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5章―14
◇
あの二人はどう見ても相思相愛に見えるんだが……。
湯に漬かりながら、昼間の二人の様子を思い浮かべる。
「……」
急に結婚が決まった相手―ネル嬢―は特にティムを謀って結婚した訳でもない様子で、むしろキャロラインの行動を話た際、目を見開いていた。
俺との対話時に、緊張をひた隠しにしていた彼女が、あの動揺を隠せなかったと事からして、彼女はティムに好意があると見える。
だが、ティムは否定していた。
……何故だ?
それに、ティムも俺が彼女の手の甲にキスした時、金魚のように口をパクパクさせ、おののいていた。
ネル嬢に独占欲のようなものがあるのだろう。
「少しつついてみるかな」
手のかかる騎士が側にいると、俺も退屈しなくて良い。
つつく時間を作るために、公務に精が出るというものだ。
ミーズローの締めくくりにて5章も終わりです。
ブックマークが減り、ずっとラブコメ調ではなくごめんよ( ;∀;)と、思っていたら増えてましたね。ブックマーク。
ありがたや~m(__)m




