3章 ー13
彼女より背が高いからなのか、彼女の腰のラインがハッキリしている寝巻きのせいなのか分からないけど、ベッドに潜り込む前の彼女を捕まえる事が出来た。
後ろから抱きつくように彼女を捕獲している。
「せっかく、メリッサさんが可愛くしてくれたんでしょ?見せてよ」
彼女の手首は見た目通り、細い。
「ちょっと、ティム!」
ネルの手首を掴んで手をどかすと、綺麗な鎖骨ラインからの谷間!
前に見えてしまった時より、胸が良い感じに見える。
メリッサさん、良い仕事してる……!
「もう離して下さる?」
「うん、ごめん。ちょっとした出来心です」
今の光景は脳に仕舞っておこう。
「……ティムは殿下をお慕いしているのよね?」
「うん、勿論!」
もう憧れを通り越して尊敬してる!
殿下は二歳しか違わないのに、落ち着いた雰囲気を昔からしていている。
幼い頃は『俺も二年後にはあんな格好良くなるんだ…!』と、何年も思っていたっけ。
いつまで経っても殿下みたいにならなくて『あ、殿下みたいには一生ならない』と、気づいたの十歳くらいだったかな?
その時にただの憧れだったのが、一生敵わない尊敬できる君主へと意識が変わっていったように思う。
「でも女体にも興味がありますの……?」
え?なんて?
「一応、俺も男だし?」
俺はいったい何を聞かれてるの?




