が主に使用する
欠けたトマホーク 500G 攻撃力2
手投げ斧として使うことができる。一度使うと壊れる
トマホーク 1500G 攻撃力5
手投げ斧として使うことができる いつか壊れる
グレートアックス 15000G 攻撃力30
両手で扱う巨大な鉄の斧 中級者向き
ジャベリン 2200G 攻撃力10
ジョブ竜騎士が装備できる槍
アイアンダガー 1500G 攻撃力3
武器としても使えるが、投擲武器としても使用できる
アイアンクリス 1800G 攻撃力4
波刃状の鉄の短剣 投擲には使用できない
包丁 800G 攻撃力3
料理に使う物だが武器としても十分使える
セスタス 1500G 攻撃力2
両手に装備できる。これであなたも2回攻撃
トレントの杖 2500G 攻撃力2
装備してるだけで魔法ダメージ5アップ!
ダークトレントの杖 8000G 攻撃力5 魔力3
魔力が込められており魔力が3アップする
アイアンメイス 1800G 攻撃力5
MP消費が1下がる そのまま殴りにも使える
ジャッジクロス 10000G 攻撃力0 魔力1
MP消費が2下がり魔力が1アップする
ムチ 1000G 攻撃力3
革の鞭 敏捷が1アップ
ショートボウ 1500G 攻撃力0
ただの弓 矢がないと役に立たない
ロングボウ 3000G 攻撃力0
長い弓 矢がないと役に立たない
鉄の矢×30 3000G 攻撃力5
30束になった鉄の矢 バラ売りはしていない
炎の矢×30 300000G 攻撃力10
炎を魔力を纏った矢 使いすぎると破産する
アイアンバックラー 1000G 防御力5
鉄の盾 炎の魔法攻撃に耐性を持っている
カイトシールド 3000G 防御力12
逆三角形の形をした中型の盾 騎士が好んで使用する
タワーシールド 7000G 防御力20 敏捷-5
大型の盾 主に重騎士が好んで使うが敏捷が下がる
アイアンサレット 1500G 防御力7
防御力は高いが、見た目が悪い
バンダナ 300G 防御力1
お洒落装備
スカルキャップ 800G 防御力3
軽くて安い
ルーンティアラ 3000G 防御力1 魔力1
ルーン文字が彫られたティアラ 魔力を1アップさせる
アイアンアーマー 5000G 防御力10
防御力は高い鉄の鎧 主に前衛が使用する
フル・プレート 20000G 防御力40 敏捷-10
全身鎧 非常に防御力が高いが敏捷が下がる
ブリガンダイン 4000G 防御力5
胸部を守る鎧 魔法耐性がある
ガントレット 1500G 防御力4
鉄の篭手 主に前衛が使用する
サバトン 1300G 防御力5
鉄の靴 主に前衛が使用する
聖者のローブ 1200G 防御力3 魔力1
ただの布が神水により清められたローブ 魔力が1アップ!
ベルガーのグローブ 1500G 防御2 魔力1
魔獣ベルガーの革を使った手袋 魔力が1アップ!
ベルガーのアーマー 5000G 防御力5 魔力1
魔獣ベルガーの革を使った鎧 魔力を1アップさせる
ベルガーの靴 2000G 敏捷1 魔力1
魔獣ベルガーの革を使った靴 敏捷と魔力を1アップ!
サンダル 300G 防御1
ネタ装備
うん。何が言いたいかというと、
「高いよ!なんだよこの値段!」
魔法屋でも同じ様なこと言った気がするがまあいいだろう。
しかし、いきなり種類が増えたな?あれか?初心者だった
からか?
「いい武器には相応の値段が付くものなんだよ!
それとも何か!?俺の武器にケチでも付ける気か!?」
ヤバイヤバイ!ドグマさんの怒りがマッハでヤバイ!
「いいじゃん!いいじゃん!こういう武器を待ってたんだよ!w
おっちゃん!この両手斧はどうやったら装備出来る様になるんだ?」
「あん?そいつは戦士の上級職じゃねぇと装備出来ねぇぞ?
バーサーカーやら暗黒騎士が使うような武器だ」
紫苑の御蔭で危機は去ったようだ。
だがいい情報も聞けた。バーサーカーに暗黒騎士か・・・。
剣士の上級職についても聞いてみたいが、今は聞きにくい。
今度来た時に、また聞いてみよう・・・。
「それにしても本当に高いわね・・・。これ買ったら
新しい魔法なんて買えなくなっちゃうわ」
そうなのだせっかく念願のヒールが買えるというのに
装備を買ってしまうと、またお金を稼がないといけなくなってしまう。
だが装備を買わないと、これからの戦闘で辛くなってきてしまうだろう。
「キュトは靴とクリスを買うニャ。」
キュトさんは装備を見て直ぐに決めたらしい。
まぁ新しい靴が欲しいって言ってたから当然なんだが。
「サラさんは何を買うか決めた?」
サラさんがウィンドウを睨みつけているので聞いてみた。
「とりあえず魔力が上がる装備を揃えようと思うわ。
聖者のローブにベルガー系の装備。それとティアラも欲しいわね」
さすがに魔法使いなだけあって魔力を重視しているようだ
でも、武器は買わないのかな?
そう思い武器の欄を見てみると
トレントの杖 2500G 攻撃力2
装備してるだけで魔法ダメージ5アップ!
ダークトレントの杖 8000G 攻撃力5 魔力3
魔力が込められており魔力が3アップする
アイアンメイス 1800G 攻撃力5
MP消費が1下がる そのまま殴りにも使える
ジャッジクロス 10000G 攻撃力0 魔力1
MP消費が2下がり魔力が1アップする
やはり高いな・・・。この魔法ダメージ5アップと
魔力3アップってどっちがいいんだろう?
魔力は総MPも上がるから、やはりダークトレントの杖の方が
総合的にいい物なのかな?8000Gもするしね。
「ユウ君は何を買うか決めた?」
サラさんが聞いてくるが、まだ魔法か装備かで迷っているのだ。
魔法でポーション代を節約してGを貯めて装備を買うか、
装備を買って、モンスターを狩りGを貯めて魔法を買うか・・・・。
「いや、正直決めかねてるよ・・・。回復魔法のヒールも欲しいし、
装備で攻防力もアップさせたい。どっちを優先するべきか・・・・。」
「ごめんね、盾役だとポーションの消費もあってお金沢山使っちゃうでしょ?」
サラさんが謝ってきたが、それはしょうがない事だろう。
「いや、剣士ってのはそういうジョブだって事は
最初から分かってたから、気にしないでいいよ」
盾役ってのもやってみると案外面白いものだし、
他のジョブにはない楽しさってのもあるだろう。
「そうだな。今回は装備はやめて、
当初から欲しかったヒールを買うことにするよ」
決めた!俺は魔法を買うぞ!単純に魔法使ってみたかったってのも、
理由の一つにあるんだけどね。装備を更新しようって、
言い出しておいてこれだよ。
「そっか~。私も新しい魔法欲しいし、またお金貯めないと・・・。」
俺も金策しないとな。ヒール買ったらほぼ無一文になっちまう。
「ユウ!このジャベリンっての前に言ってた竜専用装備か!?
使用ジョブが竜騎士らしいぞ!」」
等と紫苑が聞いてくる。だがそれは
「いや、確か槍系は他の種族でも動画で装備してたから、
多分違うんじゃないか?」
竜専用装備は確か、竜の魔力が宿った一部の武器やら防具だった
はずだ。ジョブとは関係ないだろう。
「なんだよ~、違うのか・・・。んじゃこっちの武器にしようかな。」
紫苑も装備を選び終えたようだ。
これで全員装備を更新できたな。俺以外は。
ブロンズソードさんお帰り。
俺達はヒールを買うために魔法屋バーバに来ていた。
皆装備を買ったため魔法を買うお金はないが
俺に付き合ってくれたのだ。
「婆さん、魔法の一覧を見せてくれ」
俺は婆さんからヒールを買うために売買ウィンドウ
を開いてもらうように頼む。
「なんじゃ?まさか魔法を買うつもりか?」
そのまさかだよ。俺は頷き直も要求する。
てか、婆さんって呼んでもちゃんと反応するようになってるな
婆さんも飽きたのかも知れない。
「いいじゃろう。どれ」
婆さんが何かを操作してウィンドウを表示させた。
「・・・・。よし!」
俺は一覧からヒールを選んで30000Gを支払い買い取った。
「これでやっとポーション地獄から開放されるぜ」
例え30Gでも積もれば大量のお金を必要としてしまうのだ。
だが、ヒールさえあれば、今まで使っていなかったMPを消費して
微量ながら回復をすることが出来る。これはデカイだろう。
「ほう。ヒールを買ったのかの。神官職を仲間にすればよいだろうに
もったいないのう。御主の人徳のなさという物なのかの?
イェーヒェッヒェッヒェ」
一々勘に触る婆さんだな。確かに神官職が仲間にいれば回復を任せることは出来る。
だが、回復職は大人気でなかなか捕まらないのだ。俺でも一緒にPTを組んだことが
あるのは2回だけである。もちろん野良でPTを組んだ相手をフレに登録はしてあるのだが、ログイン状態にある時は常にPTを組んでいるみたいで、一緒にプレイする機会が
ないのだ。そんな訳でこのゲームをプレイするプレイヤーは前衛職が
圧倒的に多く、次に魔法使い系、その次が圧倒的に少ない神官系。
つまりPTに神官系がいるっていうのは、かなり贅沢な話なのだ。
まぁここまで語っておいて、殆ど俺の言い訳なんだけどな。
「余計なお世話だっての。回復職は大人気だから捕まらないだけだ」
俺は負け惜しみを捲し立てると。
「お婆さん。新しい魔法は売ってないんですか?」
サラさんが魔法について聞いていた。そういえば広範囲の魔法が欲しいって言ってたね
「ふむ・・・。見習いには売ることは出来ないのじゃが、
見るだけならば良いぞ?」
ほう。どうやら新しい魔法とやらを見せてくれるらしい。
「ぜひ!お願いします!」
サラさんが興奮していた。後方から超火力でダメージを与えてくれる魔法は
狩りにも十分に役に立つ。それにVRゲームだからか、自分で魔法を使うっていうことが凄く楽しいんだろうな。サラさんが興奮するのも分かる気がする。
「見るだけじゃぞ?売りはせんからそのつもりでな」
そう言って婆さんがウィンドウを更新する。すると。
大魔法使い魔法屋 バーバの売り物 Lv2
ファイアブリッド 10000G
小さい火の玉を敵にぶつける
ファイアウォール 50000G
炎の壁を作り出す ※習得には魔力30以上必要
ファイアストーム 100000G
炎の渦で広範囲を燃やし尽くす ※習得には魔力70以上必要
ウォータブリッド 10000G
小さい水の玉を敵にぶつける
スプラッシュ 50000G
敵単体に水流で敵を押し流す ※習得には魔力50以上必要
ウインドスラッシュ 50000G
敵単体に風の刃で切り裂く ※習得には魔力30以上必要
ウインドストーム 100000G
辺りを風の嵐が吹き荒れる ※習得には魔力70以上必要
ライトアロー 50000G
敵単体を光の矢で敵を打ち抜く ※習得には魔力30以上必要
ダークボール 50000G
敵単体に闇属性のダメージ 追加効果でしばらく盲目状態にする
※習得には魔力70以上必要
ヒール 30000G
味方一人のHPを小回復する
ハイヒール 100000G
味方一人のHPを中回復する ※習得には魔力30以上必要
アンチドート 50000G
毒を治癒する
パライズヒール 200000G
麻痺を治癒する ※習得には魔力100必要
ファイアブリッドの魔石 1000G
ファイアブリッドが封じ込まれた魔石
ウォータブリッドの魔石 1000G
ウォータブリッドが封じ込まれた魔石
アースブリッドの魔石 1000G
アースブリッドが封じ込まれた魔石
リザレクトポーション 1000000G
あらゆる状態異常をも治癒しHPMPを全回復させる 品切れ
うん。見せるだけで売らないって言ってたけど。
これ初心者で買える人いないだろう。俺がさっき買ったヒールの上位互換である
ハイヒールが売っている。なんだよ10万って。
「これは・・・・。」
サラさんも絶句している。確かにお金もいるが必要魔力も半端な数値じゃない。
広範囲攻撃魔法であるファイアストームなんかは魔力70も必要としていて、
かなりLvを上げないと覚えることは出来ないだろう。
「イェーヒェッヒェッヒェ。分かったじゃろう?これを買いたいのなら
まずは自分を強く。そしてLvを上げることじゃ」
サラさんは項垂れていた。こればっかりはしょうがない。
地道にLvを上げていくしかないだろう。
有難う御座いました




