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神様になった  作者: 小原河童
王都支部長編
653/660

ベッサム新領主・1

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!


リアクションありがとうございます。

今回からベッサム新領主と兄妹が登場します。

少々アレな表現が出てきますから、怒られるかもしれませんが、目こぼしに期待しております。

少しばかり長くなりますがお楽しみください。

談話室に入ると直ぐにバトラ-がお茶とお菓子を用意して来た。

少ないお菓子にルイネは夕食が近いと感じた。

「今日はいろんな意味で面白かったですね」と、ルイネが言いはじめると直ぐにオリビアが謝罪をしはじめた。


はじめはその場の誰もが分からなかったが、オリビアが詳しく話すから、アニタもシャーロットも呆れた。



そんな中でルイネが可愛い笑い声をあげて笑い出すから、焦ったオリビアとシャーロットが謝罪を繰り返す。

まぁまぁ、オリビアもシャーロットも謝罪は良いですから、バトラーが気を利かせてくれたお茶とお菓子を楽しみましょうと、ルイネが言い自らお茶を飲んで見せた。


「シャーロットさん、今はお茶とお菓子を楽しみましょう」と、ルネが言うのでシャーロットはお茶を飲み始めた。


それを見てアニタもオリビアもスーザンもシャーロットに倣った。

お茶で一息ついたルイネが「先ほどは申し訳なかったですね。

オリビアが謝罪を始めた時に丁度衛兵隊長のリンツさんの謝罪を思い出してつい笑ってしまいました。

律義なリンツ隊長は、ルリ様も私達もとっくに忘れている事についてアースンに謝罪するからその時を思い出しましたから。

その時は、初めて変わった私とセレスを見たリンツ隊長が変質者の様な怪しい気な雰囲気を出して喜ぶから、エレンに酷く怒られるのですよ。

アースンに醜態を見せたと謝罪してアースンにこの事は忘れて欲しいと言っておきながら、本当に忘れた頃にアースンを連れて隊長に会いに行くと、またあの時の事を謝罪するのでするから。

アニタ以外は知らないと思いますが、衛兵隊長のリンツさんはエレンの父なのですよ」と、言うルイネにアニタ以外の皆は驚いた。



「それから、オリビアとシャーロットに言いますが、私は気にしませんから謝罪は要りませんから。

健康の証拠と思いなさい」と、ルイネが言いオリビアは納得した。


ルイネから言われた事がなによりも嬉しそうだ。

「それよりも実際に間近で見るとバニーさんは面白いでしょう、私は見ていて飽きませんから」と、言うルイネに皆はバニーさんは凄い人と思った。


「まぁある意味そうかも知れませんね」と、ルイネが言い出すと皆も納得した。




夕方近くになった頃ベッサム領主の館にベンドリア代官の使者がやって来た。


青年執事から使者の件を聞くガルは、三人の神様から厳しく言われた事もあり領主になると面倒事が多いと思っていたが、これは最大の難問と思った。


と、言うのが既にベンドリア代官ジャクソン男爵は父であるエランを奪還する貴族の旗頭と館の貴族内で目される要注意人物なのだからだ。


何を目的に来るのか、本来なら門前払いで済ませるところを神様が強く推す人物なので無碍に断る事も出来ない、本当に厄介な者がやって来ると思うと憂鬱になって来た。


ケニーとステイシーから領主交代の話を打ち明けられた時に、これからは好き勝手出来ると喜び計画に載っただけで、元々ガルは領主になるつもりは無く、趣味に生き自由に勝手気ままに生きるはずが、ケニーがナルディア領主に恋心を抱いたのが元で、ガルは自分の人生設計を大いに狂わす結果に今となっては大いに不満なのだ。


今、冷静に考えるとケニーの領主に就けるという甘言に簡単に乗った事を後悔し始めた。

ガル自身も毎日の朝食に不満はあったが、彼此4年ほど前からは揃って食べる朝食の後で改めて自室で別メニューの朝食を食べていたので、馬鹿正直なステイシーやケニーと比べるとまだ我慢が出来た。

と、考えて気が付いた事は、元から自分自身に領主の器は無く今はもう領主という職に飽き始めていた事に気が付いた。


自分は多くの貴族がするような腹黒く策略を用いて人を操るような事は出来ないと思うから、そろそろ本来の領主であるケニーに譲ろうと心の何処かで思った。

と、考えていると執事が不思議そうな顔で見ている事に気が付き「それでお前は何用でジャクソン男爵が来ると思うか?」と、青年執事に聞いた。


目つきが鋭く背が低い小太りな青年執事は名をドラン・ミルサップといい、父エランが付けたガルの遊び相手がそのまま執事に就いた。

ドランのミルサップ男爵家は良くも悪くも家名を第一に考えるが強引な事は一切しない、エランの考える公明正大と対極にある男爵家の次男だ。


「そうですね、ガル様のお考えと同じと思います。

敢えて火中に飛び込む今回の行いですが、案外と真面な思考の持ち主かもしれませんね」


「それはどういう事だ」


「はい、気を悪くされては困るのですが、今ではもう建前とでも言うのか、領主が誰に代ろうと配下として領主に忠誠を尽くすと、叙爵の時に宣誓するでしょう。

あの宣誓と同じに感じますから。

もう一つは、普通にこちらの状況を知るための偵察です。

ただ本人に自覚は無い様子ですが、ジャクソン男爵の後には面倒な事に神様が付いていますからね」


「この件は兄とステイシーには伏せておきたいのだが、それで段取りを付けてくれないか。

気は進まないが神様の事を考えると会わんわけにはいかんからな」と、大きなため息と共にガルが結論を出した。


「承知しております、この件は身内のメイド達だけに知らせておきます」


「あぁ、そうしてくれ。

それと会うのは此処ではなく、私の私室で会おう。

男爵が到着すると直ぐに私室に案内を頼む」


「承知しております、お任せください」と、言いドラン・ミルサップは執務室を後にした。


それからガルは専属メイドを呼び今日の仕事は終わりにすると伝えた。

そのメイドは邸の一般メイドの中でも身長が低く童顔で、その分胸が豊かでガルの好みの体形をしているが、ベッサム家の様な大貴族のメイド採用基準からすると大きく外れている。

ガルの好みは別にして、何より性格が良く他者に対して色々と気遣いが出来るし、臨機応変によく気が付くから、見掛けだけのその他大勢とは大違いなのだ。

ベッサム家の様な大貴族からすると表に出てくるメイド達と比べると大きく見劣りするが、そこは領主ガルの好みが最優先なので舘の貴族達もはじめはガルの奇行と心配したが、特にこれといった醜聞もなく何時も間にか落ち着き平常に戻った最近だ。


夕食の時に一緒になった領軍隊長のロジャーとケニーにだけは、明日朝ジャクソン男爵がやって来るとだけ伝えた。


夕食後は趣味の時間と決めているガルは、出来れば仕事の話を食事中はしたくなかったが、隊長のロジャーが目的をしつこく聞いてきた。


考えてみると今はエランの時と大きく違い、家族と使用人全員が揃って大食堂で食事をする事はなくなった。

これが良いのか悪いのか分からないが、ステイシーだけはこの状況を喜んだのは確かだった。


「兄さんも隊長も急な事で全く分からないのだから。

私もドランもこれは状況偵察ではなく、本当に代官として領主の私に何事か相談事ではないかと今は思っている。

兄さんも隊長もしつこく聞いてくるから話したくなかったんだ。

男爵が館を出る迄ステイシーン知られないように、これだけは絶対に守って欲しい。

ロジャーはあの場にいなかったから知らないだろうが、今回の一件で神様は本気だから頼むんだ、絶対に知られない様に頼みますよ」


「あぁ、それは良く分った。

腹が減っているのに食欲が無くなるような事を思い出させるなよ。

隊長も知られないように」と、ケニーが隊長に遠慮がちに言いこの件を終わりにした。


この様に自然に集まり話をするのには、家族一緒の食事よりも良いと思いガルは考え直した。


食後は待ちに待ったガルの趣味に没頭できる時間になった。

毎日毎日この時間をまだかまだかと待つ事で、今のこの時間が何にもまして大切な時間になっている。

特に今夜は高級奴隷商会から新しく仕入れた性奴隷に初めて会うのだからと、そう思うと期待が嫌でも高まるからだ。


ガルの私室で一人待っていた奴隷少女はガルに案内されて入った趣味の室内を見て一気に緊張し青くなった。


性奴隷として買われた少女にはそれなりの覚悟はあったが、室内に置いてある初めて見る如何わしい品々を見て震えだした。


少女の変化に敏感に気が付いたガルは「まぁまぁ、今は気を楽にして先ずは服を脱いで裸になってくれないか。

私はお前に酷い事をする心算はないから安心してくれていい。

腹が減っているのなら今は我慢してもらうが、夜遅くなるが豪華な食事を用意するからな」と、優しく言い聞かせた心算だったが効果は殆ど無かった。


恐怖に震える奴隷少女は逆らえるはずもなく仕方ないので、商会で客の要求だと特別に着せられたみすぼらしい服を脱ぎ始めた。

すると「待て!」と、ガルが鋭く服を脱ぐ少女に指示した。


「おい、そのまま動くなよ!」と、言いガルは恐怖で震える少女に近寄り、少女が脱ぎ掛けた服から豊かな白い胸の一部が微かに露わになった瞬間が気に入り、ガル自ら震える少女の着ている服を少しづつずらし、豊かな胸からピンク色をした乳首がかすかに見えるように服を調整した。


それから、元の位置に戻ると直ぐに隣に立て掛けてある不思議な形をした物が覆われている茶色をした大きな布を取り何かを用意した。

そして両方の親指と人差し指を器用に使い長四角の枠を作り、その枠の中から少女を見ていた。


「お前は右手をそこのソファーに置き寄り掛かってみてくれ。

違う違う、背もたれではなく肘掛けの方だ。

そう、そうだ、良いぞ。

良くなったが手をもっと奥に置けるか?

あぁ、お前はその位置から動くなよ」


分けが分らず戸惑う少女の近くに行き、自らが少女の手を持って希望の位置に誘導し再度服の微調整をして、胸の膨らみと乳首の露出具合を慎重に何度も何度も確認し好みの位置に調整した。


「良くなった、どうだその方がお前も楽だろう」と、言い定位置に戻り次は顔は笑顔でこちらにとまた指示した。


「うん良いぞ、そのまま動くなよ」と、言い不思議な物に熱中し始めた。

静寂の中でカリカリ、サッサッサーと何か擦れるような音を聞く性奴隷の少女は初めての不思議な体験に困惑した。


そして、結構な時間が経ち我慢の限界が来て少しだけ体が動くと直ぐに主から鋭い指摘が飛んだ。

「いいか、お前も辛いのだろうが後もう少し我慢してくれ。

今夜はここ迄だから」


奴隷の少女からすると、思っていた拷問のような酷い事はまだされていないが、これはこれで結構体にくると思った。

その証拠に既にソファーに置く右手に掛かる体重で手の甲が白くなり、痺れた手と腕がプルプルと震えてきたから。

そろそろ本当に体力の限界が来ると思っていた時に、「出来たぞ!」と子供の様に大喜びする主様の声が聞こえて来た。


「これを見ろ。

どうだ、良い出来だろう。

お前の体、全てが良いからな」と、大喜びの主から見せられたのは、今の自分の姿絵だった。

少し恥ずかしいと思ったが、確かに美しいと奴隷少女は自分を描いた黒一色の絵を見て感じた。

そして何となく嬉しくなってきた。


その時「お前は服を全部脱げ」と、少女からすると思いがけない指示が来た。

今のはほんの小手調べで今から拷問のような酷い事をされると諦めて服を脱いでいる間中ガルは観察していたが、全裸になった奴隷少女の姿にガルは納得して備え付けのベルを鳴らした。


奴隷少女は何事がはじまるのかと緊張し全裸のままでソファーの陰で蹲り震えていると、主が扉の後から手渡されたのであろう部屋着を持って来た。


そして「これを着てくれ。

その後は食事の時間だ」と、言い出だすから少女は自分が置かれた状況が全く分からないが、奴隷の身に相応しくない真新しい上質の絹の部屋着を身に付けた。


「次はお前の部屋に案内するからな。

そこで食事だ」と、言い付いて来るように言われた。


部屋を出ると、何処も彼処も見た事が無いほどの豪華な無人の少し暗い通路を結構長い時間歩き出たひと際明るい部屋の豪華さに驚いた。


此処はジュエルが嘗て諜報組織の運営に使っていた専用の執務室に続く寝室で、この部屋の存在を知る者はガル以外いない。

プライベートが完全に守られる部屋だ。

奴隷少女は見た事が無い豪華なテーブルと椅子に主の指示で座って待っていると、豪華なメイド服を着た小柄な少女が見るからに美味しそうな食事を運んで来た。


「うん?これだけか。

なら遅くなったが食べてくれ。

私はお前に性奴隷として扱う事はしないが、少々厳しい状況を強いるかもしれないから、その時は我慢してくれ。

それで、期間は半年だが私が気に入ると期間が延びるかもしれない。

期間を満了するとお前の背中にある奴隷紋は責任を持って消そう。

勿論白カードも返そう。

その後は一般市民になるのだから好きに生きてくれ。

たちまちの生活費として少々の金を用意するからな。

それで一つ聞くがお前は読み書きができるのか。


たて続けに聞いてくるご主人様に奴隷少女はどう答え当たれ良いのか困った。


そうだったな、まだお前の名を聞いていなかったな」


漸く答えられる質問に「はい、私の名前は読めますし書く事が出来ますが、それ以上を望まれると出来ません。

私の名はオーリブと申します、ご主人様」


「そうか、昼の間は私の仕事があるから、その間にお前は読み書きができる様に人を付けるから、その者から良く習え。

良いな、さぼるなよ」と、ガルが言った。


「あの領主様、適当な人材が見つかるまでは、勝手ながら私が担当しましょうか」と、豪華なメイド服を着た少女メイドが言い出した。


「ふむ、ジェシカは確かに最適だが私の専属メイドだから却下だ。

良いんだ、ありがとう。

この場合は最も信頼が置けるギルに頼もう、明日の朝話を付けるから」


「分かりました」と、言い部屋を出ようとする専属メイドに「あぁちょっと待ってくれ。

お前も遅くに済まないが、オリーブを風呂に入れて体を洗ってやってくれないか。

その時に下の毛を剃ってくれ。

あとは、日中着る服も必要だろうし頼めるか」


「勿論です。

オーリブさんでしたか、短い期間ですがよろしくお願いします」と、専用メイドのジェシカが微笑んだ。


大切な趣味の時間は直ぐに終わり、特に今夜は新しい性奴隷は好みの良い体をしているのでこれからが大いに楽しみだとガルは思った。

ベッドに入ると直ぐに寝てその間は一瞬と感じるほど短く、気が付くと専属メイドのジェシカが体を揺すっていた。

チョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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