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知識の果実  作者: ユロ
初心者編
18/25

買い物








アルビナ武具屋ドグマ





俺達は武具屋に行く前に銀行で貯金を下ろした後、

武具屋ドグマにクエストアイテムの神木を届けに来た。



「ドグマさん。神木を手に入れてきました」



俺はドグマさんに神木を渡した。これでクエストクリアだ。



「ああ。確かに受け取ったぜ。で、どうする?

 早速装備を見ていくか?」


ドグマさんがニヤリと笑い問いかけてくる。



「ええ。お金も随分貯まったので、

 この機会に装備を整えようと思います。」



俺の現在の所持金は3万Gを超えている。ギリギリ回復魔法ヒールを

買える値段だ。



「いいだろう。坊主共もそろそろその武器じゃあ

 心許無いだろからな。」



そう言ってドグマさんは武具の売買ウィンドウを開いてくれた。




























俺はそれを見て愕然とした。


以下がその内容だ。




武具屋 ドグマの売り物




アイアンソード   2000G  攻撃力7

ただの鉄の剣 冒険者が主に使用する


フレイムソード   22000G  攻撃力12

追加で炎のダメージを与える。炎が弱点の敵に効果的


トゥハンドソード  12000G   攻撃力20

両手で扱う巨大な鉄の剣 中級者向き


アイアンアックス  2500G  攻撃力10 

ただの鉄の斧 冒険者が主に使用する


欠けたトマホーク  500G  攻撃力2

手投げ斧として使うことができる。一度使うと壊れる


トマホーク     1500G   攻撃力5

手投げ斧として使うことができる いつか壊れる


グレートアックス  15000G  攻撃力30

両手で扱う巨大な鉄の斧 中級者向き 


ジャベリン     2200G  攻撃力10

ジョブ竜騎士が装備できる槍


アイアンダガー    1500G  攻撃力3

武器としても使えるが、投擲武器としても使用できる


アイアンクリス    1800G   攻撃力4

波刃状の鉄の短剣 投擲には使用できない


包丁         800G   攻撃力3

料理に使う物だが武器としても十分使える


セスタス      1500G 攻撃力2

両手に装備できる。これであなたも2回攻撃


トレントの杖     2500G  攻撃力2

装備してるだけで魔法ダメージ5アップ!


ダークトレントの杖  8000G 攻撃力5 魔力3

魔力が込められており魔力が3アップする


アイアンメイス     1800G  攻撃力5

MP消費が1下がる そのまま殴りにも使える


ジャッジクロス    10000G 攻撃力0 魔力1

MP消費が2下がり魔力が1アップする


ムチ         1000G  攻撃力3

革の鞭 敏捷が1アップ


ショートボウ     1500G 攻撃力0

ただの弓 矢がないと役に立たない


ロングボウ      3000G 攻撃力0

長い弓 矢がないと役に立たない


鉄の矢×30      3000G 攻撃力5

30束になった鉄の矢 バラ売りはしていない


炎の矢×30     300000G 攻撃力10

炎を魔力を纏った矢 使いすぎると破産する


アイアンバックラー  1000G  防御力5

鉄の盾 炎の魔法攻撃に耐性を持っている


カイトシールド    3000G  防御力12

逆三角形の形をした中型の盾 騎士が好んで使用する


タワーシールド    7000G 防御力20 敏捷-5

大型の盾 主に重騎士が好んで使うが敏捷が下がる


アイアンサレット   1500G  防御力7

防御力は高いが、見た目が悪い


バンダナ        300G 防御力1

お洒落装備


スカルキャップ     800G   防御力3

軽くて安い


ルーンティアラ    3000G 防御力1 魔力1

ルーン文字が彫られたティアラ 魔力を1アップさせる


アイアンアーマー   5000G  防御力10 

防御力は高い鉄の鎧 主に前衛が使用する


フル・プレート   20000G 防御力40 敏捷-10

全身鎧 非常に防御力が高いが敏捷が下がる


ブリガンダイン   4000G 防御力5 

胸部を守る鎧 魔法耐性がある


ガントレット    1500G  防御力4

鉄の篭手 主に前衛が使用する


サバトン      1300G  防御力5

鉄の靴 主に前衛が使用する


聖者のローブ    1200G  防御力3 魔力1

ただの布が神水により清められたローブ 魔力が1アップ!


ベルガーのグローブ 1500G 防御2 魔力1

魔獣ベルガーの革を使った手袋 魔力が1アップ!


ベルガーのアーマー 5000G 防御力5 魔力1

魔獣ベルガーの革を使った鎧 魔力を1アップさせる


ベルガーの靴    2000G 敏捷1 魔力1

魔獣ベルガーの革を使った靴 敏捷と魔力を1アップ!


サンダル      300G 防御1

ネタ装備






うん。何が言いたいかというと、



「高いよ!なんだよこの値段!」



魔法屋でも同じ様なこと言った気がするがまあいいだろう。

しかし、いきなり種類が増えたな?あれか?初心者だった

からか?



「いい武器には相応の値段が付くものなんだよ!

 それとも何か!?俺の武器にケチでも付ける気か!?」



ヤバイヤバイ!ドグマさんの怒りがマッハでヤバイ!



「いいじゃん!いいじゃん!こういう武器を待ってたんだよ!w

 おっちゃん!この両手斧はどうやったら装備出来る様になるんだ?」


「あん?そいつは戦士の上級職じゃねぇと装備出来ねぇぞ?

 バーサーカーやら暗黒騎士が使うような武器だ」



紫苑の御蔭で危機は去ったようだ。

だがいい情報も聞けた。バーサーカーに暗黒騎士か・・・。

剣士の上級職についても聞いてみたいが、今は聞きにくい。

今度来た時に、また聞いてみよう・・・。



「それにしても本当に高いわね・・・。これ買ったら

 新しい魔法なんて買えなくなっちゃうわ」



そうなのだせっかく念願のヒールが買えるというのに

装備を買ってしまうと、またお金を稼がないといけなくなってしまう。

だが装備を買わないと、これからの戦闘で辛くなってきてしまうだろう。



「キュトは靴とクリスを買うニャ。」



キュトさんは装備を見て直ぐに決めたらしい。

まぁ新しい靴が欲しいって言ってたから当然なんだが。



「サラさんは何を買うか決めた?」



サラさんがウィンドウを睨みつけているので聞いてみた。



「とりあえず魔力が上がる装備を揃えようと思うわ。

 聖者のローブにベルガー系の装備。それとティアラも欲しいわね」



さすがに魔法使いなだけあって魔力を重視しているようだ

でも、武器は買わないのかな?


そう思い武器の欄を見てみると



トレントの杖     2500G  攻撃力2

装備してるだけで魔法ダメージ5アップ!


ダークトレントの杖  8000G 攻撃力5 魔力3

魔力が込められており魔力が3アップする


アイアンメイス     1800G  攻撃力5

MP消費が1下がる そのまま殴りにも使える


ジャッジクロス    10000G 攻撃力0 魔力1

MP消費が2下がり魔力が1アップする



やはり高いな・・・。この魔法ダメージ5アップと

魔力3アップってどっちがいいんだろう?

魔力は総MPも上がるから、やはりダークトレントの杖の方が

総合的にいい物なのかな?8000Gもするしね。



「ユウ君は何を買うか決めた?」



サラさんが聞いてくるが、まだ魔法か装備かで迷っているのだ。

魔法でポーション代を節約してGを貯めて装備を買うか、

装備を買って、モンスターを狩りGを貯めて魔法を買うか・・・・。



「いや、正直決めかねてるよ・・・。回復魔法のヒールも欲しいし、

 装備で攻防力もアップさせたい。どっちを優先するべきか・・・・。」



「ごめんね、盾役だとポーションの消費もあってお金沢山使っちゃうでしょ?」



サラさんが謝ってきたが、それはしょうがない事だろう。



「いや、剣士ってのはそういうジョブだって事は

 最初から分かってたから、気にしないでいいよ」



盾役ってのもやってみると案外面白いものだし、

他のジョブにはない楽しさってのもあるだろう。



「そうだな。今回は装備はやめて、

 当初から欲しかったヒールを買うことにするよ」



決めた!俺は魔法を買うぞ!単純に魔法使ってみたかったってのも、

理由の一つにあるんだけどね。装備を更新しようって、

言い出しておいてこれだよ。



「そっか~。私も新しい魔法欲しいし、またお金貯めないと・・・。」



俺も金策しないとな。ヒール買ったらほぼ無一文になっちまう。



「ユウ!このジャベリンっての前に言ってた竜専用装備か!?

 使用ジョブが竜騎士らしいぞ!」」



等と紫苑が聞いてくる。だがそれは



「いや、確か槍系は他の種族でも動画で装備してたから、

 多分違うんじゃないか?」



竜専用装備は確か、竜の魔力が宿った一部の武器やら防具だった

はずだ。ジョブとは関係ないだろう。



「なんだよ~、違うのか・・・。んじゃこっちの武器にしようかな。」



紫苑も装備を選び終えたようだ。

これで全員装備を更新できたな。俺以外は。

ブロンズソードさんお帰り。
























俺達はヒールを買うために魔法屋バーバに来ていた。

皆装備を買ったため魔法を買うお金はないが

俺に付き合ってくれたのだ。



「婆さん、魔法の一覧を見せてくれ」



俺は婆さんからヒールを買うために売買ウィンドウ

を開いてもらうように頼む。



「なんじゃ?まさか魔法を買うつもりか?」



そのまさかだよ。俺は頷き直も要求する。

てか、婆さんって呼んでもちゃんと反応するようになってるな

婆さんも飽きたのかも知れない。



「いいじゃろう。どれ」



婆さんが何かを操作してウィンドウを表示させた。



「・・・・。よし!」



俺は一覧からヒールを選んで30000Gを支払い買い取った。



「これでやっとポーション地獄から開放されるぜ」



例え30Gでも積もれば大量のお金を必要としてしまうのだ。

だが、ヒールさえあれば、今まで使っていなかったMPを消費して

微量ながら回復をすることが出来る。これはデカイだろう。



「ほう。ヒールを買ったのかの。神官職を仲間にすればよいだろうに

 もったいないのう。御主の人徳のなさという物なのかの?

 イェーヒェッヒェッヒェ」



一々勘に触る婆さんだな。確かに神官職が仲間にいれば回復を任せることは出来る。

だが、回復職は大人気でなかなか捕まらないのだ。俺でも一緒にPTを組んだことが

あるのは2回だけである。もちろん野良でPTを組んだ相手をフレに登録はしてあるのだが、ログイン状態にある時は常にPTを組んでいるみたいで、一緒にプレイする機会が

ないのだ。そんな訳でこのゲームをプレイするプレイヤーは前衛職が

圧倒的に多く、次に魔法使い系、その次が圧倒的に少ない神官系。

つまりPTに神官系がいるっていうのは、かなり贅沢な話なのだ。

まぁここまで語っておいて、殆ど俺の言い訳なんだけどな。



「余計なお世話だっての。回復職は大人気だから捕まらないだけだ」



俺は負け惜しみを捲し立てると。



「お婆さん。新しい魔法は売ってないんですか?」



サラさんが魔法について聞いていた。そういえば広範囲の魔法が欲しいって言ってたね


「ふむ・・・。見習いには売ることは出来ないのじゃが、

 見るだけならば良いぞ?」



ほう。どうやら新しい魔法とやらを見せてくれるらしい。



「ぜひ!お願いします!」



サラさんが興奮していた。後方から超火力でダメージを与えてくれる魔法は

狩りにも十分に役に立つ。それにVRゲームだからか、自分で魔法を使うっていうことが凄く楽しいんだろうな。サラさんが興奮するのも分かる気がする。



「見るだけじゃぞ?売りはせんからそのつもりでな」



そう言って婆さんがウィンドウを更新する。すると。











大魔法使い魔法屋 バーバの売り物 Lv2



ファイアブリッド     10000G

小さい火の玉を敵にぶつける


ファイアウォール     50000G

炎の壁を作り出す           ※習得には魔力30以上必要


ファイアストーム     100000G

炎の渦で広範囲を燃やし尽くす     ※習得には魔力70以上必要


ウォータブリッド     10000G

小さい水の玉を敵にぶつける


スプラッシュ       50000G

敵単体に水流で敵を押し流す      ※習得には魔力50以上必要


ウインドスラッシュ    50000G

敵単体に風の刃で切り裂く       ※習得には魔力30以上必要


ウインドストーム     100000G

辺りを風の嵐が吹き荒れる       ※習得には魔力70以上必要


ライトアロー       50000G

敵単体を光の矢で敵を打ち抜く     ※習得には魔力30以上必要


ダークボール       50000G

敵単体に闇属性のダメージ 追加効果でしばらく盲目状態にする

※習得には魔力70以上必要


ヒール         30000G

味方一人のHP(ヒットポイント)を小回復する


ハイヒール        100000G

味方一人のHPを中回復する       ※習得には魔力30以上必要


アンチドート      50000G

毒を治癒する


パライズヒール 200000G

麻痺を治癒する            ※習得には魔力100必要   


ファイアブリッドの魔石  1000G

ファイアブリッドが封じ込まれた魔石


ウォータブリッドの魔石  1000G

ウォータブリッドが封じ込まれた魔石


アースブリッドの魔石   1000G

アースブリッドが封じ込まれた魔石

 

リザレクトポーション  1000000G

あらゆる状態異常をも治癒しHPMPを全回復させる 品切れ 






うん。見せるだけで売らないって言ってたけど。

これ初心者で買える人いないだろう。俺がさっき買ったヒールの上位互換である

ハイヒールが売っている。なんだよ10万って。



「これは・・・・。」



サラさんも絶句している。確かにお金もいるが必要魔力も半端な数値じゃない。

広範囲攻撃魔法であるファイアストームなんかは魔力70も必要としていて、

かなりLvを上げないと覚えることは出来ないだろう。



「イェーヒェッヒェッヒェ。分かったじゃろう?これを買いたいのなら

 まずは自分を強く。そしてLvを上げることじゃ」



サラさんは項垂れていた。こればっかりはしょうがない。

地道にLvを上げていくしかないだろう。







有難う御座いました

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